千里ニュータウンの今

暮らす街の移り変わりをカメラで捕らえる

都市計画を検証ウオーク(第2回)

2012-10-15 10:59:43 | 周辺
都市計画検証ウオークの2回目、14日、午前中のウオーク日和に誘われたか
前回より多い参加者で約50名が、千里中央を一時に出発。


 豊中市域の新千里東町、北町、西町をめぐる。

 建設が吹田市域より後だったこと、また二つの市に
またがり、町の呼び名や学校名、公園の名前の付け方にも
吹田市とは若干の相違を見ることができる。


 竹やぶから誘われるように降りて行ったところが
「東町公園」、自然を残した森と池で、遊具のようなものは無い。
独り、ひっそりと読書をしている人がいた。


 「青谷池」(アオタンイケ)のまわりで思いがけない風景に出合う。
 ダンスを練習している少女たち。

 
  万博が開催された当時は、コンパニオン等の宿舎になったという「UR新千里東町団地」
  外人用に天井が普通より高くできているとか。

 東町近隣センター


 ここでよく話に聞く「街角ひろば」に来た。



 専門家の説明を聞く。   

 
  新しい街に住みついた人びとのコミュニケーションを図るため
 集合住宅がコの字型やロの字型に配置されている。

 
 一方で、それでは西向きの住戸ができてしまって“住みづらい”
 という建築家や学者の意見もあって、全戸南向きの整列させた区域もある。

 50年を経た今日、当初の計画とは違った方向へ進んでしまった現象の一つに
 歩いて暮らせる近隣センターの盛衰や、
 歩車分離で当時の交通戦争
   
 (交通事故死、年間約一万人)を回避しようとした試みも
 急激な車社会の現実から貸し駐車場の乱立を招いているなどもある。

 記念すべき看板を見つけた。  (新千里西町)
  

 「新住宅市街地開発法」 日本初のニュータウン計画の実施に
即して作られた法律で、その後各地のニュータウンの建設の基準
になったものだそうだ。

 そういえば高野台に戸建て住宅を購入した際、「土地を購入したら、
5年以内に家を建てること(投資目的での転売を防ぐ)」、とか
「購入した土地家屋を10年以内に売らないこと、」などと規制が
あったことを思い出した。

 この古びた看板はここ一か所しか残っておらず、歴史の証人として
存在が貴重だ。

 3時間のウオーク、やっと千里中央に戻ってきた。

セルシー広場でにぎやかな音楽が聞こえるので覗いてみたら

「キッズ・ヴォーカルダンスコンテスト」をやっていた。さっき池の周りで練習していた
少女たが出演しているようだった。

 次回は20日土曜日、午後一時 北千里駅前集合。  


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2 コメント

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|・_・)ノ<おつかれさまでした~♪ (クミコ)
2012-10-15 21:19:46
昨日もお天気に恵まれて、暑くもなく寒くもなく、
歩きやすいウォーキング日和でしたね!
私にとっては初めて歩くところが多くて、
とても面白かったです♪
太田先生のお話も興味深くて、次回も先生付きの班に入れたらラッキーだなぁ~・・・
と、、、、密かに狙ってます。(;^_^A

アラウンド藤白台、覗いてみました!
ニュータウン愛を感じるブログですね
ゆっくりあちこち覗いてみたいと思います。
教えてくださって、ありがとうございます♪
返信する
Unknown (kk)
2012-10-16 09:09:40
私も次回はそうします。ちょっと趣旨に沿わない
運営の仕方でしたねぇ。
次回も楽しみにしています。
返信する

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