千里ニュータウンの今

暮らす街の移り変わりをカメラで捕らえる

IT時代の千里キャンドルロード実行委員会②

2013-09-30 16:17:32 | 公園
話は少しさかのぼるが、千里ニュータウン50年記念事業の一つとして昨年
行われたキャンドルロードは、数年前から北大阪急行桃山台駅前でクリスマスに
行われていたキャンドルナイトが母体となっている。

大阪、北摂地域で活躍する建築、デザイン関係の若い人たちで作る
MOMOプロジェクトというボランティア団体が資金を出し合って
始めたものだという。
    
    2011年12月24日   北大阪急行桃山台駅前

この技術的プロ集団の、たくさんの人に驚きと喜びを与えたいという
優しい気持ちがだんだん大きくなって、昨年は千里南公園に9万個の灯りを
灯すことになった。

11月11日にはボランティアが800人集まって点灯準備などをし、1万5千人が来場する
大きなイベントに成長した。
    

”キャンドルロード”を訪れた人は、優れたデザイン感覚で並べられた
キャンドルの大群に驚いた。

この驚きと感激が、「千里ニュータウンの名物行事として毎年やろうよ」という
動きにつながって行く。

建築関係、デザイン関係の若手プロだから、図面を引くのはお手の物、
ポスターやチラシのデザインも垢抜けのした美しいものがさっさと
出来上がる。

素案から、手直し、完成までITを駆使して仕上げていく。いちいち会議を
開いて確認する手間は要らない。

自分の仕事をしながら、そして子育てもしながらの活動だけれど、みんなの
生き生きと動く姿にはいまどきの若いもんの底力を感じる。

IT時代の千里キャンドルロード実行委員会①

2013-09-25 20:54:11 | 公園
昨年、千里ニュータウン50年記念事業でキャンドルロードを実現させたボランティア
が中心となり、今年も11月9日(土)に千里中央公園で開催しようと奮闘中だ。



実行委員は30歳40歳代の若い人が中心で、ほとんどが仕事を持っている人ばかり、
会議は土曜か日曜に限られ、その中で準備活動が大車輪で行われている。
IT時代ならではの進行ぶりをご紹介する。



実行委員同士の連絡はメーリングリストで行い、日に30通や40通は飛び交う。
混乱しないようにリーダーは大変であるが、よくさばいている。

担当者が作成した書類、地図、チラシ、ポスター、名簿等はパソコン上のDrop Boxに入れられ、
各自が自分のパソコン等で確認できる。



実行委員になりたいという人が市報すいたや広報とよなかの募集を見てどんどん増えてくる。
名簿には現在39名が登録されている。

その奮闘ぶりの一端をご紹介したい。