最終回。北千里駅を3班に分かれて出発。
北千里周辺コースである。
今日のコースはやや距離があるためか、歩くスピードが速い。
帰宅後少々お疲れでこの記事のアップが遅れたことをお詫び
します。
北千里駅から西南方向へ歩きはじめる。この辺りは
古江台で、1964(昭和39)年に入居が開始された町である。
スターハウスと呼ばれる構造の集合住宅がここにもあるが、
新しい試みはやはり住んでみると具合の悪いところもあったようで
その後普及していないそうだ。
どんぐり公園と呼ばれる広い公園がある。
建設当時はマムシが多く、逃げ出す作業員もいたほどだった。
UR青山台団地
住民の交流を目的として1階部分を吹き抜けにしたピロティ方式が
採用されているが、耐久性の点で問題があるという。
青山台の近隣センターや小学校は他の住区に比べると、ゆったりと
作られていて、緑が豊富に見えるがよそもののひが目か?
そこから見晴らしの良い「フェニックス遊園」へ向かったが
そこまでの道に築かれた長い階段には参加者一同唖然とするほど。
写真での表現は難しいが、110段の階段は金毘羅さん詣でを
髣髴とさせる。
ニュータウンで一番見晴らしの良いところという評判にたがわず
待っていたのは澄んだ秋の空気を透して広がる絶景だった。
建設中の彩都も望むことができた。
ニュータウンを取り巻く緑地帯は建設当時、緑の自然を残そうという
趣旨でつくられたが、一方で外界と遮断するという欠点もあるという
説明を聞いた。
藤白台4丁目では、ちょっと他では見かけない看板が目に付いた。
学校がたくさんある地域のお悩み。
長い道のりを経て、ニュータウンの秋の景勝地、藤白台の三色彩道
にたどりついた。
すでに一部分は紅葉し一行を迎えてくれた。
まだ見に来たことが無い人も多かったが、シーズンには
車が集中するので、早朝の見学がおすすめです。
4時ごろ、北千里駅に帰り着いた。
毎回顔を合わせる参加者も大勢いて、日本初の千里ニュータウンに
特別の興味と愛着を持つ人々の熱い気持ちが伝わってきた
ウオークだった。