梅雨は昨日明けたが猛烈に暑い。しかしまわりには元気な植物が多い。
千里南公園へ行ってみる。
まず『慈姑』、お正月のおせちに用いられるクワイである。
芽が出るという縁起物だが、葉っぱを見たことのある人は少ない
と思う。オモダカ科の多年生植物である。
食べる部分は根茎だが、これは現在市場に出ているものより小ぶりで
日本古来のものであり、吹田(千里ニュータウンのある町)が原産地
だそうだ。絶滅が危惧されているので保存会により保存されている。
ツヤツヤした緑でいかにも夏が好きそうな植物である。
そのそばでボランティアの方が早朝から花菖蒲の手入れをしていた。
この公園は多くの住民によって植木や草花が管理されている。
なぜかコアラの好物ユーカリが何本も植えられていた。
とてもでかい。ニュータウンが出来たときは小さかったのだろうが
歴史を感じさせる大きさである。
道路沿いのアベリアの植栽に雑草としてカラスウリの花が咲いていた。
その後数日して刈り取られてしまったが、夜開花して朝凋んでしまう花だ
そうだ。秋には赤い実をつける。
(7月7日撮影)