連れ連れ気

心を連れて思いのままに自分らしく

墓友

2014-07-09 | 日記

墓友なんて何だか嫌なイメージですが、偶然か必然なのか、
我が家のお墓の直ぐ側に、友人のご主人のお墓があるのがわかりました。

友人のご主人は50代で亡くなっていて、未亡人暮らしの大先輩になるのです。
ですから私の心境をよく理解してくれて、最近は良く飲みに行ったり、観劇鑑賞をしたりと二人で過ごすことが多くなりました。
この頃主人の月命日に一人で行くのが嫌だったので、友人を誘った所、直ぐ側に友人のお墓があることがわかり、
「ここまで縁があるのかよー」とお互い苦笑いしました。

そんなわけで先月も一緒に行って来ました。
お互いのお墓を一緒に掃除して、供え物をして線香を上げて手を合わせる。そしてお墓の前でお茶して、ちょっとした遠足気分ですね。

友人が我が家のお墓を掃除してくれてます。もちろん私も友人のお墓を掃除しますよ。

チャチャも連れて行くのですが、夫がここに眠っていることがわかるのか
お墓を守るようにこの位置に座るんですよ~

ちなみにお墓に刻んだ言葉を紹介します。

『風になり

星になり

宙にいだかれて眠る

きせきのであい』

この墓石のデザインを決めるまでに随分業者の方に足を運んでもらい
二転三転と変更して、私のデザインを理解してもらうまで時間がかかりました。
まして決定するのになかなかOkが出せない自分が居て、子供に相談すると「お母さんの好きにすればいい」と言われ
いまさらながらですが、背中を押してくれる人がいなくなったのだど認識される始末でした。
友人に言わせると、「一つ一つこうして自分で乗り越えていかなければならないいんだよ」とのこと、
これからも自分で判断しなければならないことがあるのだろなーと思うとまだ判断できる私でよかったかなとも思います。

そんなわけで出来上がったのが我が家のお墓です。
ちょっと風変わりですが、私にとってはお気に入りの居心地のいいお墓です。