キハダマグロ釣りに行ってきた！ 【ガチョウ】

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　ついに相撲湾（仮名）のマグロ釣りのデビューを果たした。

バブル時代を彷彿させるように、砂浜のゲレンデには釣人が押しかけている。

普通の釣り物と比較してもビッグなイメージあり、正直ビビッていた。

ビッグだった原田俊彦（仮名）の新人デビューの気持ちが分かった気がした。

乗船した船宿は神奈川県の芽ヶ崎（仮名）にある俊一丸（仮名）である。

船宿の前には、リフト券を買い求める、多数の釣人が待機していた。

また、日本でテレビの取材クルーが2名来ていた。

彼らも乗船し、キハダマグロのフィーバーぶりを取材するらしい。

どの船で取材するか心配になった。。。。

ワタクシがキハダマグロを釣り上げるシーンが、放送されてしまったら恥ずかしい。。。

しかし、そんな心配は無用であり、3隻のキハダマグロ船の内、ワタクシのいない第8一俊丸だった。

だから、原田俊彦もビックリの俊彦丸にしようかと悩んだが、そんな船宿は最初から無かった。

ワタクシ、悩み事を隠せない性格のようである。。。

正直な感想としては、特別な釣りではない。

ただ、道具がビッグなだけであり、何も釣れない時があるバクチ的要素の釣りだと思った。

目の前では、マグロやカツオがピョンピョン跳ねている。

原田俊彦とワタクシの心が、完全に踊ってしまった。

今がスーパータイムかと思うほど、海鳥もマグロに追われた海面の小魚を狙っている。

海の鳥までも、ワタクシの射幸心を煽っている。

完全に幸田シャーミンもビックリだ！

人生はバクチみたいなもんだから、魚釣りのバクチなんて大したことはない。

棺桶に入る時に、楽しい人生だったと思えば良い。

最近は火葬場も混雑しており、人間だって冷凍マグロに近い状態になるのだ！

また死ぬ時は、この海を渡るのではない。

千葉県や群馬県にある三途の川を渡るのである。

さて、肝心のキハマダグロ（仮名）の釣果であるが、さっぱり散々だった。

アタリが一切なく、ワタクシは乗船中はコマセ（撒き餌）を撒いていただけである。

通称：コマセ係。。。

暑い中、広大な畑で７時間ほど肥料を撒いたと思えば大したことは無い。

実際のワタクシは、指先でキハダグロマの唇を探して釣り針を海中に落としていた。

しかし、キハダマグロは唇を使ってくれなかったのである。

マグロさん、もっともっと素直になれ！

牛肉はダメ、豚肉もダメ、中国の鶏肉もダメなので、マグロ釣りに行った。

しかし、そんなマグロもダメだった。

一体、ワタクシは何を食べれば良いのだろう？？？

帰路、愛車のハンドルを片手で操作して、ワタクシの健康を守りたいと誓った！


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