給与表のマイナス連続改悪の影響は予想以上に大きかった!
特に介護現場に与えた衝撃はたいへんだ。。。
特養192床、ショート30床を支える介護職員は組織のエンジンである。車と同じでエンジンの調子が悪くなるとどうなるか? 誰でも分かる。
介護保険以降、数年は良かったが、それ以後は介護職員の入れ替わりが激しくなった。
現場のリーダーと、まとめ役の介護課長は職員確保や調整に翻弄される。それでも近隣の施設と比べれば、給与面でのインセンティブが働き、最悪までは至っていなかった。
勤続15年以上の介護職員も多く、最高とは言えないまでも、まずまずの状態で数年前までは機能していた。
常識外れの施設長が着任し、組織全体が激しく同様。さすがにこれはマズイと理事会も気づき、昨年クビになった。
それから1年で、またまたの愚挙!!
何回かに分けて行われた説明会の状況を耳にすると、普段は大人しい、真面目な職員ですら批判を口したらしい。
現場の情報に詳しい職員からは、ほぼ全員やる気を失っていると情報が入る。
当たり前だろう!!
結婚したばかりの職員や家を買ったばかりの職員もいる。完全に人生設計が狂ったのだから。
介護は人が命、介護職員はエンジン、エンジンに必要量のガソリンやOILを補給しないとエンストになるのだ!
もう少しで減算になる。人手不足なのに!!
一旦崩壊が始まると、崩れ切るまで誰にも止められない。。。。