おもしろケアマネ全員集合! (監修:アヒルとガチョウの2人)

主任介護支援専門員・社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の男2人が『笑い』と『気づき』の情報を共同発信いたします。

崩壊???    (アヒル)

2013年03月27日 | 雑感

 給与表のマイナス連続改悪の影響は予想以上に大きかった!

特に介護現場に与えた衝撃はたいへんだ。。。

特養192床、ショート30床を支える介護職員は組織のエンジンである。車と同じでエンジンの調子が悪くなるとどうなるか? 誰でも分かる。

介護保険以降、数年は良かったが、それ以後は介護職員の入れ替わりが激しくなった。

現場のリーダーと、まとめ役の介護課長は職員確保や調整に翻弄される。それでも近隣の施設と比べれば、給与面でのインセンティブが働き、最悪までは至っていなかった。

勤続15年以上の介護職員も多く、最高とは言えないまでも、まずまずの状態で数年前までは機能していた。

常識外れの施設長が着任し、組織全体が激しく同様。さすがにこれはマズイと理事会も気づき、昨年クビになった。

それから1年で、またまたの愚挙!!

何回かに分けて行われた説明会の状況を耳にすると、普段は大人しい、真面目な職員ですら批判を口したらしい。

現場の情報に詳しい職員からは、ほぼ全員やる気を失っていると情報が入る。

当たり前だろう!!

結婚したばかりの職員や家を買ったばかりの職員もいる。完全に人生設計が狂ったのだから。

介護は人が命、介護職員はエンジン、エンジンに必要量のガソリンやOILを補給しないとエンストになるのだ!

もう少しで減算になる。人手不足なのに!!

一旦崩壊が始まると、崩れ切るまで誰にも止められない。。。。