韓国旅行3

2008-09-07 22:24:20 | Weblog
8月31日(日)前夜は温泉に入りぐっすり眠り、6時に起床。食事はホテル内で。7時30分にホテルを出発。
まず、公山城を見学。ここは百済の地。「475年高句麗に漢城を追われた百済王朝は南下し、この公州熊津を都とした。」
日本書紀の世界ですね。ここは整備されており、発掘作業も行われていた。山城で、眼下に錦江が見える。古代の百済や大和朝廷の舞台となった地。ここからも多くの帰化人が来た訳だから、日本人にとっても関わりが多い土地だと思うと感慨深い。山口の戦国大名の大内氏が百済貴族の子孫であることから、山口市とも関係は深い。おそらく大内氏だけがきたのではなく、家臣、家来もろもろの人々も付き従ってきたはずだから、その子孫は少なくないはずだ。(想像

その後、武寧王陵へ。この王様は日本に仏教を伝えた聖明王の前の王だ。武寧王陵は墓誌や副葬品が発掘されたので、埋葬者が特定出来た事で、非常に需要なものなのだそうだ。

午後は、フヨ市へ。百済の最後の都だ。遊覧船に乗って、白馬江と落下岩を見学。百済が新羅と唐の軍隊に攻められ、滅亡したときに3000人の宮女が岩から川に身を投げたとのこと。しかしガイドさんが言うには3000人は多すぎるのではないかと。実際その岩の上に行くと3000人はおろか100人も行ったら大混雑になりそうな場所。意外と川は穏やかで、助かった人もいたのではないかと思うが。

定林寺跡、国立フヨ博物館、そして世界遺産の海印寺を見物。定林寺跡には百済時代の塔と、高麗時代の仏像が展示されており、歴史の重みを感じました。

そして慶州に向かうのだが、運転手さんが道がよくわからないらしく、道の人に聞いたりしていた。しかし、山道をとおり、高速道に乗り、テグ市を通過し、夜8時半頃慶州に到着。この距離がかなりありました。夕食は海鮮寄せ鍋。ホテルはコーロンホテルといって、街から少し離れた、ゴルフ場の近くのホテル。盛りだくさんの一日でした。







定林寺跡


写真アルバム
大内氏概略