今月2日、東京に住む叔母が天国へ旅立った。
前日は姑が救急で入院していたため、私はまだ叔母にお別れをしていなかった。
おとといのこと、いつものように姑の病院に行くため車に乗ろうとした時、「あ」と思った。
そうだ、東京へ行こう。
急いで新幹線の時間を調べる。
そして従姉のマンションに叔母の遺骨があると聞いていたので、その従姉に電話。
急だけど今から東京に向かうけどいい?と聞くと、「いいよいいよ、待ってるよー」と言う。
よし決まった。東京へー
駅まで車を走らせ、バタバタと切符を買う。
なんと危ないことに、乗ろうとした新幹線が満席になるところだった。
そうして私は東京へ行った。
着いた駅の改札口に、従姉が迎えに来てくれていた。
私を見ると嬉しそうに、両手を出してハイタッチをしてきた。
従姉は相変わらず綺麗で若く、とても60過ぎには見えない。
一人暮らしの従姉のマンションの部屋に入ると、小さな祭壇に叔母の遺骨が置かれていた。
「◯◯叔母さん、やっと拝みに来れました。遅くなってごめんなさい」
そう心で呼びかけて、しばし天国のおばに手を合わせた。
優しくて品があって、そして可愛らしい叔母だった。
あの叔母はもういない。
今までいろいろありがとうございました。
どうぞ天国で安らかに。
その後は、帰りの新幹線の時間いっぱい従姉と話をした。
写真もたくさん見せてくれた。
時々涙を溢しながら話す従姉。
このマンションで、親子二人で暮らしていた。
従姉が仕事から帰ってきても、「おかえりなさーい」と明るく迎える叔母は、もう居ない。
帰る時、「ああ今日はたかちゃんが来て楽しかった。また来てね」と笑顔で言ってくれたけど、なんだか寂しそうだった。
駅の改札口で別れて、私が階段を上がっていたら、
「もし電車に乗り遅れたら戻ってきてね」
と後ろから大きい声。
「うん」
と私は返事をして、そのまま手を振って別れた。
突然の予定変更だったけど、行ってきてよかった。
やっと叔母にも手を合わせて来れたし、従姉ともなんだかいつも以上に心が繋がった時間を持てた。
きっと叔母も私たちが話してる時間、側に居て笑って頷いてくれてたんじゃないかな。
そんな気がした。
前日は姑が救急で入院していたため、私はまだ叔母にお別れをしていなかった。
おとといのこと、いつものように姑の病院に行くため車に乗ろうとした時、「あ」と思った。
そうだ、東京へ行こう。
急いで新幹線の時間を調べる。
そして従姉のマンションに叔母の遺骨があると聞いていたので、その従姉に電話。
急だけど今から東京に向かうけどいい?と聞くと、「いいよいいよ、待ってるよー」と言う。
よし決まった。東京へー
駅まで車を走らせ、バタバタと切符を買う。
なんと危ないことに、乗ろうとした新幹線が満席になるところだった。
そうして私は東京へ行った。
着いた駅の改札口に、従姉が迎えに来てくれていた。
私を見ると嬉しそうに、両手を出してハイタッチをしてきた。
従姉は相変わらず綺麗で若く、とても60過ぎには見えない。
一人暮らしの従姉のマンションの部屋に入ると、小さな祭壇に叔母の遺骨が置かれていた。
「◯◯叔母さん、やっと拝みに来れました。遅くなってごめんなさい」
そう心で呼びかけて、しばし天国のおばに手を合わせた。
優しくて品があって、そして可愛らしい叔母だった。
あの叔母はもういない。
今までいろいろありがとうございました。
どうぞ天国で安らかに。
その後は、帰りの新幹線の時間いっぱい従姉と話をした。
写真もたくさん見せてくれた。
時々涙を溢しながら話す従姉。
このマンションで、親子二人で暮らしていた。
従姉が仕事から帰ってきても、「おかえりなさーい」と明るく迎える叔母は、もう居ない。
帰る時、「ああ今日はたかちゃんが来て楽しかった。また来てね」と笑顔で言ってくれたけど、なんだか寂しそうだった。
駅の改札口で別れて、私が階段を上がっていたら、
「もし電車に乗り遅れたら戻ってきてね」
と後ろから大きい声。
「うん」
と私は返事をして、そのまま手を振って別れた。
突然の予定変更だったけど、行ってきてよかった。
やっと叔母にも手を合わせて来れたし、従姉ともなんだかいつも以上に心が繋がった時間を持てた。
きっと叔母も私たちが話してる時間、側に居て笑って頷いてくれてたんじゃないかな。
そんな気がした。