皆さん、なぜめんどくさがり屋の私がこんなに頻繁にブログを更新しているか分かりますか?
ピンポン!中2の次女がとうとう新型インフルエンザにかかってしまい、母子共々家に軟禁状態だからです。病気中はいつもより食べる量は少ないとはいえ、母に似て食べることに貪欲な彼女は、熱が下がった今朝から「ラーメン餃子が食べたい!食べに行こ!」と叫んでいます。
さて、京都の旅と前後してしまいましたが、忘れないうちに先回の中華料理の顛末記を書いておかないと。この日のメニューは以下の通りでした。
私自身は柿には全く興味がなく、出されると食べるけれど自分では絶対に買わない派です。でもせっかくの秋の味覚、大根を使う一品を作りたかったこともあり、創作メニューを作りました。彩を考えて、きくらげを混ぜましたが、しいたけやしめじなど、きのこをさっとゆがいて和えてもいいと思います。中華では基本的に生野菜は食べません。即席漬けやこういった和えものの調味料も、一度火を通します。中華鍋に油を熱して赤唐辛子を炒め、そこに調味料を入れてさっと沸騰させて火を止め、それを野菜にかけます。熱いたれをかけると、野菜に味がしみやすくなります。
この日はXO醤を紹介させていただきました。香港のペニンシュラ・ホテルのシェフが発明?した干し貝柱、干し海老、赤唐辛子をベースにしたXO醤は、材料費が高いため、高級調味料の一つとして扱われています。ちょうどペニンシュラ・ホテルのXO醤が手元にあったので、豚ミンチのレタス包みに隠し味として使いました。教室に来てくださっているYさんのご主人は台湾出張が多いので、台湾の高級XO醤をお土産でよく買ってこられます。この日は、香港と台湾の超一流のXO醤の味見をすることができました。
気前のいいYさんのおかげで、みんな台湾のXO醤を少しずつ分けてもらえてラッキーでしたね。贅沢にごはんにそのままつけて食べても美味ですよ~。日本のスーパーで売っているお手頃のものとは雲泥の差です。南京町でも高級品は売っていないし、日本では一体どこで買えるのかなぁ。
揚げ春雨は、冷凍できます。作り置きしておけば、ミンチを炒めるだけで、いつでも豪華なレタス包みが楽しめますよ。
海老団子は南京町の屋台でもよくお目にかかりますが、見た目以上に簡単に作れるものだとびっくりでしょ?子供に大受け間違いなし。焦げないよう、それでいて中まで火を通し、外は食パンが油を吸い過ぎないよう油の温度に注意しないといけないけど、おせち料理に入れるわ、と言ってくださる方もいて、うれしいです。
これまた旬の貝柱とイカを使った一品。最近はチンゲン菜以外の中国野菜も普通のスーパーで手に入る機会が増えました。この日はタアサイが売っていたので、それを使って透明あんかけにしました。
椎茸、しめじ、えのきといったキノコにタケノコ、人参を加えたさっぱりしたきのこスープで一息。そして、今日のクライマックスの中華ポテト。超簡単なレシピで、見事に糸をひく飴ができました。大学いもと中華ポテトの違い?大学いもは揚げたさつまいもに蜜をからめた日本のおやつで、柔らかく、黒ゴマがふってあるもの。中華ポテトは飴がらみにしてありカリッと固い、という違いもおさらいしました。
最後に、先日紹介した水果茶のブルーベリー味をいただきました。初めて口にする味だわ、と言いながらおずおずと飲まれた方も多かったけれど、みんなはまってしまいましたね。甘酸っぱいけれど濃厚な味で本当においしかったです。この日欠席なさった方達のために、冷凍庫に入れてありますからね~。
日没がどんどんと早くなってきました。同じように、年を取ると、なぜこんなに恐ろしく早く一年が過ぎていってしまうのでしょうか?
いよいよ12月、パーティ・メニューの季節です。どちらかというと洋食に重点をおき、中華のパーティ・メニューは旧正月に合わせて1月に力を入れたいと思っています。来月も、よろしくお願いします。
Robina (読み方が分らないって?ロビーナだよ)