チャオ・ダル・マーレ  CIAO dal MARE    (旧キッチン・マーレ)

Eat Well・Drink Well・Live Well
美味しく食べ、楽しく飲み、素敵に生きよう!

4月のレッスン

2010-03-23 | レッスン

来週、上海に遊びに行きます。中国本土には行ったことがなく、行くなら上海、と昔から思っていました。さて、万博も控えて急ピッチで開発が進む大都市に、私が抱いているようなノスタルジックな面影はまだ残っているのでしょうか?またご報告しますね。

  • 7日(水)   英会話
  • 14日(水) アダムさんのポーランド料理
  • 21(水)   英会話(10amより2時間です)
  • 28(水)   タイ料理

3月17日の中華料理

2010-03-23 | 料理教室顛末記

桜が咲き始めたというのに、毎日毎日冷たい雨が降り続いて嫌になりますね。昨年の春はこんなに雨が多くなかったように思うのだけど。

さて数日前に近くのマンションに引っ越しをしたのですが、新居にはインターネットがしばらく繋がらないため、月末までは旧居でパソコンを使う、という面倒なことになっています。先週の料理教室顛末記をさっさと書き終えたら、しばらく冬眠しますね。

この日は定番中華を取り上げました。

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  • 酢豚
  • カニ玉
  • 中華おこわ
  • ザーサイと豆腐のスープ
  • 杏仁パンナコッタの桜ソースがけ

Subuta_317_013_2 下味をしっかりつけた豚肉は、揚げただけでもビールのおつまみにぴったりの味でしたね。お土産用に用意した肉の量が多かったため、揚げる時に片栗粉を再度つけたので、から揚げのように少しかりかり気味になりました。おうちでは、レシピ通りに作ってくださったら、もう少し柔らかくなりますからね。パイナップル缶の汁も調味料として使ってくれてもいいですよ。

カニ玉はYさんからの差し入れのカニ缶も加わって、倍量のカニ身でなんとも贅沢になりました。煙が上がるほどの強火で絶えずかき混ぜ、半熟になってからごく弱火にして形作っていけば、ふんわりとしたカニ玉になりますよ。あんも、あらかじめ材料を全て鍋に入れて煮立てておけば、簡単にできますね。

Subuta_317_027_3 今回は、電子レンジ加熱20分!でできる中華おこわを紹介しました。肉と野菜を前もっって炒めておくだけで、簡単においしいおこわができました。日本の炊き込みごはんよりも簡単かもしれません。彩の銀杏、人参、黒ゴマがとってもいい感じですね。

ザーザイはからし菜の一種を唐辛子などに漬けこんだものです。塩味がきついので前もって水に漬けておきますが、この日は千切りにしてから漬けたので、30分ほどでちょうどいい塩加減になりました。ごま油で香りよく炒めてから水を加え、塩こしょうだけでおいしいスープができます。唐辛子味もぴりっときき、あっさりしているのにコクがある、という感じでしょうか。

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先回お話した桜花を使ったソースでデザートを一品。杏仁豆腐は前に作ったので、アーモンド風味のパンナコッタの上に桜ソースをかけることにしました。北イタリアのデザート、パンナ(生クリーム)コッタ(加熱する)は酪農国ならではのお菓子です。今回は生クリームよりも牛乳を多く使って、少しあっさり系にしました。結局作業過程でアーモンドエッセンスの入れ忘れミスがあり、普通味のパンナコッタになってしまいましたが、十分おいしかったですね。桜リーキュールは、色がとても淡いので少量だときれいなピンク色に仕上がりません。家で試作した時に、リキュールの味も色も物足りない、と感じたので、当日はリキュールを倍量にすることにしました。ところが、とっても酒味の濃いものになっちゃって、好き嫌いがしっかり分れてしまいました。リキュールに酔っちゃって、家に帰って夜まで寝ちゃったよ~!という方もいました。ハハハ、酒飲みの私好みの一品で失礼しました。でも、見た目はとっても可愛らしかったでしょ。

明石海峡の春の風物詩といえば、いかなご。この日もたくさんの船が漁に出ていました。いかなご漁は、船2隻がペアになってするって、知っていました?

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ポーランド料理教室のご案内!

2010-03-09 | お知らせ

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以前クリスマス飾りのコラムでご紹介した、私の友人のご主人で、ポーランド人のオジュグ・アダムさんが、ポーランド料理を教えにやってきてくれることになりました。料理もデザート作りも上手なアダムさんは、京都、滋賀周辺の自治体の料理教室講師として招かれることも多く、料理を通しての国際理解も図っています。ポーランド料理ってどんなの?私が説明するよりも、大学で教鞭を執るほど日本語を流暢に話すアダムさんに、ポーランド料理や文化の話をしていただきながら楽しくお料理しましょう。

当日は、ビーツのスープ、ポテトパンケーキ、ザワークラウト、肉、ソーセージ、キノコなどを煮込んだトマト味のビゴスという家庭料理、ジンジャーケーキなど、日本で手に入る材料を使ってのお料理を教えて下さるそうです。Bigos01_4

  • 日時:4月14日(水)11時~2時
  • 料金:5千円
  • 定員10人

なお、これが4月の洋食料理教室におきかわりますが、お友達も誘って、皆さんふるってご参加下さいね!

《オジュグ・アダムさんのプロフィール》

1965年ポーランド生まれ。1988年来日し、同志社大学に入学。
同大学の博士課程を卒業し、2005年に博士号(哲学)取得。
京都府の名誉友好大使として、国際理解講座の講師、
料理教室の講師としても活躍中。
日本ポーランド協会関西センターの副代表も務める。


3月4日の韓国料理

2010-03-07 | 料理教室顛末記

番外編で自分が大好きな韓国料理を紹介してみたら、評判よくて、鉄人に認定してもらえたようです。自分で作っておいてなんだけど、いや~全部美味しかったねぇ。ほかのアジア料理ももっと教えて、とリクエストが出たので、今度はタイ料理をしようかな。

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  • チャプチェ
  • もやしときゅうり、カニかまのナムル
  • イカと野菜のチヂミ
  • 豆腐チゲ
  • 柚子茶&グレープフルーツのゼリー

ニューヨークには、韓国人街がマンハッタンやクイーンズ区などにいくつもある上、街中の八百屋もほとんど韓国系だし、今考えれば結構頻繁に韓国料理を食べていたのかもしれません。シアトル近郊にも、車で20分ほど走った北部に韓国系の多く住むエリアがあり、焼き肉やチゲをよく食べに行きました。アメリカの韓国料理店では、何を注文しても、まず何種類ものナムルやキムチの小皿が何枚もサービスで出てきます。それとごはんだけでも十分、というぐらいの品数で、おかわりも何度でもできます。日本の焼き肉店ではキムチは有料、それも少量でとっても高いので、注文するたびにいまだにカルチャーショックが続いています。

2010_03040123今回のチャプチェには、韓国の春雨‘タンミョン’を使いました。さつまいも澱粉からできており、緑豆春雨よりも太めでこしがあります。中華でもここまで材料を別々に炒めたり茹でておいたりしないよね、と思うぐらい韓国では素材の味を大事にするのですね。肉を炒めては横におき、野菜も炒めたり、ほうれん草は茹でておいたり、と実はちっとも簡単料理ではありませんが、それを乗り越えれば美味しいものが食べれるんですよね。でも、大変だから家では適当にはしょって下さい。

Mail2_2_2 Mail2_3もやしナムルは彩が悲しいので、きゅうりとカニかまを加えて華やかにしました。あっさりサラダ感覚です。おなじみのチヂミですが、すりおろしたジャガイモを入れるだけで、とっても簡単にふわふわで柔らかいチヂミが作れるでしょ。こんなに簡単に美味しいチヂミが作れるんだから、市販のチヂミ粉はもう買わないでね!合挽きミンチが入ることで良い味が出るし、野菜もたくさん入っているから栄養満点です。

豆腐チゲは、はじめにニンニク、粉唐辛子、キムチ、豚肉を炒めることで香りとこくが出ます。そして、あさりを加えることで、シンプルな豆腐鍋のスープがぐ~んと美味しくなります。韓国だしあるいは和風だしを入れるかどうかは、お好みで。韓国産の唐辛子は色鮮やかで香りが高く、甘味があるのが特徴です。チゲやチヂミタレには、必ず韓国産の粉唐辛子を使ってくださいね。分量が多いように感じるだろうけど、それほど辛くはないですよ。キムチは乳酸菌の発酵食品です。韓国人は毎日キムチ、ゴマ、ニンニクを食べているからあんなにお肌がきれいのかな。

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デザートには、先日料理研究家の友人が作ってくれた、桜リキュールを使った春らしいものをアレンジしようと思ったけれど、それは次回もう少し桜シーズンに近づいた時まで取っておくことにし、韓国の柚子茶を使ってゼリーを作ることにしました。柚子茶だけだと甘すぎるので、グレープフルーツの果肉を加えました。グレープフルーツがない時は、レモン汁の酸味を加えると良いと思います。

せっかくみんなに飲んでもらおうと思って用意していたコーン茶。ものが見つからない時は、これから必ず車の中をチェックしに行くことにします。いつかのように、車の中にありました。。(大いに反省!)。韓国では、とうもろこしを焙煎した香ばしいこのコーン茶を1年を通して飲みます。夏は麦茶のように冷たくして。爽やかなコーン茶、またいつかお持ちしますね。

若年性アルツハイマーになっちゃったかと思うぐらい自分の記憶も言動も定かでなくなってきた今日この頃。この日はとっても怪しげな言動をしていたと思います。ついでにレシピの抜けおちと訂正もいくつかあるので、書き加え、書き換えお願いします。みんな、こんな私を見捨てないでね!

  1. チャプチェ: 春雨300gに対して水(干し椎茸の戻し汁を含めて) 1カップ
  2. ナムル: きゅうり2本
  3. チヂミ: 合い挽きミンチ160g
  4. ナムル、チヂミタレの‘いりゴマ’は‘すりゴマ’の間違い