日差しはまだ強いけれど、秋風が冷たい今日このごろ。犬の散歩をしながら中秋の名月で月光浴。翌日のスーパームーンは残念ながら神戸では雲に隠れて拝めなかった。
旧居留地オリエンタルホテルがメイン・ダイニングルームを改装する間、28〜30日の三日間期間限定で、パーティー会場の４階テラスフロアーで「美しくなるレストラン」と銘打って目新しいブッフェランチを提供するというので行ってきた。
美と健康をテーマにしているので、食事前には無料ヨガレッスンも受けれるという。チャペルとしても使われるミュージック・ホールの石に囲まれた空間でまずは爽やかなスタートのはずだけど、身体の固い我が身には少々苦しいスタート。
Bambooがこのホテルのコンセプトの一つ。宴会場フロアは都会の中の隠れ竹林のようで、なんとも静寂な癒やしの空間。このホテルにこんな素敵なフロアもあったのね、と普段入れないエリアを覗いてますますこのホテルが好きになった。
スターターに人参とパプリカの酵素ジュースを頂き、前菜のカウンターへ。このホテルの定番、採れたて野菜のバーニャカウダも今日は好きな野菜を選んで目の前で切ってくれる。
スーパーフードやビーツなど15種類のサラダバー、シーフードマリネ、鯛のカルパッチョ、魚の生春巻き、サーモンのキッシュ、生ハムカーヴィングなど。
宴会場といっても小さな部屋なので、テラスの向こう側の別室には温かい食べ物が並ぶ。鶏のコラーゲンスープ、昆布と冬瓜のスープなど、パンチが効いてて美味しい。そしてこのチーズリゾットの美味しかったこと！
老舗ホテル開業時からの人気メニュー、カニクリームコロッケも一口サイズで並ぶ。グリーンカレーは具材とルーが別々に置いてあって、煮崩れていない美味しい状態で野菜も海老も食べれるという親切さ。
メインだけは一品選ぶ形式で、注文を聞いてからテラスのバーベキューグリルで焼いてくれる。定番のポーク、チキン、鱈はいつもメインダイニングで食べているので、特製ハンバーグにした。
デザートもシンプルながら健康的？なもの。ほうれん草のシフォン、アサイのタルト、エルダーフラワーとグレープフルーツのジュレ、そしてレモングラスアイスの実演！
欲を言えば、制限時間をもっと長くして欲しかった〜（90分はちょっと足りなかった...）。でも心もお腹もとっても満足しました。この企画、今後もやってほしいな。
さてホテルのすぐ近くにある東遊園地は、名前こそ遊園地だがふつーの公園。阪神・淡路大震災後は神戸ルミナリエの会場として有名だが、150年前に「外国人居留遊園」という名称で開園した日本で最初の西洋式運動公園なんだそうだ。開園当時は外国人専用だった公園内には、ボウリング発祥の地の碑、背広発祥地を記念してジャケットの形をした石碑があったりと、などなかなか興味深いものを見つけることができる。
この公園も今年は夏前に屋外ブックカフェが数週間設置され成功したがきっかけだったのか芝生養生が始まり、先日からは神戸ビエンナーレの会場の一つになっている。照明や映像を使う作品ばかりなので、公開時間は日没から午後９時まで。仮設カフェバーもできている。
10月３日からは７週連続で土曜のファーマーズマーケットが開催されるそうで、ご近所さんの私はとっても楽しみ。詳しくは、こちら→eat local kobe をチェックしてみてね。
