チャオ・ダル・マーレ  CIAO dal MARE    (旧キッチン・マーレ)

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7月の中華料理

2016-08-07 | 料理教室顛末記

皆様、暑中お見舞い申し上げます。これを書いている今日は8月7日。BBスタジオは8月は夏季休暇をいただいていますが、あつい!神戸で35℃という猛暑日が続いているけど、豊中は昨日38.1℃という記録的な暑さだったそう。この分だと、「今日も40℃を超えました」、なんていう夏がそう遠くないのかもしれない。怖いな〜

先日のロンドン滞在中に1日だけ30℃を超えた日(今は最高25℃ぐらい)があり、その日に例のウーバーに乗った時、運転手が今日はあついあつい!と連発していた。「僕はインドから来てるけど、インドは45℃でもこんなに暑くはない!」と、空気がこもって暑いことをえらく強調していた。私はウソ、絶対インドの方が暑かったよ、と思ったのだけど、ま、長年その国にいると身体も変わるのよね。私が長年シアトルに住んでいたために日本の夏が暑くて耐えられないのと同じだな〜と笑みが出てしまったのでした。

さて、7月の中華も6月に引き続きBBQのお助けメニューでした。

  • きゅうりと干海老のあえもの
  • 空芯菜の炒めもの
  • スペアリブの中華風BBQ
  • 揚げ茄子、トマト、卵の台湾風そうめん
  • ゴマ団子

間にロンドンに行っていたりしたのもあり、ゆっくりと調理過程写真を撮っていませんでした。お料理の出来上がり写真でお許しください。

肉まんクラスの時に付けあ合わせた「きゅうりと干し海老のあえもの」が評判よくて、レシピ教えてほしいとたくさんの生徒さんに言われていました。お待たせしました!干し海老は水に戻す必要もなく、生姜その他の調味料、きゅうりをジップロックの中に入れてモミモミ。1時間もすれば干し海老の旨味が出てとても美味しくなります。

今回のBBQスペアリブも、きゅうり同様、材料をすべてジップロックに入れて揉み込むだけ。なんだか申し訳ないぐらい簡単なんですが、これまた1時間でしっかりと味が染みている優れメニューです。スペアリブはさっと湯がいておくことで肉の骨離れがよくなること、そして紹興酒を使うことで美味しさが増します。

夏の中華野菜の王様、空芯菜。キュッキュッという茎の歯ごたえがたまらないですね。中華料理屋さんで食べる青菜炒めは、とても緑が綺麗だしシャキッとしていますよね。それは油をとてもたくさん使い、もちろん高火力でサッと炒めますが、余分な水分が出てしまったらジャーレンで水分を切ってからお皿に盛り付けているからです。そして、一度に炒める野菜の量を少なめにすること。

数年前にキッチンマーレで台湾風そうめんを披露したところ、夏場に余ったそうめんを活用できてものすごく役立った!簡単なのに美味しい!と大好評でした。それをアレンジして、素揚げした茄子を先にごま油と出汁醤油に漬け、トマトと目玉焼きとともに先の醤油で和えたそうめんにトッピングしました。パクチーが好きな人は、たっぷりとのせるとこれまた美味しいですよ。

5月の中華料理の時にエッグタルトに変更してしまったゴマ団子。子供たち、どうもお待たせしました。その甲斐あり、改良したレシピでよりおいしいものができました。白玉粉だけだで作ると、冷めると皮がベチャッと縮むのが難点でした。上新粉を加えることで、それが改良されました。面倒くさそう〜って思っていた皆さん。美味しいゴマ団子がこんなに簡単にできるとは思わなかったでしょ?

新居の引っ越し祝いにステンドグラスのランプシェードを作ってあげるね、と言ってくれていた友人が、6年後にやっとその約束を果たしてくれました。今じゃ新居は置き場もないぐらい物で一杯だし、BBスタジオに置く方が沢山の人にも見てもらえると思い、こちらに設置しました。素敵なステンド、Mちゃんどうもありがとう!皆さん、是非次回この力作を見てやってください。

ではでは猛暑にめげず、負けず、皆さん夏を楽しんで下さいね。


BBQの彩りメニュー

2016-07-04 | 料理教室顛末記

記録的な雨量の梅雨が一時休止したと思ったら、真夏の暑さですね。

東遊園地の芝張りも終了。何種類かの芝を植えてその耐久性をみてみるそうです。

そして、活性化プロジェクトの一つ、公園カフェもオープン。梅雨空の下、パラソルは雨除けにもなっていいかんじ。カフェは11月まで毎日営業だそうですので、チャンスがあれば皆さん行ってあげてくださいね。

6月のレギュラーメニューは、「BBQを彩るひと味違う料理たち」でした。

  • アンティパスト・パスタ・サラダ
  • ラタトゥイユ
  • キムチとアボカドのケサディーヤ
  • ビア・ハンバーグ
  • レモン・プディング

野菜がぐんぐんと育って大収穫のノブチャンの畑から、毎回たくさん使わせてもらいました。新鮮でおいしくて、本当にありがとう!

アンティパストといえば、サラミやパプリカのマリネ、オリーブなどが盛られたイタリアンの前菜。それを全部加えてらせん状のパスタ、フジッリと和えたサラダ。

パプリカもちゃんとオーブンでローストし、オリーブオイルにマリネしてからサラダに加えました。

ラタトゥイユは野菜が新鮮すぎて、ものすごく水分が出て水々しい仕上がりに。

メキシコ料理の主食トルティーヤにチーズその他の具材をはさんで焼いたものをケサディーヤ quesadillaと呼びます。

今回は、アッと皆が驚いたキムチのバター炒めとチーズ、アボカドをはさんだケサディーヤ。「食べたことない味!すっごく美味しい!」

これはヒットでしたね。ビールにぴったりでしょ。

そしてビールやフレッシュ・ローズマリーを加えた大人のビア・ハンバーグ。

ようやく日本もチェーン店以外のハンバーガー屋さんが味を競い合う国になりました。

日本に帰国した8年ほど前には、サンドイッチ屋かハンバーガー屋でもやろうかと思ったくらい、美味しいレシピがたくさんあるのにみんな知らないよな〜って実は思っていました。このビア・バーグも、5,6年前に一度キッチンマーレでやりました。サーモンのフィッシュケーキ・バーガーとともに。かすかに覚えてくれていた生徒さんが数人。。

今回のソースは、クリームチーズとゴルゴンゾーラ、エビスビール、にんにくからなるチーズソース。これもものすごく受けましたね。トッピングに、クルミをパラパラ。

BBQの前日にボウル一つで作っておけるレモン・プディング↑は、レモンカスタードとスポンジが二層になって、レモンの味がとってもも濃くて爽やかなイギリスの定番デザート。これも申し訳ないくらい簡単なのに最高に美味しいよね。

 

豊中教室では2年前にプディングを作っていたので、反対に作りそびれていたレモン・ケーキ↑にしました。レモンのアイシングは全然しつこくなくて、超ふんわりとしたパウンドケーキです。こちらもイギリスの定番デザート。

今回使用したレモンは、瀬戸内海に浮かぶレモンの島、岩城島から送ってもらったもの。果皮もたっぷりと使うので、どうしても国産のものじゃないと嫌ですよね。遠縁の方のご実家から何度かおすそ分けを頂いていました。今後は定期的に買わせていただこうと連絡したところ、「シーズンは終わっちゃったのよ。あんまりきれいじゃないのが少しだけ家にあるからそれを全部送ってあげるよ」と翌々日、箱一杯のレモンが届きました。岩城島はしまなみ海道からもはずれていて橋もかかっていないので、宅急便は割高だと後で知りました(恐縮!)。意外にもレモンは秋冬の作物で、「10月まではこれで我慢してね」と。なんて嬉しいこと。感謝感激です。色々な方々の恵みで教室が成り立っていると感じる今日このごろです。

岩城島のレモンについてはこちらをクリック

さて、6月のキッズクラスはハンバーガーでした。大人のレシピをちょっとアレンジ。ビールの代わりに生卵、ローズマリーの代わりにナツメグを使って。すっごく美味しかったらしく、みんなペロリと平らげてくれました。

 


初夏の中華料理

2016-06-15 | 料理教室顛末記

5月のレギュラークラスは中華料理でしたが、お休みしていた方達の要望もあり、6月も洋食と並行してあと2回、この中華メニューのクラスがあります。残念ながら、春キャベツはもう姿を消してしまったんですけどね〜

  • あさりと春キャベツの中華蒸し
  • 春野菜のフワフワ蟹あんかけ
  • 油林鶏(ユーリンチー)
  • 翡翠炒飯
  • エッグタルト

今回も思い切り時短、でもすごく美味しいレシピだっと思うなぁ。緑の野菜も一杯!

あさりを春キャベツの中華蒸し。どちらもの旨味が凝縮されています。

ブロッコリー、アスパラガス、生椎茸に加えて、クラスによっては筍やそら豆をさっと炒め、その上にカニ缶と中華だし、卵白のメレンゲをまぜたフワフワのあんかけをかけました。ノブちゃんの畑からはそら豆の贈り物。

紹興酒と醬油で下味をつけた鶏もも肉に片栗粉をつけた一枚揚げの油林鶏(ユーリンチー)。あとは黒酢、紹興酒などが入った秘伝?のたれをかけたあっさりした唐揚げです。好みでみじん切り生姜、ニンニク、葱、香菜/パクチーをかけて。この日はたぶんパクチー嫌いな方が多かったのかな、パクチがかかってないや。

翡翠炒飯は、ほうれん草の色で緑になるから。ベーコン、白葱たっぷり。具材はこれだけだけど、美味しい。でもやっぱり二人分ぐらいずつ炒めないと、難しいですね。

卵白を使ったあとの卵黄が残ってしまったので、デザートはゴマ団子からエッグタルトに変更しました。アパレイユ(卵や生クリーム、牛乳などが混ざったフィリング)がなかなかだったと思います。パイ生地はお馴染みのニュージーランドの冷凍ものを使用。

マカオ名物「アンドリューのエッグタルト」より美味しい!と言ってくださり、ありがとう!少し焦がし目にした方が美味しいですね。

意外と生徒さんの子供達はゴマ団子を楽しみにしていたそうで、ごめんなさい。ゴマ団子は7月に乞うご期待を!


QUICHE キッシュ

2016-06-02 | 料理教室顛末記

最近色んなイベントで大活躍している東遊園地の大改修開始!これも、神戸の都心、つまり三宮駅周辺再整備工事の一つのようです。(ファーマーズマーケットは、右側の緑の木々の下でほぼ毎土曜午前に開催しています)

広場に芝生を貼ったら、イベント関係車両が入れる園内道路も作ってもっと動線をよくするようです。

さて、5月、6月のア・ラ・カルト・クラスでは quiche キッシュを作っています。

↓試食はベーコンと玉ねぎ、そしてスイスのグリュイエールチーズを使ったキッシュ・ロレーヌ。

毎回、パイ生地も作るよ!と言うと、みんなエッ!うそ〜とビックリします。でも一度ぐらいちゃんとしたパイ生地作ってみてもいいんじゃないかと思い、大昔にアメリカで習った超簡単ジップロックでモミモミ方法を教えました。

見かけは悪くても、焼けたパイのかけらをつまんでは、サクサクで美味しい!とみんな笑顔でした。

スモークサーモンとアスパラガスのキッシュには、ディルでアクセント。

プチトマトが可愛いこちらのキッシュは、色々なきのことほうれん草入り。

全員に直径20cmのホール一台分をお持ち帰りしてもらう、という大盤振る舞いです。四種類目はベーコン、きのこ、ほうれん草を入れて。それぞれを人数分にカットしてお持ち帰り。

隣人のMさんはエルメス!のお皿を盛ってきたから、撮影用に拝借。お皿の豪華さにも負けない?

デザートには、今私が気に入っているモロゾフのオレンジとピーチのゼリーを出しています。このゼリー、生産量も少ないんだろうね。結構売り切れるので毎回朝一番に買いに行っています。徒歩8分内にモロゾフが二軒もあるから助かってます。

6月もあと数回キッシュ・クラスあります。ご興味ある方、どうぞブリック・ボックスのカレンダーをご覧の上、お申し込み下さい。

↓5月のキッズクラスはGWと重なってお休みの子供達も多かったのが残念でしたが、パンケーキ作りをしました。

この生地がまた自画自賛で美味しいんだよね。みんなおかわりしてくれました。大人のクラスでもやりたいかも。

6月5日のキッズクラスは、ハンバーガー。お楽しみに〜

 


4月のBBスタジオ

2016-05-03 | 料理教室顛末記

何年かぶりに有馬温泉に泊まりに行った。風のきつい日で、鯉のぼりはとても元気に泳いでいたけど、露天風呂を出るには勇気がいった。

4月はあっという間に過ぎてしまったような。熊本地震もあり、昨年初めて遊びに行っていただけに、ショックでした。向こうで知り合った方達は皆無事でしたが、地震に弱そうだった建物はかなりのダメージだそう。早く皆さん普通の生活に戻れますように。。。

寒かったり暑かったり、雨も多くて、世界各地で地震も多く、地球がとても不安定な今年の春です・・

キッズ・クラスではピザを作りました。時間がないので生地の発酵までは私が行い、ひとりずつ生地を形成して好きなトッピングでデコレートしてもらいました。

子供たちそれぞれの性格がとってもよく分かるピザ作りで、見ているこちらも楽しかったです。It was so fun and delicious!

あんまり簡単に美味しい生地ができるので、キッズ英語担当講師である娘がすっかりハマってしまい、しばらくは友達を呼んではピザパーティーばかりしていましたよ。

 4月のレギュラー・クラス:

  • 春鰹のカルパッチョ〜サラダ仕立て
  • 新玉ねぎのオーブン焼き〜バルサミコ・ソース
  • ペンネ・アラビアータ
  • 桜鯛とあさりのアクアパッツァ
  • オレンジとオリーブオイルのケーキ

薄くスライスした鰹には上等のオリーブオイルとレモン、パルメジャンチーズ 。

ペンネは時間が経っても柔らかくならないので、パーティーにはオススメ。唐辛子とニンニクが効いた基本のアラビアータ・ソースですが、超固めにゆがいたアルデンテのペンネをソースに5分ほど煮込むことで味がしっかりとつき、パルメジャンをふりかけると唐辛子の辛さもまろやかになり、「止まらないやめられない」美味しさだったと思います。

ピンク色の桜鯛がとても美味しい季節。

アクアパッツァもあんまり簡単でビックリしたかな?

豊中教室では、前菜に生ハムとクランベリーのピンウィールも。これは以前ワイン勉強会のおつまみで出してとても受けました。

↓オレンジ6個とオリーブオイル、卵、小麦粉で作る、きれいなオレンジ色のケーキには、オレンジの果実とアイスを添えて。

このあともお土産がどんどんと出てきた豊中教室でした。

今回は、家で全品作りましたよ!と言って下さった生徒さんが何人かおられて、嬉しかった〜!誰かのお口に合っただけでも嬉しいです。どうもありがとう。

↓そして3月に引き続きアラカルト・クラスは、肉まん&あんまん作り。

筍、干し椎茸もたっぷり、具だくさんの蒸したて肉まんを頬張ると、みんな笑顔になるね。

↑副菜にはきゅうりと干し海老の漬物と、土曜のファーマーズマーケットとクラスが重なった日には、出店していた神戸の農家さんの野菜やお豆腐屋産のおぼろ豆腐を使ってみました。

↓赤茎ほうれん草をプチトマトとスープにしてみたら、こんなにすてきな赤色スープになりました。

梅林寺のワイン勉強会は、シャンパンに入る前の最後の赤ぶどう。ジンファンデルとグルナッシュを取り上げました。

ちょうど台湾の親戚が来日していた時で、おつまみには、お土産にもらったピーナッツ菓子と、乾燥ライチを初トライ。↓ライチの味が凝縮されていて、これは美味しかったね。

この日の手作りおつまみ、チリコンカーンはお鍋が空っぽになる好評ぶりで嬉しかった!

三宮のワイン勉強会はリースリングでした。リースリングの誤った先入観が覆った人が何人も出てきて良かった!おつまみのソーセージとザワークラウト、大好評だったカレーツナディップの写真がなくて残念!

5月はソーヴィニヨン・ブランです。お楽しみに!

5月、6月のカレンダーは、 BRICK BOX ブリック・ボックスのHP をご覧ください。