みんなのマンション

輪番制で、マンション管理組合の理事になった一素人(現在理事長)が、あれこれ考えた事、見た事、調べた事。その他諸々。

3度目の理事会に出席しました。(2)【2年点検について】

2006年11月07日 | 理事会報告
来年春で、当マンションも築2年を迎えるわけですが、2年点検というものが、まもなくやって来ます。

マンションのアフターサービスとして、6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月の定期点検がありますが、このうち24ヶ月(=2年)点検というのが、無償で修繕をしてもらえるほぼ最後のチャンスとなります(10年保証の部分もありますが、かなり限られた部分だけになります)。
しかしながら、分譲業者や管理会社が、積極的にその重要性を住民に伝える事はないと言われます。
そこで、管理組合が積極的に動く事が求められると言えます。

当マンションでは、住民にアンケートを取る事が決まりました。
建物の専有部や共有部等に関する不具合の状況についてのアンケートです。
アンケートを取る件は前回の理事会で決まったのですが、今回は役員のお一人が作られたアンケートの原案を検討しました。
次回の理事会までに配布~回収し、次回理事会の中で意見集約をする事になりました。

また、次回理事会の際に、役員で建物を点検して回る事にもなりました。
屋上や、地下のポンプ室等、普段立ち入りできない所を中心に、みんなで見て回るのです。
個人的には、こういう体験はなかなかできないので、ちょっと楽しみな感じです(屋上がどうなってるかわからないので、多少不安ではありますが・・・)。
また、役員だけでなく、住民の希望者だけでも集まって、一度マンション中をチェックして回る機会を作ってみてはどうかと提案しました。
この案は、理事長さん等にも好感を持って頂いたようで、次回以降具体的に検討してもらえるかもしれません。

10月7日のブログでは、デンコさんから頂いたコメントの中で、専門業者に点検を依頼した方が良いのでは?というご指摘がありました。
私も業者依頼は選択肢の一つに入れた方が良いと思いましたが、今回の理事会では提案し損ねてしまいました。
他の役員の方々の反応が気になるところではありますが、次回の理事会の中で提案できれば良いかと思っています。

ところで、先日私が受講した、さくら事務所のセミナーの中で、講師の方がおっしゃるには、「マンション管理に関して管理費の削減の相談というのが多いが、2年点検前の完璧な補修・修繕の方が、コストダウンの効果は大きい」という事です。
そう考えると、たまたま私がぶち当たった、2年目の理事会の役割というのは、とても重要なんだなぁと思わずにはいられません。


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