みんなのマンション

輪番制で、マンション管理組合の理事になった一素人(現在理事長)が、あれこれ考えた事、見た事、調べた事。その他諸々。

今日のひとこと【1】「マンション管理組合の宿命は、1円でも多くの修繕積立金を確保すること」

2008年07月19日 | 今日のひとこと
今までに、書籍やインターネット等で、マンション管理について、いろいろと調べた中で、特に印象に残る言葉を紹介させて頂こうと思います。

題して、「今日のひとこと」(←ヒネりも何もありません)
本日は、その第1回。

「マンション管理組合の宿命は、大規模修繕の際に、借金をしないで修繕を完璧に実施できるように、1円でも多くの修繕積立金を確保することです」

この言葉は、不動産コンサルタント会社のさくら事務所の土屋輝之さんが、さくら事務所HP内の日記の中で書かれた言葉です。(→2004年3月15日付)(→2008年2月4日付にも有)

実は、この言葉を本ブログで紹介したのは、これが初めてではありません。
2006年8月10日付の文面の中でも、紹介している言葉です。

敢えて再びこの言葉を取り上げようと思った理由は、誰もがやりたがらない理事長に、私が自ら手を挙げた最大の理由というか、原点が、正にこの言葉に表れているからです。

・・・というか、この言葉に触発されて、現在に至っている、と言った方が正確ですね。

大金はたいて(もとい、「借りて」!)購入した、愛すべき我がマンションが、充分な修繕ができずにボロボロになってしまうのはイヤ!

修繕積立金が足りずに、後から10万20万30万なんて大金(一時金)を払わなければならなくなるのもイヤ!

苦労して買った我が家の資産価値が、ズルズル下がってしまうのも、もちろんイヤ!

・・・その思いだけで、理事長職をやっているようなものです。
そういうわけで、この言葉は、今の私にとって、とても意義深い言葉なのであります。

以下に再度「全文」紹介します。

マンション管理組合の宿命は大規模修繕の際に、借金をしないで修繕を完璧に実施できるように1円でも多くの修繕積立金を確保することです。
これは単純明快ですが、管理組合はそのためだけに存在すると言っても言い過ぎではないくらい大切な事です。・・・・・肝に銘じて下さい。