房総族

team房総族since2006の釣行記録・・・・たぶん随時更新予定なんだけど・・・・・ここんとこ毎週更新してるヨンピル

むらちん 木金土 諸国漫遊記 和歌山 凶悪な顔のフィッシュイーターを初めて釣ったよ

2014年06月29日 12時38分59秒 | むらちん

むらちんです



木曜午後
東京をこっそり抜け出した俺は和歌山へ向かった

特急くろしおが終着駅南紀白浜に着いたのは夕闇迫る頃

同じ車両に乗っていた若いアジア系外国人カップルもここで降りた

最近じゃ和歌山が外国人に流行ってるのだろうか

駅の待合室にはデカい魚拓が




深海魚クエ

迫力あるな

そしてみどりの窓口はパンダ目



さすがはパンダの町だ



白浜にはパンダがたくさんいる

たくさんいるといっても森に生息しているとか砂浜に転がってるとかそういうのではない

関西人のカップルが必ず行くといわれている(かもしれない)テーマパーク、アドベンチャーランドでたくさん飼育されているからパンダの町

そんな白浜駅でイーケーワゴンをレンタル
2日間で9500円
ガス代最終4300円(走行距離290キロ)

そして俺だけのアドベンチャーワールドへ出発した



まずは風呂だ

せっかくだから海が見える露天風呂に入りたかったんだが
一件は定休日で一件は18時までの営業

ま、いちおう人気ランキング上位の風呂に入っといた

リゾート地白浜は温泉地

コンビニエンスよりはるかに多くの数、温泉がある

温泉の後は食事だ

はやく開始したいところだが腹が減っていては戦えない

白浜は海産物が有名

海鮮丼食べたいところだがもう夜も遅い
ラーメン屋くらいしか開いていないだろう



コンビニエンスな和歌山ラーメン




腹ごしらえの後
いよいよアタック開始



まずはアカメの実績場所の富田川河口へ

港になってる箇所でエリテンやワームをってみるが全然

水も動いていない

やはり最河口へ行くか

雨が降ってきた

辺りは真っ暗

本当の田舎は街灯すらない
まさにそんなとこ

普通に車で走るのも怖いくらい暗い

だがそんな中、富田川河口にひとり釣り人が入っていたのは確認できた

おそらくあそこがアカメ実績場所だ

他に河口で入りやすいとこは無い

間違いなくあの辺りなんだろう

俺はポイントとルートだけ確認し次へと向かった

何となくは気づいていた

真っ暗闇の中
ここいらの俺がやりたい場所に行くのは危険過ぎる
てか、怖い
何が霊的なもんとかも出そうだし



車を少し南下させる

話に聞いてはいたがここいらの道は危険

片側一車線の海沿いの峠道
みんな飛ばす
後ろからかなり煽られる

で、とりあえずはとある漁港に着いた

駅でいうと椿駅というところ

アカメは漁港の絡む深場をウロウロしてんじゃなかろうか

そんな考えで早速開始する



実際かなり深い

そして水がクリア

驚くほどクリアな海

四万十の河口を思い出すほどだ

ただ・・・・・

どんなにボトムをやっても何もない

見切ってライトで照らすと

タイ?

やはりボトムに40センチくらいのシマシマなのがいる

偽アイピーでその層を通してみたがやはりダメだ

諦めよう



一度車に戻りタックルをサビキにかえた

近くの小屋で何か声がする



ネコの赤ん坊が2匹

そういや親ネコがさっきいたな

釣れたら親ネコにあげてやってもいいんだがなと常夜灯下をサビく

やはり出てきた

謎の魚



こいつは鹿児島県垂水で釣ったやつと同じなのか?

とりあえずボウズじゃないぜ

で、次を狙うと

また何か

さっきのとは違う魚種

謎の魚②






この後は最初に釣ったやつがいっぱい





結局
謎の魚×1
謎の魚②×6




田辺の漁港まで移動した

ワタリガニよりおっきいやつが岸壁に張り付いてる

いいサイズだ

竿で絡め取ってやろうと試みたが失敗

ちょっとだけキャストしてみたが
そのまま4時就寝




金曜



朝8時起床



ペットボトルの炭酸水で顔を洗い
そして岸壁をみる

タイみたいなやつがいる



イシダイ?

その後仕事へ



夕方

こっからが俺の本当のアドベンチャーワールド開始



まずは田辺の漁港

広範囲に

船道をやってみる

いきなり偽アイピー緑をロスト



いっきに南下してゆく



日置川



この川の最河口








どうみても良さげ

餌師が数名帰り支度

ひとりルアーぽいのがいる

みると餌師のひとりが持ち帰り用にエモノを捌き中



みてみるとタイ?

イシダイ?

シマシマのタイ

そしてボラも捌いてた



俺は車を走らせ少し上流川の漁港へ移動

足場がかなり高いが
見下ろすとシマシマのタイが数匹いるのが見える

ワームから開始



トラウトスプーン



やっぱりサビキ

けどダメ



今度は流芯狙いで偽アイピー他を遠投

けどダメ



テトラ周りへ偽アイピーを投げ込む

巻いてくる

コン!



お?



ソッコー寄せる

動かないがソッコー寄せる

いまのコン!は確かに魚ぽいんだが・・・・・

やっぱり魚だったぜ!

何だこれ?

















ハゼでないしシロギスでもないし

歯が鋭い凶悪な面持ち

何にせよルアーで喰わせて釣ったから嬉しい

アカメでもシーバスでもないがね



その後もしばらくやってみる

気づけば4時間くらいたってる

時間は22時頃



さすがに眠くなってきた

一眠りしてこのまま日置川で夜中から朝マヅメ狙いするかどうするか



けどせっかく来たんだから最南端までいくか

50キロくらい先の串本を目指し車を出した

なるべく人的プレッシャーの掛かってないところへいく

そこの一投目ないしは早い段階で狙いの居つきの魚は出せるんじゃないか

そのテーマ通りにいくことにした



延々車を

雨に煙る峠道を

真っ暗な峠道を走らせる

途中走りながら車のライトをオフにしてみた

真っ暗でチョー怖い

怖えーっ!

ひとりはしゃぎながらテンションをあげてゆく

そうしないとすぐに眠りに落ちそうになる

途中で休憩できる場所はない

コンビニエンスなんてものはこの区間にはひとつもないのだ

途中、何かデカい塊が道の脇に転がってるのに気づいた

シカだ

車に跳ねられたんだろう

可哀想に

シカも出てきてしまうほどの自然いっぱいのド田舎

海と山のたくさんある県、和歌山

スケールがデカいな

高知県と並んで魅力的な県だ

それにしてもシカ・・・・

可哀想に

ただ道の脇に転がってたからシカ煎餅にはならないだろう

よくネコ煎餅なんかをみかけたりすることがあるが、あんな無惨な死に方はないよな



そして串本に着いた

本州最南端

黒潮の影響を受けている豊かな海だ

雨は激しさを増している

風も強い

和歌山県最南端のちょこっと飛び出してるあのエリアをおれはやりたいんだが・・・・

串本にはコンビニエンスがあった

寝よう



土曜
03:30
目が覚めた

2時間くらい寝たんだろうか

雨の中、島を目指す

俺がやりたいとこはことごとくちょいムリな感じ

監視カメラ設置中とか

養殖中とか

そんなとこでやって怒られたくないからパス

旨いと評判の近畿大学のマグロもこのあたりで実験してるようだ





階段降りて鬱蒼と生い茂る木々のトンネルを通るの怖いからパス





何だかこんなのばっかり

ひとりだとやはり怖い

鈍感な俺ですら何だか霊的なものを想像してしまうくらい和歌山はスケールがデカい










そして何だかんだと最初の方で目をつけついた漁港でやることにした










雨はまだ止む感じではない

とりあえずプチ小磯に入る





この時点で狙いはすでにアカメでもシーバスでもない

ワームを投げる

回収するとワームのシッポが短くなっており

ボディに丸く削りとられた跡がある

確かに岩礁にひっかけたがそれだけではない

クサフグだ

間違いなくいた

で、クサフグ狙いの本気モード



ワーム大量ロスト



何も出せず




何だか岸に打ち上げられていた奇っ怪なもの





デカい

かなり

イルカなのか?

頭とヒレは骨だけだが

体の一部には肉が残っている

しかし鋭い歯だな



ずぶ濡れになったんでいちど休憩

車で暖をとりながら乾かす




場所を移した

漁港のテトラ側

潮通しの良いこっちがもともと本命

雨もいくらか弱まったようだ

夜明けのこない夜はないのと同様、

雨だって風だっていづれおさまるものだ



テトラに乗る

雨で濡れたテトラなんでとくに慎重に

三点で体を支えながら慎重に

で、沖のテトラに向かって逝ってこいバイブを投げる

俺の逝ってこいバイブはレンジバイブ

確か200円くらいだったような気がする

でこいつに

グッ!


走る戦慄


寄せて寄せて

ソッコー抜き上げ!



何だこれ?










昨日のと同じ種類だけどサイズが明らかに違う

デカい

超凶悪な雰囲気

レンジバイブでシーバスは釣ったことはないが

まさかこんな変なのが釣れるとはな



その後はウンともスンとも





漁港内には青い小さいやつが

たしかルリスズメダイ?



サビキで狙う

ヨシ!



4目達成





もっかい!

ヨシ!



五目達成!








近くで魚捌いてる爺さんがいたんで見にいってみた

見事な魚



イシガキダイと言うんだと

刺身にすると旨いと

ただ、デカくなると怖いとのこと

デカいやつはクチジロという

確かに鋭いくちばしがついている

これで貝とかウニを喰うらしい

捌いた腹から出した胃袋には確かにウニの殻が入っていた

胃袋を放る爺さん

すると空からサーッと降りてきてそれをくわえて舞い上がるピーヒョロロ



トンビ

南房とここいらは雰囲気がよくにている

ただ、和歌山の方がコンビニエンスが圧倒的に少ない



楽しい爺さんだったんで少し話をした

アカメは昔は日置川で釣れたらしいと

またスズキ狙うならみんな磯でヒラ狙ってるんだと



俺はさっき釣った凶悪な顔の写真を見せた

この顔に心あたりはないかい爺さん?

ああ、こりゃエソだな
と爺さん

あぁ、そういう名前なんだ聞いたことはあるな

すると爺さんがいう

ダメだよ
エソだよって俺がいったら、
エーッ? そう?
てあんたが返さなきゃだよと爺さん

ナイスなオヤジギャグを伝授してくれたが俺が使うことは ないだろう



爺さんと別れてまた漁港テトラへ

晴れてきたんでフラッシングで狙う

今度は磯



断崖

結構危険



エギが釣れただけ






もういいやと移動



途中、トラックに煽られ

トラック避けるためにに停めたパーキングでついでに睡眠





起きた
13時すぎだ

もうそろそろタイムリミットだ



車を走らせてすぐ

磯にサラシが広がるのが見える



すぐに車を停めて開始












かなり危険な岩歩き


ガンガン攻めて

どんどんロスト



かなりやった

もう止め


移動





日置川

また日置川

今度は河口からひとつめの橋





だめだな



ふと足下から俺を見上げる視線が・・・・・

迷子かい?






(割愛)




ま、家ん子になってくれたけどその前に大量ロストだからな

偽アイピー5個くらい

サスケやギョドーその他諸々


釣果は
謎の魚①×6
謎の魚②×1
エソ×1
おっきいエソ(28センチ)×1
ルリスズメダイ?×1
謎の魚③×3



ま、よく遊びましたとさ!








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2 コメント

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Unknown (O次郎)
2014-06-30 23:21:46
ニャンコの赤ちゃん。
かわい過ぎる。
生後1ヵ月くらいだね!
ウチのミーミと初めて会った時と同じ顔してた。
かわい過ぎる。
返信する
Unknown (むらちん)
2014-07-01 00:32:49
驚かすと悪いから近づきはしなかったよ
返信する

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