訳者は落合信彦 懐かしい、かつてのベストセラー作家だ。
文庫本上下で1200ページほどの長編小説だ。土日にゴルフに行く季節になる前に-寒い内に-大作は読もうと
ところが、オリンピックの真っ最中、夜9時10時は結構見逃せない競技が続いて、就寝時間が10時半の僕にとっては、読書時間0が続いた。
上巻の前半 第一話、野蛮な内乱とその描写には辟易としたが、この超逆境が主人公のバックボーンなのだから外せない。一人称で語られる物語は、少年の内面をしっかりと読者に訴える仕立てだ。
三人称で語られる後半、パリ上流階級の話は、クリフトン年代記的な展開で、気楽に読める。
下巻は、5話は成功者達のお楽しみみたいになって、もうひとつだったけど➰。
最終6話は予想どうり1人称に。 一人称の部分が本当のダックスということなんだろうか。
いずれにしろ、1400ページサクサク読ませてもらった。
国家が黎明期の先導者はこう言うのもあるかもと思った。高杉晋作も留学費を数日で飲み潰したとか、伊藤俊介達も1年以上海外を見聞したとか〰。
かつて読んだ、岩倉使節団のノンフィクションは面白かった。
文庫本上下で1200ページほどの長編小説だ。土日にゴルフに行く季節になる前に-寒い内に-大作は読もうと
ところが、オリンピックの真っ最中、夜9時10時は結構見逃せない競技が続いて、就寝時間が10時半の僕にとっては、読書時間0が続いた。
上巻の前半 第一話、野蛮な内乱とその描写には辟易としたが、この超逆境が主人公のバックボーンなのだから外せない。一人称で語られる物語は、少年の内面をしっかりと読者に訴える仕立てだ。
三人称で語られる後半、パリ上流階級の話は、クリフトン年代記的な展開で、気楽に読める。
下巻は、5話は成功者達のお楽しみみたいになって、もうひとつだったけど➰。
最終6話は予想どうり1人称に。 一人称の部分が本当のダックスということなんだろうか。
いずれにしろ、1400ページサクサク読ませてもらった。
国家が黎明期の先導者はこう言うのもあるかもと思った。高杉晋作も留学費を数日で飲み潰したとか、伊藤俊介達も1年以上海外を見聞したとか〰。
かつて読んだ、岩倉使節団のノンフィクションは面白かった。