気まぐれ高ちゃん ー アクティブに日々を過ごし、徒然のままに書いていこうと思います。

旅、読書、ゴルフ、絵(描くこと、観ること)、映画鑑賞、料理、美味しいもの 月並みな趣味の記録です。

5ー6月 読書記

2015-06-20 09:06:52 | 本と雑誌

定年後に海外旅行が深く楽しめるように読もうと買い置きの全集
興亡の世界史06巻 「イスラム帝国のジハード」
メッカやエルサレムには行かないが、トルコ周遊は数年以内に実現したい。ツアー代金も安いしね。
佐藤優の新書を読んで、イスラムを少し勉強することにした。最初に著者は、砂の無い乾燥地帯もあるので、沙漠と表記するとある。
エルサレムがやかましい 訳が 少し分かったようなーーー

以下は、冒険の森へ に収録の作品

「敦煌」 昭和34年 の作品だ

井上靖の小説は、初めて読んだ。淡々と物語が語られるが、時々、立ち止まって読み返しながら。正にあの時代の志ある人達の生き方そのものが、冒険だ。シルクロード、沙漠と表記されていました。
ムハンマドから400年、西から回教=イスラム帝国が迫り、そういう時代。登場人物が複合的にかかわり合い、1000年の後世に人類の英知を残した、創造力溢れる大作でした。
 20世紀になって イギリス人が、そしてフランス人が、地元中国が価値を見いだせなかった敦煌千年洞の文化財をそれなりの値段で買い集めたとのこと。 最後に史実を記載することで、その遺跡から物語の時代を作者がイメージしたように思いめぐらす気持ちにさせます。

「滅びの宴」昭和55年の作品
最後は、ハチャメチャ。他の週刊誌あたりの連載といっしょくた。凌辱の連続で、西村寿行ワールド。
居酒屋で一杯やった後の電車でも読める文章だ。

「八甲田山死の彷徨」昭和46年の作品
暑くて、ムシムシするので、涼しくなるかな と 思った訳ではないが。 組織と臨機応変を再認識。徳島大尉が健さんと被ってしまい。軍隊の非条理を訴えたかったのだろう。一方で、山田少佐を去年から自分の上司になった人にダブらしてしまい、不愉快の反芻になりました。

「街道をゆくー24ー近江散歩」
彦根城に行くので 司馬遼太郎を読んで予習をしました。

「テロリストの回廊」旅の供には、ジェフリーアーチャーかトムクランシー、リアルタイム・テロ軍事小説
メキシコの麻薬組織とイスラム過激派連合と アメリカ特殊部隊との攻防です。
海軍特殊部隊時代の 失敗した作戦ー親友を死なせたー が 要所でフラッシュバックする。 主人公を取り巻く戦士が 次々と死んでいく。 ノンストップーアクション。

追伸
2週間後にメキシコの麻薬王 エルチャポがトンネルから脱走したなんてニュースで聞くと、小説より凄い国だ。
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