ブックオフで1冊税ごみ110円。
伊藤整文学賞、毎日出版文化賞のW受賞。
伊藤整文学賞、毎日出版文化賞のW受賞。
もっとも、伊藤文学賞は資金難で廃止、受賞作も作家も知らないのが大半。毎日文学賞の方はさすがに、読んだ、この作家の別の小説は読んだといのが大半だったが。日本冒険小説大賞ではないので、受賞作だから手に取ったと言う訳ではない。 大河小説を読んでみたかった。
3部作のオルガ(ニ)ズムが出版されたのを機に大作を読むことにした。
1ー第一刊は当然、エピソードを折り込みながらの登場人物の紹介だ。退屈しそうな時に細かいセックスの描写があったりして、しゃきんとする。助かった。
いずれにしろ、何がどう展開するのか予測不能だ。
2ーまだまだ、登場人物たちのエピソードが続く。日本人の名前なので区別もつくが、外人〰️カタカナではわけわからず嫌になるかな。
この町の人達の錯綜、あり得ないだろうと言う関係、精神と下半身が描き出すクライムノベルなのか?
3ー大雨による洪水、避難。コカイン等、今は荒唐無稽の状況ではなく、いよいよ負のスパイラルを登場人物達が、右往左往しながら墜ちていくか。他人の不幸は蜜の味。フィクションでもそうなのです➰
4ー因果応報、なるほどね。最後は納得の長旅でした。