帚木ははぎ 蓬生の作品は初めてだ。憲兵、命令に従って活動していた兵隊が戦犯になる悲劇と逃避行のスリルが描かれている。
中国大陸では、旧日本陸軍はずいぶん傍若無人だったのだろう。アホな作戦をたてた参謀たちは長生きした奴等も多いというのに。
戦敗国にしか戦犯はいない。なかなか重たいテーマだが、中国での特高としての活動、逃亡の日々は、極限の中の生きざまと言うある意味冒険小説の赴きもある。
上下2冊の長編ではあったが、読了には時間を要した。
おりしも、本書を読み始めたばかりの日に大阪富田林警察署から逃亡し49日ぶりに逮捕された自転車男➰の逃亡もドラマになるなと思ったのは、僕だけではあるまい。
さらに、今日の新聞に巣鴨プリズンの13号室の扉が見つかったと言う記事もあった。偶然なのか〰、奇遇だ。
中国大陸では、旧日本陸軍はずいぶん傍若無人だったのだろう。アホな作戦をたてた参謀たちは長生きした奴等も多いというのに。
戦敗国にしか戦犯はいない。なかなか重たいテーマだが、中国での特高としての活動、逃亡の日々は、極限の中の生きざまと言うある意味冒険小説の赴きもある。
上下2冊の長編ではあったが、読了には時間を要した。
おりしも、本書を読み始めたばかりの日に大阪富田林警察署から逃亡し49日ぶりに逮捕された自転車男➰の逃亡もドラマになるなと思ったのは、僕だけではあるまい。
さらに、今日の新聞に巣鴨プリズンの13号室の扉が見つかったと言う記事もあった。偶然なのか〰、奇遇だ。