日々徒然なるままに

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神議りに議り賜ひて      宮島行って参りました part2

2019-10-18 19:08:08 | お出かけ
こんばんは。
久しぶりに朝から珍しく曇っておりました。
代替が昨夜から雨との予報でしたが、昨夜は雲間に隠れながらも月が見えるほどのお天気でした。
ところによればかなりの雨となったり、またなるようですがどういう訳かこの辺りはそこまでの雨量が見込まれないほど降らないようです。
もう雨はいらないと思われておられる地域のその雨を此方へ降らせてほしいほど、雨がありません。
段々気候的にも偏りが酷くなるのでしょうか、そんなことすら感じるこの雨の少なさです。





                                  





                                   





                                  




                                    





                                      




この11月6日に神迎祭が行われ続いて神在祭が斎行される訳ですが、それに伴いまして縁結大祭というものも執り行われます。
日時は11月11日と13日の各午前10時からとなっておるのですけれど、既に11日はご応募の定員に達したということで締め切られた
とのことです。
また弊講社にてもお申し込み頂けるのかと考えておりましたが、それが出来なくなっておるようでした。
何年か前までは可能だったと記憶しておるのですが、それも年毎に変遷したのでしょう、申し訳ございません。
詳しくは出雲大社HPの「縁結大祭特設サイト」をご覧頂きまして直接お申し込み頂きたいとのことでした。
祝詞の中にもありますが「神議りに議り賜ひて(かむはかりにはかりたまいて」と言われておりますように全国から八百万の神々が一同に
集われ、ああでもないこうでもないと顔と顔を突き合わせながら、様々に多くの方々や事柄を取り結び給う会議をなさっておられるのだと
思われます。
一年(ひととせ)に一度の、そのような大きな会議の議題?のひとつにあなたご自身のお名前も組み込んで頂きたい、そう思われます方は
どうぞご自身がお申し込み下さいませ。
但しこの縁結び大祭は実際に出雲大社の地までお越し頂ける方のみを対象としておりますので、そこのところは呉々もご承知おき下さいませ。
またこの大祭にお申し込み頂けなくとも当然の如くに大社境内の十九社(じゅうくのやしろ)にはそれら全国からの神々がお越しになり
この一週間は滞在しておられますので、それらにご参拝頂きまして多くの幸栄えを賜られますよう、ご案内申し上げるものです。
詳しくは上記にも記しております出雲大社HPの神在祭のご案内をご覧頂ければと存じます。




                                 




さて厳島神社参拝のところから話の続きをしたいと思います。
昨日はご祈祷の受付を済ませて待合室にて待っております写真で終わっておりました。
あの場所でしばし準備が整うまで待つわけですね。
昨年の昨日も奇しくも同様に参拝し、ご祈祷して頂いていたようです。
我ながら同じような日に来てたんだねぇ、と感じておりましたけども;。(笑)
その昨年はかなりの人数でご祈祷をして頂いたようでしたが、今年は全くの一人、自分のみでした。
こんなこともあるのかなとも感じましたが時間的にもちょうど1時前位でしたし、普通には皆さん食事時ですしね。
あともう少しすれば、また人もお越しになったのかもしれません。
ともあれ準備が出来るまでそこで待ち、支度が整ったところで此方へどうぞと拝殿へと促されました。
その時分にちょうどこの宮島の氏神様のお祭りがあったようで、地元の有志の方々が笛や太鼓を鳴らしながらお囃子と共に獅子舞を舞いに
この厳島神社の境内へもお越しになっていたようでした。
自分自身は拝殿にて座り平伏(へいふく)、頭を下げて神職の奏上される祓詞(はらいじ)を聞いておったのですけれど、後ろから鳴り響く
笛や太鼓の賑やかな音にかき消されよく聞こえません。
いつもなら頭上には大きく口を開けた幾柱かの龍の姿が想念に浮かびますが、今日ばかりは龍のみならずおかめやひょっとこの大きな顔が
同じように浮かんできてしまい、どうにも可笑しく感じられ、後もう少しで笑い出しそうになるのを堪えておりました。
祓詞が終わり続いて祝詞奏上となりましたが、その間にもお囃子はまだ聞こえておりました。
益々おかめとひょっとこが大きくなります;。
う~ん、どうしたもんだか;と思いつつ平伏しておりましたけれど、じきにそんなお囃子の音も遠ざかりやがて神職の奏上される声だけが
響いておりました。
しかしこの日はその声よりも何故かしら背後でチャリンチャリンとお賽銭を上げて拍手を打つ音の方が大きく感じられました;。
結局祝詞の内容はよく聞こえぬまま;奏上し終えられたようでした。
まぁ自分ひとりだけでしたし、後ろに衝立となって下さるだけの他の方もおられませんでしたのでね;。
それでもその翌日、参りました厳島神社の御祭神であられます市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)からはお言葉を賜っておりました。


 市杵島姫命

 “ よう参った まずは良かろう

   これからの新しき一年 また良うに過ごせ

   今 数多の人々集いしこと 良きかな

   一時は殆ど人の訪うことのない

   神奈備た島じゃったがな

   本日は遠近(おちこち)より集うのが その姿ぞ 

   良きことじゃ  ”


これは自分への言葉と共に他の事柄についても触れられたようでした。
数多の人々というのは多くの海外からお越しになっておられる人々のことも言われたように感じます。
また神奈備た(かむなびた)と言われたのは、元々この島全体がご神域のような場所であり、そのことからして一般の人はそこまで足を
踏み入れることももしかすると多くなかったのかもしれません。
そのような所へ大勢の人々が観光目的であれ、此処へ集うというのはとても良いことだと言われたようでした。
今は海に浮かぶように見える大鳥居が修繕に入っており、その姿が見られないのがとても残念ですが、それが無いとしても此処の景色は
素晴らしいと感じられるのではと思います。
そのような所へ人々が集う姿こそが良きことである、そのように言われたのでしょうね。




                                 




                                 




                                  
 




                                    
                                     (常にこんな感じでまるで龍の胴体みたいな雲が     
                                      見えておりました) 




                                   





                                       
                                        (灰色に覆われているのが海に浮かぶ赤い大鳥居)




                                    





                                   
                                    (手前のこの辺りで賑やかなお囃子があったみたい
                                      画面の一番奥が拝殿)




参拝し終えては回廊の奥に鎮座されております大國主大神が祀られている大国神社へと足を運びました。
此方で大神に参らせて頂きましたとご挨拶をし、厳島神社を後に致しました。




                                    




                                    



                                    
                                     (能舞台 時折此方で能が催されます)




                                     





この先、まだしばらくお訪ねしました神社もあるのですけれど。
いささか疲れましたので続きはこれまた明日とさせて下さいませ。
毎度ながらに根性無しですみませんです;;。





                                    





本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。
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