京都・㐂むら(きむら)呉服店公式blog〜受け継ぐ着物

創業87年。2013年に家業を継ぐため異業種から転身。2021年に主人も加わりました。お得な商品の紹介や日常を綴ります。

日本製モスリンの腰紐が入荷しました!

2019-12-13 16:02:58 | 小物

寒くなりそうでならない今年の師走。

でも今更コートを脱ぐわけにいかず、

外出しているときも、若干しっとりかいている汗に気づかないふりをしたりしています

着物で出掛けるにはちょうどよい気温ですかねー

 

さて、腰ひもが大量入荷しました

 
なんと日本製のモスリンの腰ひも
モスリンとは毛(ウール)のことです。


 
両親はさかんに
ニッケや!ニッケ!!とテンションUP
 
ニッケとは日本毛織株式会社のことで、明治29年に設立し、かつては軍省に毛布を納めていたほどの立派な会社です。
なので両親の世代(昭和初期生まれ)からすると、日本のウールといえばニッケで、しっかりとした生地だという信頼はとても強いのです!!
 
だからプライスカードもやたらニッケニッケニッケ…
 
 
あのニッケやーん
ていう人がどれだけいるのか分かりませんが、
このプライスカードで父の熱い気持ちを感じとってほしいですねー

既存のモスリンの腰ひもと比べてみました。

 
右がいつも扱っているモスリンの腰ひも
左が今回入荷した日本製モスリンの腰ひもです。
 
たしかに生地の目のつまり方とか違いますよね!!
 
腰ひもは正絹のものありますが(着物も正絹だから生地を傷めないという説もあります)
モスリンは緩みにくいので、
おはしょりの下の紐はモスリンの方が良いと教えられました。
ただ、すぐにシワシワになって細くなってしまうのが残念でした。
 
でもこの本モス腰ひもならシワになりにくそうですし、
巾も5.3センチと通常より5ミリほど広いので
しっかり締まりそう!!
 
まだ試していないので、明日の着付け教室でさっそく使ってみたいと思います
 
(→実際使ってみて、シワになりにくいし緩まないし、めちゃくちゃ愛用しています)

ちなみに大量入荷とはいえ
ご存知のようにこんな小さなお店に置ける程度なので
大した数ではありません。
 
売り切れ次第終了となりますので
どうぞ本物のモスリンの腰ひもを使ってみてください!!
 
長尺もありませすので、男性やふくよかな女性の方にもオススメですよー
 
最後になりましたが、
良い物は虫が大好き
虫食いにはご注意ください
 
 
【日本製モスリン腰ひも】
数量限定価格:350円
色:白のみ
サイズ:約5.3cm×約215cm
 
【日本製モスリン腰ひも(長尺)】
数量限定価格:500円
色:白のみ
サイズ:約5.3cm×約275cm
※既存のモスリンの腰ひもは約230cmです
 
 
価格はすべて税込みです。
(なお価格は変動する場合がございますので、その都度ご確認ください)
 
 
【お問い合わせ】
喜むら呉服店
603-8161京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル0120-293-055
南店直通075-491-2862
Mail kim529@jeans.ocn.ne.jp
 


 


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