京都・㐂むら(きむら)呉服店公式blog〜受け継ぐ着物

創業87年。2013年に家業を継ぐため異業種から転身。2021年に主人も加わりました。お得な商品の紹介や日常を綴ります。

正絹西陣織すくい織八寸名古屋帯・福駒柄

2021-01-16 18:43:00 | 

ようやく寒さがマシになりました。

でもまだまだ冬将軍はいるそうなので
油断せずにしばらくは
暖かい格好で過ごしましょー!

さて
今年初の商品紹介です。

【正絹西陣織すくい織八寸名古屋帯・福駒柄】



カジュアルな着物にピッタリの
みやこ織物さんの紬の名古屋帯です。
正式名は
手織り櫛織すくい織
の八寸名古屋帯
だそうです。

手織り櫛織すくい織

良い子悪い子普通の子
のようなリズムで
唱えてもらったら大丈夫です

前の柄はこんな感じです。



曲線がかわいい〜

地味目な着物に合わせても
ちょっと可愛らしさがプラスされます

の青色に合わせて
小物もブルー系にしてみました。

帯の地色は
黒でもなく
緑でもなく
グレーでもなく。。。



画像ではよく分からないかもしれませんが
実は色んな糸の色が混ざってますー!
なので、どんな色の着物でも合う
意外と万能な名古屋帯なんですよー!



ちなみに、
すくい織とは

綴に似た技法で、主に紬糸を持ち手織った織物です。木製の舟形をした織機用具の杼に緯糸を通して、経糸をすくいながら下絵の模様に織っていく技法で、綴織に近いものです。絵画的な表現ができることが特徴です。多くのすくいの帯は紬糸で織られた、しゃれ帯です。
(「きもの用語大全」より)

との事です。

分かりにくいですが、つまり
経糸が見えない綴れに比べて
すくい織は経糸が見えて
ふんわり柔らかい感じなのです。

また、綴れのように表裏どちらも使えるものもあれば、使えないものもあるようで、織元さんに寄るようです。

ちなみにこれは裏は使えません。



でもこの駒の花柄も紐のグラデーションもすべて手織りなので
とても手間暇かかった逸品な事は間違いないです

ぜひ今お持ちの紬や小紋に
合わせてみてください!

きっと合うはずですよ

【正絹西陣織すくい織八寸名古屋帯地・グレー地福駒柄】
特別価格SOLD OUT
※手かがりお仕立て代込み。
※お仕立には2週間ほどかかります。
 
※価格はすべて税込みです。
(なお価格は変動する場合がございますので、その都度ご確認ください)
 
【お問い合わせ】
㐂むら呉服店
603-8161
京都市北区小山北大野町59
フリーダイヤル0120-293-055
南店直通075-491-2862
kimurakimonoshop@gmail.com