
「ようキラークイーン!マフラーを変えたんだ!」


「ん?ストレート?」

「何をおっしゃいますやら。近所迷惑の事を考えてちゃ~んと触媒つけてんのよ」

「へぇ…(ついに丸くなったのか。感心感心)」
キュキュキュキュババババババ!←明かにうるさい

「おいバリカン。これじゃあ近所迷惑だ」

「そうだな…。そのうちなんとかするさ。しかしいい音だ!どうだ、その辺1周付き合わないか?テストだ」

「よかろう!」
何だかんだでハチロクに乗るのが楽しみな私。近所迷惑レベルなエギゾーストですが実際ナイスサウンド。窓を開けて音を聞きながらスタート、車内での会話は大声じゃないといかんぜ。

「この辺が俺の練習コースなんだ。この辺の人達は静かで平和な生活を送っているのさ」

「いやこんな車が(今は日中だけど)夜な夜な走っていれば静かでもなければ(マフラー音が)戦争だな。ほら、そこのおばーちゃん変な目で見てるだろ」
テスト走行終了。

「いまいちブレーキの調子悪いな…ちょっとリア交換しよ。あ、変な削れ方してる。なんで?」

「無茶な走りするからだよ…」

これが変な削れ方しているリアのパッド。左右のパッドを交換したっぽいんですが、それでどうなったのかは不明。多分ダメだろ。

「なぁ。なんで彼女できないんだろうな」

「こういう事やってるからじゃないの?車も競技仕様みたいで、乗り心地悪い(固い)し、うるさいし、エアコン無いし」

「うるせー!俺は車をいじるのが楽しくて仕方がないんだ!女なんていらん!」

「女が出来れば、そうやって車をいじる時間が無い。改造費につぎ込む金の一部は交際費に消える。それが耐えられるのか」

「やっぱいいや…」