バイデンアメリカ大統領が暴走している感じではあるが、もし中国が戦争で台湾併合に踏み切るならアメリカは台湾の防衛戦争に参加すると言っているようです。しかし台湾が中国の一部という考えは否定していません。台湾の独立戦争には組しないということでしょう。
台湾のハイテク産業、特に半導体関連産業はアメリカにとって非常に重要な産業であり、中国が台湾のハイテク産業を管理すると大きな不利益をアメリカはこうむります。台湾現状維持はアメリカにとって非常に重要なのでしょう。
近代のアメリカの戦争の経験知識は豊富で、国力衰退中といえども、軍産複合体はまだ非常に大きな力を持っています。現代戦の経験知識がない中国が軍事訓練だけで戦争による台湾併合に踏み切るのは成功確率が小さいと思います。
中国が正しいではなく、国土拡大ではなく、世界に通用する法は何かと考える知的先進国になってほしいものです。
中国の台湾戦争の確率はありますが、日本が盛んにアメリカとの同盟を強化すると言うのは戦争を呼ぶ行為と思います。すでに日本の防衛を逸脱し、アメリカと軍事的に協力して東アジアの秩序、さらには世界の秩序をつくると言っているように聞こえます。
これは非現実です。不可能です。アメリカが軍事力で世界秩序をつくれる訳がありません。アメリカは戦乱づくりが得意です。大半の世界の人々の平和志向と調和しません。背伸び外交は日本を不安定にします。民生重視の、技術開発と国内生産を重んじる平和主義国で十分です。アメリカの脇に立つ必要はないと思います。
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