日本はアメリカと同盟すると言うが、アメリカが期待するようには動いていません。ロシアに対する経済制裁は消極的です。ロシアに経済制裁されると日本人の生活に悪影響があるからです。
サハリンでのエネルギー事業への資本参加、エネルギーの輸入についても継続希望、サハリンの協力事業への援助金の支払い、北方諸島周辺水域での日本漁船の操業についても継続希望、ロシアも日本がきちんとお金を払えば経済交流継続の方針です。
ロシアは狂ったようにウクライナ戦争を継続していますが、お金不足は深刻で、戦争に対して日本から厳しい批判を受けていますが、日本はウクライナに軍事支援をやっていないので、日本の戦争批判やアメリカとの同盟は気にせず、ロシアとの経済交流国と評価し、経済交流を継続しています。
岸田文雄総理は国連総会一般討論で安保理常任理事国ロシアを厳しく批判し、安保理改革に言及しましたが、言っただけ、国連に言葉の記録を残しただけで、安保理改革はもちろん、国連改革はやらないのではないでしょうか。
日本の本音は経済交流重視です。言行不一致は問題で、日本の将来を暗くする原因になりますが、経済交流重視は、現在でも未来でも重要な行動です。
ところで朝鮮(北)については絶交しています。絶交しても日本人の生活水準に悪影響がないという読みで、差別的です。日本は真の経済交流重視国にはなっていません。
(注)裏返すと、日本が技術開発と国内生産を重視し、世界が日本と経済交流することを希望するなら日本は比較的安全ということになります。朝鮮(北)は軍事力強化ではなく、世界が注目するものづくりに挑戦するなら世界から批判されるどころか称賛をうけるでしょう。ちょっとした思い違いで朝鮮は最悪の状態になっています。これが政治のこわさです。
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