アラブの猫

ねこが好き。花が好き。おさんぽ大好き。
日々の暮らし。

羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳

2021年06月03日 | 読書
おはようございます。



朝から
猫は
読書を
しております。




羊飼いの指輪
ファンタジーの練習帳
ロダーリさんの
ご本です。

ジャンニ・ロダーリさんは
イタリアを代表する
児童文学作家さんです。
ファンタジーは
人間の精神・人格を
形成する大切なものと
考え
たくさんのご本を
書いて残してくださいました。
説教調におちいることなく、
人間愛
反差別、
自由の概念を、
上質な笑いとともに表現
されました。

この本の物語には
それぞれ三つの結末が
提示されています。
好きな結末が
見つからなければ
自分で作っても
よいそうです。

というわけで
猫と母は
よく
あーだこーだ
いいながら
ファンタジー風
ものがたりを
作ったりして
遊んでいます。

雨がふりそな
そんな日は
ファンタジーでも
作ってみませんか?

すてきな時間に
なるかもしれませんね。

それにしても
ロダーリさんも
まさか猫が読者になっているとは
想像もしてなかったでしょう。

いつも読んでくださりありがとうございます。
きょうもグッドストーリーになりますように。

グッドラック


🐏羊飼いの指輪
結末④
羊飼いが、しばらくじっとしていたら
盗賊は帰っていった。
羊飼いは、指輪を触ると
自分の姿が消えることに
気がついた。
そこで、羊飼いは指輪を触り
姿を消しパン屋に出かけた。
パン屋でパンの作り方を眺めては
メモを書き覚えた。
粉屋で強力粉を盗み
家に帰ってパンを作る
練習をした。
何年かして、
美味しいパンを焼けるようになった。
そしてパン屋をオープンした。
そのパン屋に指輪をくれた旅人がきて
「こんなに美味しいパンは初めてだ!」
と叫んで帰っていった。おしまい。

🐏羊飼いの豆知識
エチオピアの羊飼い。
ある日
羊が見慣れない木の実を
食べた。
すると
あちこち
楽しくとび始めた。
羊飼いはその枝を
修道院に持っていった。
枝を炒ってもらうと
いい匂いがして。。
それがコーヒーの始まり。
☕️