こんなに大きくなりました。
ベンジャミンにはみえないかな?
駐妻
目上の人をリスペクトするというのは、
とても大事なことです。
日本人女性は、とても礼儀正しい人が多いので
とってもいい関係が 最初は作れます。
昔のある日、駐妻Aさん、私、新人駐妻Cさんの三人でお料理を作ることに
なりました。
Aさん「このレセピは、あたくしの十八番なのよ。
お肉に、醤油、塩、こしょう、秘密の粉を ちょっと」
新妻に義理の母が教えるように、丁寧に「マイレセピ」を教えてくれます。
Aさん「そして、やはり、召し上がる方がご満足いくように
味見が肝心ですわよ」「ぺろり」(生肉を)
「やっぱり、おいしいくてよ、どうぞお試しあれ」と私とcさんに差し出します。
私 「(ぺろりと味見し)あああ、おいしいです」
cさん「あの~、この国、生水飲めないのに、何で生肉 食べなきゃなんないんで す↑?」
その瞬間、そこに流れていた空気が一瞬止まり凍りつき
次の瞬間、ばりんばりんと 空気が壊れていたったのでした。
Aさんのこめかみには、うっすらと青いものが浮き上がっていました。
「あたくしのいうことが、聞けないのっ」と言いたいんであろうとは
すぐわかりました。でも、Aさんもその場では我慢したようでした。
凍った空気の残骸を掃除すべく、
中間にいる私が「cさんの分は、私が味見したし 大丈夫ですよぅ!」と
いうことで、またお料理を始めることになりました。
そして、そのお料理が完成し サーブすることになりました。
なんと言っても自信作です。
でも、そのお料理は 残ってしまいました。cさんが、隠れて笑っています。
そのあと、cさんから「相談があるんですけれど・・・」と
呼び出されてしまったのでした。
つづく