染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

久ェ門君は仙台へ。

2024年03月19日 | 店主の一日
池袋東武の北陸信越物産展も今日で六日目。
たくさんのお客様に寄っていただきありがとうございます。
ここで久ェ門くんは明日、二十日からの三台藤崎さんの職人展の準備で仙台へ。
19.20日は僕が池袋東武さんにおります。
昨晩の十日町は少し雪が降ったのですが、東京は暖かですね。
少し春っぽい組合せに変えてみました。
あまり見ない色目の帯ですが、イエローの刺繍が映えます。





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禁忌

2024年03月18日 | 店主の一日
コルカタに行くにあたってビジネスパートナーからいくつかの禁止事項をいただいた。
「街にいる人に無闇にカメラを向けないこと。時によってはお金をせびられたり、トラブルに巻き込まれることがあるのです。
特に女性にカメラを向けてはなりません。それはマナー違反です。それになんびとであったとしても向けられたカメラに向かってポーズなんてとってくれません。」

なるほど。そう言うものか。
風景、静物なかよいのか。
初日の写真は見事なまでに風景ばかりだ、看板、ミッドセンチュリーの建物、荷車。
それでも十分に刺激的でした。

それにしても色とりどりのサリーを着て街を歩く人の様子をデータに納めておきたいのは実際です。
人間、環境に馴染むにつれて大胆になるものです。
すいません。
制限がある中で写真を撮ったので、構図に構っていることはできず不本意でしたが、今こうして僕の記憶を呼び覚ますにはちょうどよいです。

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新幹線は敦賀へ。

2024年03月17日 | 店主の一日

十日町への帰り。東京駅の掲示板には敦賀行きの新幹線が挙がります。
「新函館北斗」行きの表示を見た時もそれなりに驚きましたが、「敦賀」ってもえらい遠くに行くなぁって感じです。
新函館北斗にしても鹿児島中央にしても遠いとは言え、最短距離です。
頭の中に地図を思い浮かべてみました。
かなり大きく回ります。
東海道新幹線とどちらが早く敦賀までいけるのかと調べてみたら、米原を回った方が早くて安かったです。
東海道新幹線にトラブルが起きた時の代替戦としての位置付けもあるそうですが、果たしてそんな事が必要なのかよくわからない感じです。




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オカメザクラの夜

2024年03月09日 | 店主の一日
今朝の都内は朝から雪でしたが、午後からは晴れ。
都内はもう街路の桜が咲いています。
ソメイヨシノが咲くにはまだ早いのでこちらはオカメザクラ。
この場所に以前にはこんな感じのカ街路樹はなかった気がします。
ソメイヨシノよりも早く咲く種類を選んだのでしょうかね。
一足、早い春です。
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ブッロクプリント

2024年03月08日 | 店主の一日
先日、インドでオーダーをしてきたブロックプリントなのですが、こんな感じかと。
白い生地に柄を染めるにはいくつかの方法があります。インド更紗では木型に染料をつけて染めていく方法があります。
職人は目測で木型を置いて、上から持ち手部分を何度か叩きます。
恐らく、上から力で押しただけではしっかりと染料が付かないのでしょう。
当然、継ぎ目が濃くなったり、染料がのらない場所も出てきます。
僕はその出来上がりの柔らかさが好きになってしまったのです。
国内では生地を染める時には大抵、図案に合わせた型を彫って染めています。型の元が紙か木かの違いのようにも思います。
日本で更紗を染める時にインド更紗の経年変化や「ぼかした」表現をするために濃淡に合わせた型紙を余計に作って染める場合もあります。
きはだやではその柔らかな雰囲気を出すために擦ったり、糊を加工したりして表現してきました。
これも結構と難しいものなのですよ。
インドの更紗はハンコを押すだけ。一見、やり方はシンプルです。
でも職人さんが作ったもののように均等に木型を捺すことはかなり難しいです。
それは日本でするように型の上に糊を置いて均等に染めていく職人技となんら変わりがありません。
木型を叩き続けて染めていく行為そのものがとても美しいと思うのです。


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ミティラーへ。

2024年03月03日 | 店主の一日
今日は午後から市内のミティラー美術館に行きました。小学校を使った私設美術館で、インドのフォークアートのコレクションがあります。

今年は雪が少ないので迫力が足りませんが、ここに冬に来るのがよいのです。
万人受けするとは全く思いませんが、僕には心地よく感じる場所です。
少し離れたご自宅から館長さんの奥様が来て中に入れてくださいます。
電気をつけて休憩室に火を入れてくださいます。
一人の観覧者のために開けてくださるのですからひどく恐縮してしまいます。
館内は暗く寒いです。
僕はここの寒さを感じに来るのですが、そうしている間、奥様は寒さに震えて(勿論、コートなどの防寒はしてますけどね)受付におられるのですから全く申し訳ないことです。
シンとした空気の中で大きなテラコッタに囲まれているとなんだか宇宙の澱に足を踏み入れたような気になります。

この建物が僕にどう作用するのかは分かりませんが、考えても仕方のない事は考えなくなるというか。なんとなく澱みの部分が別れて絵もなんだか不思議です。絵の意図するものはなんなのでしょうね。
やはり、宇宙の澱なのかも知れません。








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清津峡トンネル

2024年03月03日 | 店主の一日
昨日は思いがけずの雪。
今朝は晴れ。
これは絶好のコンディションと思って、清津峡トンネルへ。
謀らずも坑道一番乗り。
雪国が本当の姿を見せるのはよくもわるくも冬なのだなあと。


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気象の世界では三月から春

2024年03月02日 | 店主の一日
朝のラジオでいうていましたが、気象の世界では三月からが春なのだそうです。
三、四、五月が春。

昨日、一日は近くの高校の卒業式だったみたいです。
ここ数年はコロナで在校生は出席できなかったそうですが、今年は全校での卒業式だったそうです。
よかったですね。
では全員ででられなければ悪いのかと思えばそういうものでもなく
まあ、気持ちはわかりますけどね。

一晩明けた二日は雪。結構と積もりました。

きはだやの社屋も冬に逆戻りです。
まあ、まだ三月ですからね。仕方ないです。
今まで暖かかったところに雪が降ったので雪崩などの事故が心配です。

卒業式といえばやはり山本潤子さんが歌う「卒業写真」です。
https://www.youtube.com/watch?v=gYP60kIkEt0
ちょっと古い映像ですが正やんと一緒というのもよいです。
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