今日は午後から市内のミティラー美術館に行きました。小学校を使った私設美術館で、インドのフォークアートのコレクションがあります。
今年は雪が少ないので迫力が足りませんが、ここに冬に来るのがよいのです。
今年は雪が少ないので迫力が足りませんが、ここに冬に来るのがよいのです。
万人受けするとは全く思いませんが、僕には心地よく感じる場所です。
少し離れたご自宅から館長さんの奥様が来て中に入れてくださいます。
電気をつけて休憩室に火を入れてくださいます。
一人の観覧者のために開けてくださるのですからひどく恐縮してしまいます。
館内は暗く寒いです。
僕はここの寒さを感じに来るのですが、そうしている間、奥様は寒さに震えて(勿論、コートなどの防寒はしてますけどね)受付におられるのですから全く申し訳ないことです。
シンとした空気の中で大きなテラコッタに囲まれているとなんだか宇宙の澱に足を踏み入れたような気になります。
この建物が僕にどう作用するのかは分かりませんが、考えても仕方のない事は考えなくなるというか。なんとなく澱みの部分が別れて絵もなんだか不思議です。絵の意図するものはなんなのでしょうね。
やはり、宇宙の澱なのかも知れません。