キンモクセイの香り

十日町はすっかり秋です。雨の日は戸を開けておくと肌寒い感じ、晴れの日は心地よい秋風が吹きます。

いい季節です。ヤンバル農園の作物も夏野菜は一通り終わりです。

きものを着るにも実にいい気候ですね。

乾いた風が袂を抜けてきます。この心地よさは洋服では実感できないものと思います。僕がきものを着ていて感じる一番好きな感触です。東京でも同じ乾いた心地よい風なのですが、十日町の風はまた格別な気がします。

「秋」の持つ収穫の豊さみたいなものを孕んだ風だからでしょうか。或は、暑い夏が終わって雪の季節の前の安堵の空気かもしれません。

この町で育ったためかも知れませんが、何か特別な空気です。

夜に家に戻ると庭に植えてあるキンモクセイの香りが夜風に混じります。冷たい夜風に混じったキンモクセイの香りは心地よく一日を終わらせてくれます。

稲刈り時期における機織り。

今日はみ～～んな出張の振替でおやすみ。何となく、秋の一日っぽい感じです。

きはだやにいるのは奈々子姐さんと僕だけです。人がいないと静かですが、その分、目の前には作業の山が積んであります。

やれやれ。きはだやには奈々子姐さんが手ぬぐいの出荷作業に追われています。

それに今週末はツイッター十日町交流会の設立があるので、一応会員の僕もそれなりの準備をしたりしています。～苦手なパソコンでパタパタ。

今日は天気が程よいのでこれから機織りをしてくれている人のとこにいってきます。

機織りは農作業の様なもので、稲刈り時期にはなかなか機を織れないので、あまり出来てきません。それなりに困ったりもするのですが、僕はそんな「ユルさ」が好きだったりします。

市内には多くの機やさんがあるので、各々を請け負う織り子さんの性格もいろいろあると思うのですが、きはだやの織り子さんは割と穏やかかとも思います。

そんなあたりも出来上がりにでるのかもしれません。

パソコンのハードディスクの増設。。

ここのところ、ツイッターなんぞで遊んでいたら、どうもこちらが滞り気味です。

～まあ、ツイッターっていってもそちらもどれほどの事はありませんが。w

僕は十日町に戻った13～４年前に、始めてパソコンを買いました。

今でもそうですが、実はかなり苦手です。メールは便利ですが、どうも手紙を書く方が好きです。

京都にいた当時に居内商店の居内君と知り合うのですが、彼はパソコンを抱えて生きているみたいな感じで、感心をしたのを思い出します。

今では仕事でパソコンなしともいかず、機械を替えながらず～～っとアップル党です。

今のノートは４年前くらいに買ったもの。絵をいじったりする訳ではないので、ハイスペックなものは必要なく、かなり素人にとって実用的な程度です。

しかし、ここしばらくの悩みはハードディスクの小ささ。なんたって６０ギガしかありません。

僕が京都にいた当時、Mac狂の加工屋さんがいて「今度のはハードディスクを大きくしたから１ギガやでぇ！」なんて言ってました。当時の１ギガは庶民にはかなり天文学的な数字でしたが、１０数年経るとすっかり様相は変わります。

デジカメで撮った写真をパソコンにコピーするのも難儀する始末。データの大きな画像が送られてくるとちっとも開かないなどそろそろ限界でした。

使っていて空き容量が８０メガとか表示されると情けなくなったりします。

第一、６０ギガって、昨今では「フラッシュメモリーか！」っていう程度の容量です。あはは。

そんな中、前述のツイッター交流会に出てたら「そんなん、増設したらいいじゃん。今、ハードディスクなんて安いよ」とか言われ、先日、取り寄せて増設しました。

それほど機械に強い訳ではないんですが、割合と簡単に出来上がり。ついでにメモリも足しました。

かなり快適です。

現在、市販されているものに比べたら玩具みたいなものですが、僕にとってはちょうどいい感じです。

今週からはかなりご機嫌な感じで僕の「りんごちゃん」も動くのでブログも書こうと思います。