染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

飛騨、専勝寺さまのこと。

2024年07月14日 | 店主の一日
先日、飛騨市角川にある専勝寺のご住職様から手紙がきました。
中には和紙に筆書きされたお手紙と先日、除幕式が行われた政井ミネさんの像の資料が入っていました。

政井ミネさんは映画「あぁ、野麦峠」の主人公で専勝寺様にお墓があります。
今から40年近く前に僕はこの専勝寺様のお堂に一晩泊めていただき、ここから野麦峠を越えて長野県の諏訪まで歩くことになります。
当時いらしたのは先代のご住職なのですが、その後も今日まで飛騨に行く時にはいつもこのお寺を詣ることにしています。
銅像は都内の実業家の方が寄進されたそうです。

うちの子供たちが中学生になった時に各々、専勝寺から野麦峠を越えて諏訪まで車で走りましたが、僕が歩いた頃に比べてすっかり観光客の方も減っていて、飛騨の女性たちが女工さんとして信州に出稼ぎに行った歴史も次第に記憶から薄くなっているのを感じました。
この像が出来たことは飛騨市のホームページや地方紙によって報じられていますので、今日の人たちがまた興味を持ってくれたらよいなと思います。

https://www.city.hida.gifu.jp/site/koho/2024-05-26-1.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする