染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

奈良 

2019年11月03日 | 店主の一日
今日は奈良泊。
実は宿の予約が遅れたら全く宿が無くて、トラベラーズインも覚悟したら、旅館が一軒空いてました。
宿に着いたらご年配のフランス人の団体。
宿は三十部屋程あるが、日本人は僕の他には一組だけらしい。
でも、たまには旅館もいい。
布団と畳は居住のレイアウトも自由だし。

こんなんして、布団が敷いてあるとみんな「fantastic!」とか言うのかなぁ。


近所の居酒屋でとっぷりと飲んでご機嫌。





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美人画東西

2019年11月03日 | 店主の一日
僕は絵は全くの専門外なので、ただの感想文と思ってご勘弁ください。
鏑木清方の美人画と並んで言われるのは上村松園。


大変によく知られた絵かと思います。
京都の出身で女性で初めて文化勲章を受賞されました。上村の方が早く亡くなっていますが、ほぼ同時代かと。




きは店は清方の描く女性と松園の描く女性のどちらが好みかと言えば、圧倒的に清方です。
個人的に「築地明石町」がお好みというのもありますが、清方の絵を見ていて思うのは対象はお姫様ではなく、町にある人々。
晴れ着よりも、きものに繻子の襟をつけた市井の女性の姿が目に止まります。
今で言えば「会いに行けるアイドルAKB」という感じであるかもしれません。
清方は美人画と言うよりも風俗画がよいのかもしれません。
今回の清方展には「明治風俗十二ヶ月」の展示もあります。これもとてもよいです。
とても好きな絵。
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店主なかなかの美人に会う。

2019年11月03日 | 店主の一日
竹橋の近代美術館で開催中の鏑木清方の「築地明石町」を観てきました。
今回、美術館の収蔵となったのを記念してらしく。
以前に切手の図案になったことがあるので、見たことがある方も多いかと。

ラジオで言うてましたが、全てを筆で描いていた最後の世代との事。
なるほど。清方も1970年代後半まで生きていましたので、晩年も鉛筆を使わなかったと言う事はないでしょうけれど、字も絵も生活の筆記具が「筆」であったと。
なるほど。額の髪や指先の繊細さは実に美しく。





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