元旦に本屋さんで以前から気になっていた本を購入しました。
渡辺和子さん著の『置かれた場所で咲きなさい』です。
昨年のベストセラー本と言うこともありどこの書店に行っても目につく場所に置いてあります。
置かれた場所で咲きなさい | |
渡辺 和子 | |
幻冬舎 |
恥ずかしいのですが昨年末までこの本が大人気本とは知りませんでした。
ただ、タイトルがとても私のココロに響いていたのでいつも気にしていました。
それをどうしてか、私、
元旦に買いたくなり買いました。
いつもは本を買うと一気に思い切り読み切ってしまいますが、
この本はゆっくり心にとめながら読んでいます。
ページをめくるたびに、
著者の一つ一つの言葉に緊張感を感じ、
ハッとする瞬間があります。
例えば
文房具類を万引きして捕まった子どもに、父親が言ったそうです。
「馬鹿だなあ。このぐらいのものなら、いくらでもパパが会社から持って帰ってやったのに」
子どもは、
親や教師のいう通りににはなりませんが、
親や教師のする通りになります。
ですから、子供には、周囲によい手本がなければならいのです。
『なって欲しい子どもの姿』を、
親も教師も自ら示す努力をしなければならないということでしょう。
その他にも分ってはいながら、
なかなか出来ない日常的に気をつけたいメッセージはたくさんありますが
『笑顔』、『ほほえみ』について記された箇所にはグッとくるものがありました。
今、大阪では教師の体罰事件について
とりだたされていますが、心が乱れているのか、
分りませんが心身共に健全でありたいと思います。
体罰と共に言葉の暴力も人を大きく傷つけます。
笑顔でいると、不思議と問題が解決することがある。
自分自身との戦いの末に身についたほほえみには、他人の心を癒す力がある。
もしあなたが 誰かに期待した
ほほえみが得られなかったなら
不愉快になる代わりに
あなたの方から ほほえみかけて ごらんなさい
ほほえみを忘れた人ほど
それを必要とする人は いないのだから
私たちは時に、
顔から、口から、態度から、
ダイオキシンを出していないでしょうか。
これらは大気を汚染し、環境を汚し、
人の心をむしばむのです。
笑顔で生きるということは、立派なエコなのです。
渡辺和子著
置かれた場所で咲きなさい より
今月1月28日(月)のサークルでもご紹介したいなと思っています。
ママたちへの読み聞かせかな