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最終仕上げ。
搭載艇や細かい装備品を取り付け、あちこち塗装をタッチアップ。主砲と魚雷発射管を載せて作業完了。

まあまあいい感じ。

1923型(メーヴェ級)。工房飛竜のレジンキット。実は人生初のレジンキット挑戦だった。

見ての通り常識的なレイアウトでどこの国で作ってもこんな感じになりそう。ある意味手堅い設計ということ?

特定の艇の再現を目指したわけではないが、船尾が角ばってるので1番艇(メーヴェ)以外のどれかになる。メインの参考資料とした写真は3番艇"グライフ"の物なのでしいて言えばそれかな。

1937型(T13級)。これも工房飛竜のレジンキット。人生初レジンなのも同様。

ガラリと変わって現代風な(当時で言えば未来的?)デザイン。迷彩はT1やT8、T17などの写真を参考にでっち上げ。レーダーの配置はT17を参考に。
このレーダーアンテナは固定式なので前方の限られた方向しか走査(固定だからこうは言わないかも)できない。おそらくこれは索敵用ではなく濃霧中を航行するときの前方監視用ではないだろうか?

主砲は後部に10.5cm砲1門のみという潔さ。ほぼ同じ排水量の日本海軍の鴻型水雷艇が12cm砲3門も載せてたのとは対照的。しかし鴻型は水雷艇のくせに魚雷発射管は3射線しかない。

1939型(T22級)。これまた人生初スクラッチビルド。今回は初物づくしだな。

T13級をそのまま拡大(排水量で1.5倍くらい)したようなシルエット。正式には"艦隊水雷艇"だそうだがそれって駆逐艦と何が違うの?
排水量が増えた分は主砲3門の追加分。

この主砲は口径10.5cmながら最大仰角70°、半自動装填で毎分15発(カタログ値)撃てる優れモノ。
一方ドイツ艦定番装備の37mm連装砲はスタビライザー付きの砲架だけど手動装填なのがちょっと残念。
レーダーは旋回式だけどやっぱり前方しか走査できない。
迷彩は気に入ったパターンが見つからなかったのでグレイ単色。

レジンもスクラッチも予想ほどはてこずらなかった。基本的な工作技術で何とかなる。
逆に言うとプラモデルが作りやすく出来過ぎているということ。船体の形状とか複雑な部品の成形とかはみんなメーカがやってくれる。だから"ここが違う"とか"モールドが甘い"とか文句を言うのはメーカさんに失礼。プラモデルのパーツは"途中まで加工済の素材"と思って、そこまでやっといてくれたメーカさんに感謝すべきなのだろう。


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寄り道その2。

最後の懸案だった搭載艇はシンプルに厚紙の積層から切り出して作成。

一応カッターとモータボートのつもり。
これでひとまず組み立ては完了。

塗装前に記念撮影(^ ^)v

塗装は普通のプラモデルと同様ラッカーで。途中の写真は無いのでいきなり塗装後の姿。↓

上が1番艇(メーヴェ)。1923型の写真を見るとはじめは暗めのグレイに塗装されてるものが多かったようなので全面ニュートラルグレイにしてみた。下のはまだ名称未定。塗装は1924型のイラストで見つけた迷彩を参考にした。材質が紙なので塗料をどんどん吸ってしまう。しかし木工用ボンドが付いた部分は逆に塗料を弾いてしまうので仕上がりが汚くなってしまった。
ペーパーモデルでしかもJPEGデータだったのでプリントアウトする前に彩色しとけばよかった。他のモデルではやってたことなのに何でこれだけやらなかったのかは不明。(昔のことなので)
その他細かい所で気になることはあるけど一旦終了。

工房飛竜のレジンキットと並べるとこんな感じ。↓

ペーパーモデルは1/720スケールなのでちょっとだけ船体は小さい。基本形は当然同じなんだけど所々シルエットが違うところがあるが気にしないことにする。主砲シールドや魚雷発射管が大ぶりになってしまうのはまあ仕方がない。これ以上小さくなると組み立てが無理(>_<)

さて、寄り道はここまで。本筋に戻る。


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寄り道として始めたペーパーモデルの進行状況。

まずは船体から組み立て。

ウォーターラインシリーズで言うところの艦艇板(このモデルではKeel=竜骨と表記)に縦横の隔壁パーツを取り付ける。
横隔壁が2組しかなくて強度的にちょっと不安だったので追加してみた。(結果的には多すぎた)
続けて甲板パーツ、乾舷パーツの順で貼り付け。どっちを先にするか迷ったのでまず1隻目を前記の順でやってみて特に不便は無かったので2隻目も同様に。

↑さらに上部構造の一部を乗せた状態。パーツの取り付け位置が記入されているので悩むこともない。

↑船尾。1923型の1番艇メーヴェのみ船尾の形状が違う(丸い)ので再現してみた。


艦橋と煙突。艦橋上部が写真とかのイメージとちょっと違うのだけど直そうとすると収拾付かなくなりそうなのでそのまま。煙突も少し太短いのだけどそのまま。実物のイメージに近くなるよう煙突上部だけちょっとアレンジした。


甲板パーツには魚雷/機雷運搬用のレールの位置がプリントされている。ネットで集めた資料では確認出来なかったので工房飛竜のレジンキットでは再現してなかったんだけど、やっぱりあるのが普通だよね。というわけでペーパーモデルの方は細切り(とはいえかなり太い)の紙で、レジンキットは伸ばしランナで再現。ただしレジンキットの方は甲板上の構造物が邪魔で右舷側は船尾部のみの設置。


船体はほぼ組み上がり。武装パーツも組み上がった。マストは長さを示す線が型紙にプリントされているのでそれに合わせて厚めのボール紙を使用。木工用ボンドの水分でグダグダにならないようプラ用セメントを滲み込ませて強化。ヤードも細切りの紙製。
主砲と魚雷発射管は旋回できるよう伸ばしランナのシャフトを仕込んである。シールド付きの主砲砲身は伸ばしランナ、シールドなしの物はレジンキットと同様ピットロードのパーツから似たのを選択。魚雷発射管は長さがギリギリなので全長や回転軸の位置の調整が必要だった。
省略されていた測距儀とサーチライトも紙で作った。

残る課題は搭載艇。できれば紙製にしたいんだけどどうやって作ればいいか思案中。


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終わりが見えてくるといつもの悪い癖が...

細かいパーツもだいぶ揃ってきた。

↑ドイツの小艦艇によくある四角形の救命筏も自作。プラ材で原型を作って"型想い"とエポキシパテで大量複製。とりあえず20個ほど作ったらもう嫌になった。これだけで間に合わせる。

↑機銃類。20mm単装機銃はピットロードのものを改造(シールドを切っただけ)。メーヴェ級用には銃座が狭そうだったので小振りなやつをジャンクから調達。20mm4連装はピットロードの25mm連装機銃を束ねてでっち上げ。37mm連装砲もジャンクパーツを組み合わせてそれらしく。

船体の方はマストとヤード、クレーン類やその他装備品も取り付けてほぼ完了。残るは武装とレーダー、搭載艇など。

↑メーヴェ級("1923型"って書く方が楽だとやっと気づいた)。

↑T13級。レーダー取り付け用にマストに延ばしランナを取り付けてある。レーダー取り付け後余分を切り取って調整する。

↑T22級。マスト上部の十字型ヤードは3隻共通の難関。工房飛竜の説明書にある方法だと見栄えが良くないと思ったので、4本別々にマストへ直付けした。きれいに十字型になるよう角度を調整するのが大変。

迷彩塗装どうするかはまだ思案中だが、ひとまず難関はすべてクリアしたはず。
ここでいつものように(?)ちょっと寄り道する。


↑20年以上前にDLしてプリントアウトまでして未組み立てだった1923型水雷艇のペーパーモデル。
Louis R. Coatney氏が公開しているフリーデータで、現在でもDL可能。組み立て説明書とか追加されてないかと思ったけど残念ながら更新は無し。サイトにはいくつか新しいモデルがアップされていたのでついでに入手しといた。そのうち作る。
久しぶりに紙工作(^ ^)v


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船体と上部構造が組み上がったので塗装する。


ひとまず全体をエアクラフトグレイ(Mr.カラー#73)で、甲板など平面部をニュートラルグレイ(同#13)で塗装。
メーヴェ級は多分このままの色で仕上げる予定。T13,T22は迷彩入れるつもりでこれをベース色にする。

まだまだ自作しなきゃいけない細かいパーツがある。↓

延ばしランナでレーダーアンテナを作成中。手持ちのパーツに適当な寸法のが無かったので止む無く自作中。
2種類あるのはどっちのタイプを付けるかまだ決めてないから。T13級の固定レーダーアンテナがちょっとカッコいいので作ってみたいんだけど、マストへの取り付け法がよくわからないので迷っている。

もちろんマストも作業中。

↑T13級のマストはこんな感じ。実際の固定アンテナは2基がそれぞれ左右45度(くらい?)に振った形で取り付けてある。
そんな取り付け方でレーダーとしてちゃんと機能するかは不明だけど見た目はカッコいい。

あと、マストに付くヤードがまためんどくさい形状で悩ましい。


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