通勤時間が長いのでいろいろな本を読んでます。
A.C.クラークの短編集"太陽からの風"は一応2周りしました。
読み応えがあったのは表題作"太陽からの風"、"地球の太陽面通過"、"メデューサとの出会い"の3篇でしょうか。
読んでいて思わずその情景を想像してしまうようなストーリーです。
次にアシモフの科学エッセイ"素粒子のモンスター"。
かなり難しい内容(一般相対論の等価原理とか)を解説しているんだけど、一見関係無さそうな話題から引き込んでいく上手さでなんとなくわかった気になってしまいます。
で、今読んでるのはA.E.ヴァン・ヴォークトの"武器店"シリーズ。
クラークのエッセイでちょっと紹介されてて気になっていたら創元文庫で復刻されてました。
現在1冊目の2巡目開始したところ(電車の中で読んでるとなかなか頭に入らない)。
とにかく話のスケールが大きい(時間的にも空間的にも)し、内容も濃い。
60年前(!)の作品なので科学的に怪しいところはありますがストーリーには影響なし。
ちなみに"武器店"といっても別に死の商人ではない(どっちかといえば逆)。
こういう目的の組織は今すぐ必要な気がします。
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