KHX Products - BLOG Division
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ブンカーの建設は一段落したので、本命のヒコーキモデルを始める。
昨年から、イギリス、ドイツの超有名機を作ったので今度はフランス機にする。在庫(主にエレール製)はいろいろあるけど今回はコードロン C.714を選択。

使用キットは(もちろん)エレール(上)とポーランドのREFLEX製の物(下)。先に買ったのはREFLEXのやつで、当初はSEMRみたいにHELLERの金型を使ってると思ってた。その後別件でネットの資料漁ってたらREFLEXのキットとHELLERのキットは別物と分かって、最近になってやっとヤフオクでHELLER版を入手した次第。

で、キットの内容だけど、HELLERのもかなり古そうな感じ。もともと木製の機体なので表面にはパネルラインとかほとんどないので問題なし、必要なディテールはちゃんとある。問題はREFLEXのキット。全体的にHELLERの劣化コピーみたいなキットでパーツ割は全く同じに見えるが細部がことごとく省略されてる。なんとキャノピーにはフレームのモールドが無い!おまけに成型時に金型がズッコケてたのか主翼上面パーツが(パーツの)上下面で1mm以上ずれてる。

↑右がREFLEXのパーツ、左のグレーのパーツはHELLERの。最初にこれを見た時は"これは組み立てられない"と思った。今回はHELLERのキットもあるし資料も少しはあるので何とか補修してみるつもり。

↑主要パーツを修正中の図。共通の修正箇所は補助翼の平面形と主翼下面のガンポッド(?)側面形状、コクピット左側の円形パネルの位置など。それに加えてREFLEXのキットはフラップが無いので再現が必要。
キャノピーはクリアバックスのフランス機用があるので(キャノピー欠品のD.520用に大昔買っておいた)、少なくともREFLEXキットのパーツは使わなくても済む。
難関はやたら開口部が広いコクピットかな?

ところで、C.714(資料によってCR.714)の名称は"Cyclone"らしいが(これも資料によってあったりなかったりするので公式ではないのかも)なんて読むのかわからん。英語読みなら"サイクロン"だろうけど...


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引き続きブンカー内壁の工作。
以前作ったブンカーと同様に桟橋部にボラードを設置、緊急用のライフラフトを置いて、内壁上部にキャットウォークを付けた。あと雰囲気を出すためプラ材でドラム缶や木箱風のものを作って配置、それらしく汚しを入れてみた。
結果、こんな感じに。↓

継ぎ目は特に隠してないけどぱっと見では延長部分の差異は分かりにくいので、まあ成功だろう。
というわけで、さっそく箱組み。ここで歪んでしまうと元も子もないので、直角・垂直に気を付けて組み立てる。組んだらセメントが完全に固まるまではしばらく養生する。
これで第一期工事(?)は一応終了。天井のクレーンとかFLAKタワーとかはもう少し考えてから。


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引き続きUボートブンカー建設中。
結局ブンカーの延長は前方で行うことにした。隣接するブンカーとの接続部があるので後方を延長した壁面パーツをそのまま前へずらすことはできない。プラ板で延長した部分を切り離して前方に付け直した。
あとは壁面に元のパーツと同様なディテールを作りこんで延長作業は終了。
こんな感じになった。

合わせのチェックのために並べただけなのでまだ接着はしていない。
さらにパーツを塗装してみるとこうなる。

ぱっと見、延長部分も特に違和感なさそう。天蓋パーツはFLAKタワー取り付け穴の位置決めが面倒なので後方延長(特に前後のあるパーツじゃないけど...)。
あとは各壁面に細かい工作を追加して、天井にクレーンをつければ終了。


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今年の模型初めはピットロード(旧グリーンマックス)のUボートブンカー。
一応109の後のヒコーキネタは考えてあるんだけど、ふと思い立って手を付けた。

こちらは昔作ったやつ。ちょっと細工して天井にクレーンっぽいものを追加してある。

ブンカーは2つの区画(Penというらしい)に分かれていて各区画に2隻づつUボートが入る。本物では後部(右側)に建物が付随しているみたいで倉庫とかになってるんだと思う。
今回は素直に増築するつもりで作業始めたんだけど、途中でこのままでは大型の潜水艦は入らないと気付いた。船体の長いIX D型や極東からやってくる伊号ははみ出してしまう。そこで作業途中だったけど急遽拡張工事を開始。後方を4cmほど伸ばした。

延長作業はこんな感じ。プラ板で壁面を延長するだけなので寸法さえ間違えなければ大したことは無い。ついでに内部の桟橋(?)に当たる部分も幅を広くする予定。大型艦なら幅から見て1隻しか入らないだろうから問題なし。

ここまで書いてて今気づいたけど、ブンカーの延長は後方じゃなくて前方にした方がいいんじゃないだろうか?
作業としては後方に延ばす方が楽なんだけど、完成後の収納を考えると後方延長では収まりが悪そう。
見栄え的にも正面に段差があった方がカッコいいかも。

やり直すなら今のうちだが、さてどうしよう?


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ギリギリ年末に完了。

まずはHeller F型。昔買っておいたハセガワデカールを使ってJG27のハンス マルセイユ機とした。

キットは正しくは1/75スケールになっていたので、同時進行する他のキットとサイズを揃えるため胴体、主翼パーツを切り刻んで延長・拡張を実施。もちろん"大体これくらい"って言う程度の修正で厳密にやるつもりははなっから無い。

コクピット部でも延長したためキットのキャノピーパーツは使えなくなったのでAIRFIXのキットから流用。

パーツをバラバラにしたついでに主翼は着脱可能にしておいた。作業が楽になったし、置き場所にも困らない。

こちらはZVEZDA F型。キットのデカールでJG54のハンス フィリップの乗機。

冬季迷彩は実機同様標準のグレイ系迷彩の上から水性カラーのフラットホワイトを塗りたくって再現。

単色塗装だと109のスマートなスタイルが際立つ。

次はHeller G型。”世傑”No.109に写真が在るAufkl.Gr.123(第123直協偵察飛行隊)のG4型にしてみた。

ただし、好みで機首のMG17機銃の銃口はパッチで塞いだ仕様に改変。

デカールはキットのものだと適合しなかったのでジャンクデカールからの寄せ集め。

主翼の300L増槽はキットのものを型どりしてエポキシパテで複製。胴体下面のレンズカバー収納部もプラ材で原型作って複製したのを取り付けた。

最後はAIRFIX G型。キット指定のフィンランド空軍MT-422号機。

見慣れたドイツ空軍仕様とはまた違った雰囲気。

キャノピーは本来従来型が付くんだけどHeller F型に流用してしまったので、エルラハウベを装着。後頭部の防弾板はガーラントパンツァーを自作。背中のループアンテナはHeller G型から流用。

これが見たくてフィンランド仕様を選んだ。109では珍しいシャークマウス。ただ、キットのデカールは全然ダメだったので手書きした。アップの画像はちょっと厳しい。

4機同時進行だと部品を相互に融通したり出来のいいパーツのディティールを参照できたりするので便利。塗料やセメントが乾くまでの待ち時間で他の作業が出きるので時間も有効に使える。
ただし作業スペースはそれなりに必要なので大型モデルでは難しいのが難点。

おまけ。
補修と比較を兼ねて大昔に作ったAIRFIX旧版のG型を引っ張り出してきた。

こちらは21cmロケット弾装備型。なぜか肝心のロケット弾が未装備(発射筒のみ)状態だったので、今回装填(パーツ保管しといた自分偉い)。出撃できる状態になった。これもキャノピーは他所のキットからエルラハウベを調達。ガーラントパンツァーも自作なんだけど今回作ったのより上手くできてるような気がする。

古いキットなので凸リベットと凸ライン。ラインは筋彫りしたけど凸リベットはもったいないので保全。おかげでマスキングテープでできた塗装の段差をペーパ掛けて均すことができずそのまま。

どうにか2023年中に終わることができた。
これで新年からは新しいアイテムに取りかかれる。

(2024/01/02: 一部修正と追記)


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