新装!中島賢介研究室

勤務大学における授業内容や雑談に関する説明などを中心に綴ります。よかったらお立ち寄りください。

いよいよ施設実習、体調管理を大切に

2013-07-23 08:42:49 | 授業
 保育実習指導(施設)の授業も残すところ後1回となりました。
 有意義な実習にするためには、まず体調管理からだということを繰り返し話しています。
 特に夏場の実習は暑さとの戦いです。実習先によっては、クーラーがなかったり、
 節電のためクーラー稼働時間を短縮したりするところもあるようです。
 まずは、その生活に慣れる必要があります。

 実習に対する態度について
 実習を消極的に捉えていると、ただ驚いたり何となく過ぎて行ったりします。
 毎日、前日夜には自分が立てた実習計画を見直し、明日のめあてを考えておくこと。
 指導職員の方々は、目的をもって動いている学生の姿に期待しています。
 以前に指導したことがきちんとできているか、少なくとも自分なりに工夫しようと
 しているかをご覧になっています。
 もし、指導されたことがきない場合や疑問点は、指導職員に相談・質問してみましょう。
 職員の方々は多忙な中でも、学生が積極的な姿勢であればきちんと答えてくださいます。

 考察する姿勢を大切に
 実習中は、利用児者に対して表面的なことにとらわれがちです。
 確かにその場その場で臨機応変に立ち振る舞うことも重要ですが、
 利用児者の表情や行動の奥にある気持ち、思いに気づいてほしいと思います。
 なぜ、あることが「できない」あるいは「しようとしない」のか。
 そこには必ず利用児者お一人お一人の性格、症状、そして心情があることを忘れないでください。
 一つでもそのことに気づけば、利用児者への関わり方が変わってくるはずです。