DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

ネットワークでつくる放射能汚染地図4 海のホットスポットを追う…メモ書き

2011年11月27日 | Weblog
9月の時点で海水の放射性物質濃度は検出限界未満とされているが測定すると
海上では0.14μSv/h
海面では0.025μSv/hと低下していたものの
海底に向かうほど線量が上がり1μSv/hを突破したところもあり
別の細かい砂の粒子が溜まっている場所では最大で1.74μSv/hであった。

原発から28km水深20m の海底には放射性物質(セシウム)300Bq/kg
32km水深10mで 260Bq/kg

セシウムの濃度は原発からの距離や水深とは一致しない。

久之浜の漁師さんのサンプル取りの結果
放射性セシウム ウニ950Bq/kg(暫定基準値500Bq/kgの2倍)

さらに精密検査をすると
ウニ 2017Bq/kg
アラメ 421Bq/kg と濃縮が認められた。

また、アワビに銀110mが高濃度で認められた(放射性銀の暫定基準値はない)。
魚介類の内蔵に含まれている放射性物質は基準値の測定に含まれない。
海水では検出未満の放射性核種も生体内では高濃度になる可能性がある。
ストロンチウム プルトニウムも測って欲しい。

茨城県平潟漁港中型底引き網漁の拠点
9月のサンプリングでエゾイソアイナメ(底魚)で暫定基準値を超える数値
「海にもホットスポットがあるんじゃないか?」とコメント

文科省の測定で海底の北側270Bq/kg ひたちなか市330Bq/kg
海底土の放射性セシウム濃度が高くなっている
ひたちなか市は南の久慈川と北の那珂川の中間に位置しており
上流にはセシウムの高濃度汚染地域がある。

久慈川の放射性物質濃度は、事故前セシウムの120倍
河川からセシウムが沿岸域に流入しているのか?

鹿島沖水深27m の海底 セシウム1347 33Bq/kg 、218Bq/kg(7月測定値)
南に180km の神栖 50BqBq/kg
銚子沖38Bq/kg 26Bq/kg(7月測定値)
犬吠埼 156Bq/kg 最も南に位置する場所で最高値となっていて
セシウムが北から南へと移動している?

沿岸流によってながされてくるので
南のほうに到達している、細かい粒子に放射性物質がついて移動可能性アリ

セシウムが海底から溶け出して動き回っている?
予想以上に浮遊していて泳いでいる魚にも影響がある。

「除染した放射能の水はどこに流れていくの?」

(引用終わり)

多分、しっかりとした文字おこしは他の誰かがやってくれるから
自分なりにメモってみた。
(いい加減なところもあるので参考程度にしてください、自分のメモですw)

10月25日のブログ 日本近海はちゃんと測ると放射能がいっぱいだよ
でもコメントしたけど
やはり底物(海底に住む魚)のセシウム濃度が高くなっているようだ。
濃縮も認められる。
海底では予想通り広範囲に放射能汚染が広がっている。。

川から流れでてくる放射性物質の移動具合でホットスポットのような場所が
存在するらしいがまだ詳細はわからないようだ。

まだ、詳細というわけではないようだ。
検査をしない国や東電には憤りを感じる。

今晩10時はETVを見てね…ネットワークでつくる放射能汚染地図4 海のホットスポットを追う

2011年11月27日 | Weblog
NHK ETV特集 2011年11月27日(日) 夜10時
12月31日(土) 午前3時15分(金曜深夜)再放送
ネットワークでつくる放射能汚染地図4 海のホットスポットを追う

福島第一原子力発電所は太平洋岸に立地するため、チェルノブイリ以上に深刻な海洋汚染を引き起こした。日本原子力研究開発機構の研究グループの試算によれば、福島第一原発事故で海に放出された放射性物質の総量は、およそ15ペタベクレル(15×10の15乗ベクレル)という天文学的な数値になる。海に流れ出た放射性物質は、どのように広がっているのか。魚介類にどのような影響を及ぼしているのか。番組独自の調査などから海の汚染の実態を検証する。

当初、原発から流出した放射性物質は海で希釈されると考えられた。実際に事故から日数が経過すると、海水中からは放射性物質がほとんど検出されなくなった。ところが、放射線測定の第一人者・岡野眞治博士と行った測定で放射性セシウムが沿岸部の海底に多量に沈殿している実態が明らかとなる。さらに長尾誠也金沢大教授と田中潔東大准教授の共同研究で、こうした海のホットスポット汚染が福島から茨城沿岸部へ移動するメカニズムが見えてきた。親潮や黒潮という日本近海の大きな海流で拡散することなく、岸から近い所を流れる沿岸流や陸地の放射性物質を集めて来る河川の影響が複雑に影響している結果だ。

多くの国民が懸念する魚介類への影響はどうか。測定調査の結果、食物連鎖を通じて放射性物質の濃縮が進んでいることが分かってきた。番組では事故以来、操業自粛に追い込まれている福島の沿岸漁業者に密着しながら、最新の調査結果によって海洋汚染を検証していく。

(引用終わり)

自分が今一番心配していること「海洋汚染」だ。
マスコミが報じないこのことこそ
「ホットワード」なのであろう。
今晩必ずチェックしてね!