アオスタ渓谷で最も有名な城の一つ、フェーニス城は多くの塔と戦闘に適した建築が魅力です。この城は13世紀中頃の文献に初めて現れ、15世紀になる前後に今の規模に拡張されたそうです。18世紀ごろから傷みがひどくなってきたので、19世紀の末と20世紀の前半に修復されて今日の外見になりました。現在はアオスタ渓谷自治区の所有で、博物館になっています。
遠景 ・ 近景
入り口
2013年に来た時の経験からイタリア語のガイド付きでないと中を見学できないのを知っていたので、外観を見ただけで終わりました。
さて、アパートメントで夕食です。
妻が前菜として5種類の料理を用意しました。
5種の前菜
左がオイルサーディンとほうれん草に似た菜っ葉のしょうゆ味炒め物です。菜っ葉に少し癖がありますが、全体として結構いけます。
その横にこんにゃくの鰹節炒め。懐かしい日本の味です。
その下がメロンとパルマハム。メロンがちょうど食べ頃の熟れ具合で、甘い香りが素晴らしい。
その右にキュウリとワカメの酢の物とトマト。その上がナスの田楽で、少し甘めの味噌をつけて食べました。
カレーライス
そして私の好きなカレーライスですが、自宅で作るのと少々違っていて、豚のあばら肉(骨付き)、玉ねぎ、ニンジン、ロマネスコ、ズッキーニ、ジャガイモが入っています。時々見つかる小さな骨のかけらが邪魔になったし、ロマネスコとズッキーニはカレーに合わないのがわかりました。やはりカレーは古典的な具材が良いですね。
ネクタリン ・ ヨーグルト
デザートは2種類あり、ネクタリンとレモンとブルーベリーのヨーグルトです。ネクタリンがドイツで食べるより美味しいと思いました。
飲み物はいつものように妻はワインで私は麦茶なのでした。
〔2017年7月〕〔2023年7月 加筆・修正〕
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