７月２５日 『あの頃の夏休み』

夏休みの季節です・・・。


夏休みのある学生時代に戻りたいと思ったことのある人・・・多いと思います。


僕の大学時代の夏休み・・・


国士舘大学体育学部体育学科に在籍し、部活動はレスリング部に所属していた僕は・・・


正直・・・夏休みなんていらないと思っていました。


朝起きたら陸上の４００ｍトラックを走りまわり・・・


お昼には実践練習・・・


カンカン照りの暑さの中・・・室内でぶつかり合う肉体と肉体・・・


ほとばしる汗・・・


バッチャバチャです・・・


汗の水たまりが出来るんです・・・


くったくたになってるのに追い打ちをかけるように夕方から筋肉トレーニング・・・


トレーニングルームは、男たちの悲鳴で満たされるのです。。。。


（加圧トレーニングといって、ゴムバンドを足や腕の付け根に付け、血流を一時的に制限して成長ホルモンの分泌を促すトレーニング方法をしていました。筋肉痛がなく効率的に筋力アップを図れるのですが、非常に痛みを伴うトレーニングなので、痛みによる叫び声が学校中に響きわたっていました・・・）


・・・


極めつけは「合宿」です・・・


長野県の菅平高原スキー場に行き、冬であればスキーやスノボーで滑り降りるゲレンデを・・・・


駆け上がるのです・・・


そしてコーチが言うのです。


「このゲレンデ・・・一周１０００ｍある・・・　３分以内に戻って来い」


「全員３分以内に入らないと、もう一周だからね」


・・・


・・・


「全員入らなかったからもう一周ね・・・　次は３分３０秒以内に戻って来い」


・・・


・・・


「はい！もう一周・・・次は４分以内ね・・・」


・・・


・・・


ちなみに僕は、どちらかと言うと足が速い方だったのですが、このコース・・・


僕がダッシュで走ったって４分ですよ・・・


しかも７０人で一斉に走って、その中には体重５０ｋｇの人もいれば１４０ｋｇの人もいるのです・・・


物理的に１４０ｋｇの巨漢が山あり谷ありのゲレンデ１０００ｍを、どうしたら３分で戻ってこれるのだろうか・・・


朝の７時から１周１０００ｍのゲレンデのコースを１０周は軽く走るのです・・・。


初めてこの練習をした時・・・　僕は嘔吐しました


・・・


・・・


夏はそんな生活が約１ヶ月続くのです・・・・


授業のある時期の方がよっぽど楽なのです。


夏休みなんていらないと思っていた大学時代・・・


大学を卒業して、もう５年・・・


いまだにこの時期になると思いだしてしまうのです。


植えつけられた恐怖はなかなか拭えるものではありません。。。


『二度と行くか菅平』


というスローガンが耳の奥で響いています・・・。


・・・


僕の学生時代の夏休みでした。。。




めぐみちゃん

「夏が暑いぜ」

７月２４日 『急ぎすぎてしまった結果』

今日・・・新聞を読んでいたら、中国の新幹線が脱線し、死傷者を大勢だしたとのニュースが１面に出ていました。


見た瞬間「えー」ですよ


日本は、ゆっくりと時間をかけて新幹線の安全性を検証してきました。


線路の距離も少しずつ伸ばし、スピードだって２０年もかけてやっと時速３００Ｋｍの速さまで出せるようになったのに・・・


それを中国はたった５年でやろうとしたのは、やっぱり無理があったのではないのでしょうか。


発展を急ぎた結果どと思ってしまいます。








急ぎすぎ・・・


牧場の生活で「急ぐ」ということはあまり無いのですが、ジェラート製造ではいつもかなり急いでいます


僕は朝には弱い方なので、いつもギリギリまで寝て、ギリギリの時間までジェラートを作っています。


そのお陰で朝には余裕が無いのです


そして事件はおこりました・・・


それは今日の朝・・・


いつもは朝の４時半には起きて５時にはジェラートの製造をしているのですが、


寝坊をしてしまい起きたのが５時１５分・・・


「しまった」と思いました


己の出来る可能な限りのスピードで工房に行き、


ジェラートの製造をしましたよ。。。


でも急いだり慌てたりするとロクなことはありませんね・・・


ゴミ箱を蹴っ飛ばしてしまったり、砂糖をひっくり返したりと・・・


なんとかジェラートは作ったものの、作り終わったあとの工房の製造室はボロボロでした


（ゴミ箱やひっくり返した砂糖、洗い物の片づけを全部後回しにした結果です・・・）


まあ、中国の新幹線とは比較対照にするには少しずれていますが、


急ぎ過ぎには注意が必要です・・・

７月２３日 『知られざる加勢牧場の住みにくさ』

加勢牧場のログハウスです。





加勢牧場は山の中にある小さな小さな牧場です。





こんな可愛い牛さんたちに囲まれて・・・


加勢牧場に遊びに来られた多くの方から


「素敵な環境ですね」


と言われることがしばしばあります。


本当にそうでしょうか？？


いや・・・


そもそも山の中ですよ・・・


得体の知れない虫がイッパイいるんです・・・


しかもログハウスです・・・


隙間だらけ


虫さんも入りたい放題


好きな人にはたまらない環境だけれども、ダメな人にはなかなか住みにくい生活環境です・・・




それはそうと、先ほどＮＨＫの番組で、福島県の飯館村の特集をやっていました。


放射能に汚染され、全村避難勧告を受けた村人たちにカメラを向けたドキュメンタリーでした。


その村人の中に畜産農家（肉牛の繁殖農家さん）がいました。


２５年間交配に交配を重ね、代々大切に育ててきた牛を泣きながら手放した農家さんを見たときに、加勢家全員で号泣・・・。


悲痛以外なにものでもありません。。。


それに引き換え、虫が家の中に入ってきただけでブーたれる僕・・・


「なんて小さい奴なんだ」と自己嫌悪ですよ

７月２２日 『こよしちゃん』

今日の夕方の牛さんのお世話の休憩中・・・





さっそうとやってきたのが「こよし」ちゃん


御年１４歳（くらい？）の女の子


僕の足元に来て・・・


ゴロン





「にゃーん（かまってにゃん）」


って・・・


・・・


・・・


こよしちゃん・・・


可愛いぞ

７月２１日 『ホルスタインとガンジーの大きさ』

よく聞かれる質問・・・


「ガンジー牛とホルスタイン牛との大きさって、どのくらい違うのですか？」


こんな感じで違います





見た感じ、これくらい違います。


ホルスタイン種は700～800キロくらいあります。


ちなみにガンジー種は、500キロくらいです。


ガンジー種から頭突きをされると、痛いです


ホルスタイン種から頭突きをされると、痛い＆ぶっ飛びます


・・・


・・・


毎日世話をしていると、ガンジー種は可愛く見えますよ