確かに首輪のところを痒がる。
たまには外してあげよう。

ぽん子「うーーーー楽...」

ぽん子「はーーーーー血行が良い気がする....。」
のびのび。
その時。
歯磨きに洗面台に立った俺は扉を閉めるのを忘れた。
いや...ぽん子が放れているのを忘れていたのだ。
その隙を見逃さないあざとい.....ぽん子。
あっという間にバアチャン達の方に逃走したのだ。
ぽん子...Freedom。
暗闇に尻尾が見える。
夜なので小声で呼んでみる。
チラ見はしますが戻ってきません。
柴犬の特徴であるツンデレ。
マッサージしてあげた恩をなんとも思っていない奴。
私をあざ笑うかのように傍までよってくるが逃げる。
あらがわれているようです。
ふん...お前なんか知らん。