私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

悲しみを癒すのは諦めることではない。

2007-04-13 23:06:27 | 日々つれづれ
一つ課題が解決すれば、また一つ課題を与えられるという日々です。
ようやく、一つ心の中で終止符を打ち、手放そうと思ったばかりなのに・・・

他のアダルトサイトにも私のブログのアドレスが投稿してあったようです。
管理人と連絡を取りましたが、一日で本人による削除が行われたようで、どのような内容が書かれていたかはわかりませんが、今までの嫌がらせと同一であることが判明しました。

そしてそれがきっかけで、今までのネットにおける嫌がらせは、すべて同一の人の犯行であるという裏づけがとれました。
私が疑っていたそれは、事実だったのです。
証明問題を解くように、一つずつをつなげていけば、旦那であることは間違いないのですが、決定的な証拠ではありません。
それがきっかけ、私の心はまた揺らぎ始めました。

私は、憎しみを憎しみで返す方法はもう取りたくありません。
でも、傷付けられた心は、どのようにすれば癒されるのか、わからなくなるのです。
心の傷は、もう永遠に治らず、苦しく怖いという感情を背負ったままになるのではないかと思ってしまうのです。

今日は、弁護士に相談できればと思い、公共のDVの相談窓口に電話をかけました。
弁護士を紹介して欲しいことを話すと、被害届を出していないと紹介は出来ないと言われました。
被害届を出したくない理由として、犯罪となることにより旦那が職を失えば、生活費がもらえなくなること、旦那が犯罪者となれば子ども達がかわいそうだと思うことを話しました。

すべて話し終えると、電話では弁護士を紹介することは出来ないから来所して欲しいと言われました。

私「弁護士を紹介してもらえる基準があれば教えてください。
  弁護士はどういう形で紹介してもらえるのでしょうか?」

相談員「特に決まりはありません。
   お話を伺った上で、弁護士を紹介するかどうか決まります。
   弁護士の紹介は、初回が無料です。」

私「有償でもいいんです。
  DVやストーカー被害の専門の弁護士を紹介してもらえないでしょうか?」

相談員「有償でもいいという経済的に困られていない方には紹介は出来ません。
   また個別紹介は、弁護士も商売ですので、公の機関が個別に紹介することも出来ません。」

私「では、どのようなところで紹介していただけますか?」

相談員「こちらではわかりません。」

私「そちらで紹介していただくと、初回無料ということですが、県費での支払いということになると、支払い基準みたいな規則などがあると思うのですが、それはないのでしょうか?」

相談員「ケースが色々あるから定めていません。」

私「相談員の判断で、紹介したりされなかったりということでしょうか?
  せっかく、仕事を休んで、被害届を出しに行き、そちらで相談したところで、無駄足ということもあるわけですよね。
  仕事を休んで、給料が入らないのであれば、有償で自分で受ける方がいいということにはなりませんか?」

相談員「・・・」

公の窓口で、被害者が何を求めているのか、欲しい情報の提供をするのではない様子でした。
諦めることは簡単ですが、これでは、何も変わらないような気がしました。
私は、自分の欲しいものを与えられる人になりたいと思ったから・・・
そして、県の担当窓口に連絡しました。

私は、相談窓口での対応を話し、実際にどうなっているのかを聞きました。
担当者は、まだ4月の異動で変わってきたばかりでわからないので時間をくださいとのことでした。
形だけの体制だということがわかりました。

もう一度、検索で調べたところ、他のサイトで県内のDV相談窓口一覧たるものを見つけました。
そこには弁護士会による相談窓口が記載されていました。
担当者から電話が掛かってきたとき、担当者もその窓口を口にしました。

DVの中心になる窓口なのに、横の連携が出来ていないこと、そして公のDV相談のチラシにも、その弁護士会の相談窓口が記載されているのに、何故そこを最初に電話をかけた相談員が教えてくれなかったのかを伝えました。
本当に藁をも掴む気持ちで相談していること、そして、電話するのにも勇気がいること、弁護士なんて普段使わないから、どうすればいいのかわからないこと、だからこそ、相談機関、そしてそういう紹介機関でもある貴所が、基本的な情報は提供して欲しいこと、次に同じような質問があれば、今度は答えて欲しいこと、そして当事者だからしかわからないからこそ、お願いしますと電話を切りました。

今回、思ったのは、行政というしがらみがあるからこそ、出来ないこともあるんだなと思いました。
特定の弁護士の情報、病院の情報を相談者に教えることが出来ないのです。NPOなど情報提供出来る機関の必要性を感じました。

わかってもらえないと諦めたら、何も変わらないのです。
本当に必要なものを伝えることも、当事者の役割じゃないかと感じています。
すべてを変えることは出来ませんが、一つずつ変わっていけばいいのだと思います。
当事者でない人には、想像しがたい苦しみがあります。
でも、多くの人にもわかってもらうためにも、当事者は諦めずにわかってもらう努力をしていかなければいけないなと思います。

その後、地元のカウンセラーに、カップルセラピーを引き受けていただけるか相談しました。
無償で、長時間、話を聞いてくださり、深く共感してくださいました。
相談窓口や、警察、弁護士であっても、なかなか当事者の痛みや苦しみが理解してもらえないことの辛さや大変さに、そっと寄り添ってくださいました。
心の中の塊が溶けていくような感覚でした。
私も、そういう人でありたいと強く感じました。

当事者だから出来ることがある。
当事者だからわかる気持ち、共感することの出来る心を与えられている。
そう思います。
子宮頸がんになり、代理出産にて子どもを持たれた向井千秋さんの行動を拝見しながら、強く共感します。
変わらないことを嘆き、諦めていても、前には進みません。
一つ変える努力をすること。
後から来た人が、少しでも楽になれるのを感じることが出来る時、同じ悲しみを持たずに済んだ時、傷は癒えていくのかな、そう思っています。

揺れる心は、揺れるまま、しっかりと見つめていようと思います。
そして心の声をしっかりと聞いてみようと思います。



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