私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

相手の気持ちを考えるということ 2

2007-04-12 22:18:58 | 日々つれづれ
私の中で、相手の気持ちを考えるということは、自分が相手の立場になったとしたらとどうなんだろうと想像していました。
「自分がされて嫌なことは相手にしてはいけない。」
それが基本でした。

でも、昨夜、前記事に書いたことを考えていて、ふと気がつきました。

相手の心と私の心は同じではないから、自分がされて嫌なことと相手は違うのです。
もちろん、道徳的なものとして捉えると同じかもしれないのですが、もっと細かいところは、今までの経験などにより違ってくるのです。

本当の意味で相手の気持ちを考えるということは、あくまでも自分が相手の立場に立つという自分が主体なのではなく、相手の気持ちを汲み取る、想像することなのだと思いました。

自分のものさしを使うのではなく、相手のものさしを想像する。
それによって、本当に大切なことが見えるのではないかと思いました。

かつて私は、母に、「あんたのため」と過干渉に色んなことを言い続けられていました。
それが「自分のため」に必要なのだと思っていたから、自分がそれによって受けてしまった傷を見ようともせず、気にする自分が悪いのだと思っていました。

それと同様に、「相手のために言ってあげているのだ」と思ってしまったり、
自分が傷付いたことに気がつかないので、相手もこれくらいなんともないだろうと、一番痛いところを突いたりしていたような気がします。

自分は平気でも、相手は傷付くことがある。
なんでもない言葉に傷付けることもある。

相手の傷は、なんなのだろう。
過去に何があったのだろう。
そう考える余裕を持つことが出来るのが、本当に相手の気持ちを考えることなんではないかと思いました。


最近、長男が自分の思い通りにならないと、ふすまを蹴って音を立てるようになりました。
近所迷惑だし、止めさせなければいけないという思いで行動していました。
近所迷惑だということ、夜に音がしたら嫌じゃない?そんなことを長男に話して聞かせても、それは止まらず、ちょっと気に入らないことがあると、ドンドンと大きな音を立て始めるのです。

今朝、ふと、こうする長男のメリットってなんなのだろう?
考えてみました。
こうすることで、私がすぐに飛んできてくれます。
時には、なだめようと要求を聞き入れます。
それは長男にとって大きなメリットなのです。

どんなに大きな音を立てても、立てているうちは、傍にいかない。
話を聞かないことを話しました。
そして、その音を聞きたくないからと他の部屋に行きました。
しばらくは、音が続いていましたが、自分でそれを止め、きちんと自分の気持ちを話してくれました。

夕方、同様に、ドンドンと音を立てましたが、同じように応じない態度を取ると、諦めてすぐに止めました。
ずっと長男がそれをさせていたのは私がメリットを与えていたからだと思いました。

たまたま、ふすまを蹴ってみた。
すると、お母さんがすぐに反応してくれた。
それが『快』となり、何かあればこうすればいいのだ、と無意識のうちに思わせてしまったのだなと思いました。

ドンドンしてうるさいから止めさせなければいけないと思っているときは、近所のこと、うるさいという自分のことしか考えていなかったように思います。
迷惑だということを教えたら止めるのではないかとか、穏やかに言い聞かせればわかってくれるのではないかと思っていました。

迷惑なのはわかってるけど、長男は止められなかったのです。
それが『快』だったから・・・
『快』ではないと思えば、する必要性もなくなったということでしょう。

まだまだ、相手の気持ちになるって難しい。
たくさんの経験とたくさんの悲しみが、相手の気持ちを共感できる心を作っていくのかなと思っています。
だとしたら、私は恵まれているのかもしれません。
たくさんの経験を得る機会を与えられているから・・・・




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相手の気持ちを考えるということ

2007-04-12 21:50:31 | 日々つれづれ
カウンセリング72の記事に対する、ちどりさんのコメントで私は、ハッとしました。

>ねこさんなら何をしても最後は許してくれると思っている様です。自分が犯人だと判明しても。

>夫さんのピンポンダッシュは、ねこさんを怖がらせる為でなく、ねこさんとコミニケーションを取りたいと、婉曲な形で表現していると感じました。


私は、それをしているかもしれない旦那に対して、嫌悪感を示すだけで、自分の気持ちでしか、その行動を理解しようとしていませんでした。

旦那は、何のためにそんなことをするのだろう。
それをした時の旦那のメリットはなんなのだろう。

私は、旦那ではないし、影で人を苦しめるよりも、正々堂々とぶつかる方が好きなので、旦那の気持ちには共感することが出来ません。
でも、もし旦那だったらと一生懸命考えてみました。

防犯カメラが設置されていないといえど、そこにはダミーの防犯カメラがついています。
なので、内情を知らない限りは、そのドアも貯水タンクも、防犯カメラに映ると思うはずです。
通常は、そのドアを使いません。
ドアも低く、かがんで通らなければならないし、ゴミを出す以外には、そこを使う必要性というかメリットはないのです。
それを考えると、酒を飲んだり、仕事で忙しくてストレスによる咄嗟的な行動ではなく、計画的な行動だと考えられます。

HPの荒らし行為などにより、私の不安を高め、もしかしたら旦那に相談し頼ってくるかもしれないと考えたのかもしれません。
そして、もう一つ・・・
HPの運営を出来なくさせて、収入がない状態に追い込めば、旦那に頼らざる得ないと思ったのかもしれません。

あくまでも私の想像に過ぎませんが、もしそうだとしたら、その行動に無視し続けることにより、もっと不安にさせるような行動で私を追い込もうとするでしょう。
自作自演のように、私を傷つけ追い込み、そして自分が守るというような役割を持ちたいのかもしれません。

私は、HPのブログを更新するのを最低限にしていました。
極力、自分の情報を与えたくありませんでした。
でも、それは、無視ではなく、私が抱いている不安や怖れを表しているようなものでした。

今回の訪問とアダルトサイトへの写真の掲示により、私は一つ先に進めたと思います。
私は、直接、旦那とやり取りをするのは怖いです。
なので、HPのブログによって、旦那へではなく、ストーカー的な行為を行っていた人に対して、自分の気持ちを綴ってみようと思います。

あくまでも、そういう行動を取った相手のことを批判するのではなく、
相手の苦しんでいる気持ちに共感していること、
そして自分の病理性に気付き、楽になって欲しいと思うこと、
これ以上、同じことを繰り返せば、繰り返すほど、苦しむんじゃないかと思うこと、
そして、私は、その行動に対して、もう振り回されないという強い気持ちを綴ろうと思います。

ずっとHPのブログを楽しみにしてくださって、何度も訪れてくださる方に対しても、きちんとお詫びをして理由を綴りたいと思います。
そして、顔が見えないところでの行為が、どんなに人の心を傷つけるかも説明することが出来たらいいなと思います。

私は、一年間近く、HPのブログを書くことに対して恐怖を抱いて苦しんできたけれど、それによって得たものもあります。
だから、もう例え、これが旦那の行動だとしても、ゆるそうと思います。
このことがなかったら、私は多くの人に見守られているんだ、温かい人たちの中にいるんだということに気がつけなかったからです。
苦しんだけれど、代わりに得たものもあるから、私は、されたことに焦点を置くのではなく、得たものに焦点を起きたいなと思います。



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