渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

青梅赤ぼっこから天狗岳へ

2012-11-06 | Weblog

天狗岩

2012.10.20

大宮夫妻、岩佐夫妻、淡路夫妻、野田さん、石田さん、均

 

地味山の場合 もより駅より登山口まで 全く道標が無いこともある。自力でたどり着かなくてはならず けっこう手強い。今回のコースもそのたぐいのようだ。

登山口には 車止めが作られているだけで道標は無い旨 ガイド本に記載されていた。そのようなわけで 青梅駅から登山口まで スムースに行くことができるように 集合時間の1時間前には 青梅駅に到着して 登山口までのコースを下見しようと思っていた。

 

しかし青梅駅に着いたのは 集合時間の30分前。これでは時間的にきびしい。とにかく 行けるところまで 行ってみようと思い行動開始。まずは住吉神社へ。この本殿下の石段でシルバコンパスを落してしまい 3個のパーツに分解してしまった。いやな予感を持ちながら旧青梅街道に出たところで 予感的中 さっそく道を間違えてしまったようだ。

 

民家の庭先で掃除中の 婦人に道案内を請う。延命寺の入り口にある五重塔を右に見送り 宗建寺までの道順をチェックしたところで ロケハン終了。本日は久しぶりに参加の大宮夫人を迎えて 総勢9名。09:47青梅駅を出発。

宗建寺の裏口より きれいに手入れされた境内に入った。締め切られた本堂より 聞こえる読経を背に 山門より出で 右手に進む。青梅街道に出たところで 向こうからやって来た 地元の人に 再び道案内を請う。

 

多摩川に架かる調布橋に着いたのは 10:06。清涼な流れを眼下に眺め 右手に奥多摩の名峰 大岳山を仰ぎ見ながら小休止。ネットで仕入れた情報によると この橋を渡ったところにある ガソリンスタンドの手前の道に進まないよう注意喚起の記載があった。しかし 行ってみると ガソリンスタンドは存在せず 真新しそうな 戸建住宅が建っていた。

順路の交番前までやって来て一安心。ここから先は 一本道といってよいはずだ。ガイド本によると 登山口の近くに 青色の民家があるという。それらしき地点に着いたが 青色の民家など存在しない。これもすでに存在しなくなったのだろうか と一瞬思ったがそうではなかった。経年変化で青色がすっかり退色してしまったようだ。廃屋なのかなと 見ると裏庭に住人がいた。

 

10:30無事登山口に到着。無いはずの道標もしっかりと 設置してあった。仕入れた情報はかなり古いもののようだった。小休止の後 車止めを越えて 山中に入ろうとした直前に 一台のマウンテンバイクが 一足先に山中に 入っていった。これは ラッキー。露払いをしてもらえそうだ。山中は やや荒れた感じで ところどころ ぬかるんだりしていて 滑るので用心して進む。いろいろな茸が 顔をだしていた。

やがて沢沿いの道が終わると コースは尾根に続き 快適に歩を進める。一直線の道の向こうから 物音が聞こえた。音源はスピードを上げた マウンテンバイク。道脇に身を寄せて 暴走バイクをかわす。我々より一足先に山中に入ったヤツ のようだった。道は雑木林の中に続き 展望はほとんど得られない。なにやら臭うなと その先を樹木越しに見ると バカでかい煙突から白煙が立ちあがっていた11:03。

分岐に着いた11:35。帰路にとる予定の 駒木分岐だろうか。それにしてはその手前にあるはずの 二つ塚を踏んでいない。おかしいなと 思いながら歩を進めた先に 二つ塚を発見。やれやれである11:42。

 

これより先は 左手に金網が続くようになった。興ざめな金網である。休憩中のマウンテンバイクの3人組に挨拶して進む。左手に大きな施設が見えてきた。

 

金網はこの施設のためにあることがわかった。多摩地域廃棄物エコセメント化施設と表示され 一般廃棄物の最終処分場なのだそうだ。途中で見たバカでかい煙突もここの関連なのだろう。人の気配は感じられないが 稼働しているのはまちがいない。山桜の大木が続く中 歩を進める。帰路にとる駒木分岐には12:01着。

この先に馬頭観音があった12:07。どんぶりに 一円玉 五円玉が山盛り状態で 奉納されていた。この先から林相が変わり モミの大木が多く見られるようになった。金網から別れ右へ鋭角にまがった先に 鉄塔が現れた12:21。ここだけ 樹木が左右に切り開かれており 日当たりがよく 見晴らしも良い。風に揺らぐススキと虫の声 里山の秋の風情である。

 

更に尾根道を進んで行くと 木の階段が現れた。これを登りきった先が 赤ぼっこ と天狗岩の分岐である。この分岐で 階段を登ってくるメンバーを待つ。静かな山中で ガサゴソと音がした。物音の先を見ると 大きなヘビが 登山道から草むらへと 移動中だった。青大将だろうか。思いがけず びっくり。

 

赤ぼっこには 12:30着。妙な名前である。どこにも名前の由来は書いてないので 日向ぼっこの親戚ということにしておこう。赤ぼっこからの 眺めはすばらしかった。北側には 青梅の街並みが広がり その向こうには 奥多摩の山々が屏風のように連なり 東側には 西武ドームが望めた。その向こうには林立する高層ビル群が蜃気楼のように うかんでみえた。

ベンチが二つ。すわるのに適当な切り株も多数あり これらに陣取ってランチタイムとした。野田さんより自家製柿の提供あり。見晴らしはよいのだが 風の通り道でもある。動かないでいると 少々寒く感じた。13:10赤ぼっこ出発。

 

次は本日のメーン天狗岩だ。分岐までもどる。ガイド本には 稜線から道標に従い一気に下って登り返せば天狗岩と書いてある。急階段を一気に下るわけだが 帰路は逆、登りになるので これは大変だなと思いながら下った。下りきったら今度は岩まじりの急登である。これをこなして 13:30 天狗岩にたった。

 

こちらも好展望の場所ではあったが 赤ぼっこからの眺めの方が より優れていた。天狗岩の上にいるので 岩がどんな形状なのか わからない。細長く先に突き出しているので 天狗の鼻の上にいるのだろうという 想像はできた。

天狗岩は 本日のハイライトのはずだったが エネルギーを消耗して わざわざ やって来るほどの ポイントとは到底思えなかった。とはいえ 踏んでみない事には 様子はわからないので よしとしましょう。もう二度と来ることは無いであろう 天狗岩に別れを告げ いったん下って 登り返す。

 

駒木分岐に戻って来たのは 14:25。ここより 道標「畑中 駒木町」に従う。沢沿いの道は 抉られたような 箇所が多くあり歩きにくかった。 これを 遮二無二下っていく。駒木野林道に出たのは 14:45。ここには何も道標が無かったが 悪路が終わり ほっと一安心。林道を進み住宅街に出たのは15:10

のどかな風景の中の 住宅街だなと思ったのも ほんのつかの間だった。狭い道に 大型ダンプが次々とやってくる。路面清掃車までやって来た。どうやら 山中で見た 施設の関連なのだろう。これでは周辺の住民は大変だろうなと 思いながら 青梅駅を目指す。途中には古くなった 建設反対の看板もあった。多摩川に架かる白い吊り橋の 鮎美橋までやって来た15:33。

 

吊り橋の欄干の手前に 置物のような 猫あり。人慣れしているようで 我々が ちょっかいをだしても 全く動じなかった。ここから 駅に戻る途中の分岐で 直進かな 左かなと 話していると 近くの民家の台所から「真っすぐよ」と声をかけていただき 感謝。青梅駅に着いたのは 15:50。

 

16:04発の電車で立川駅へ向かう。立川駅から 本日の立ち寄り湯 高砂湯へ。450円払い 入浴。幸いすいていたので 助かった。さっぱりできた後は立川駅近くの 北の家族へ。18:00入店。 21:00まで楽しく 本日の反省をした。

青梅 赤ぽっぽ 天狗岩 登山その1

青梅 赤ぽっぽ 天狗岩 登山

次回 渓芯会 山行案内

日向山 404m

2012.12.1.

小田急線 伊勢原駅 北口 09:15集合

伊勢原駅 北口    09:30

↓     神奈中バス  

日向薬師バス停    09:55

↓      歩

日向山        11:10

       ランチ

          12:00

↓      歩

七沢荘        13:30

       入浴

           15:30

↓      歩

広沢寺温泉入口バス停 15:46

       神奈中バス

本厚木駅       16:10

       歩

はなの舞 本厚木南口店 16:20

       反省会

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1 コメント

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Unknown (kk)
2012-11-08 15:16:45
動画2点呼び込みに失敗、見ることかなわず。アナログ受信の悲しさか。
写真の構図はなかなか楽しめます。

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