渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

早春の湯河原梅祭りに幕山登山

2011-03-06 | Weblog

湯河原 幕山
2011.2.26
大宮夫妻、岩佐夫妻、名子夫妻、淡路夫妻、野田さん、待野夫妻、山元夫妻、均

湯河原駅に着いたのは、08:15。車中で一緒になった名子夫妻と 駅前に出てみると 人影は少なく閑散としていた。幕山公園行きのバス乗り場には 3人しか並んでいなかった。駅に設置された掲示板には 湯河原梅林7分咲きと書かれていた。

梅目当ての人で 混雑を予想していただけに 拍子抜けの感があった。しかし 閑散としていたのは、ほんの一時であった。08:33着の電車から
はきだされた人達で 駅前はあっというまに 人であふれかえった。幕山公園行きのバス乗り場も 長蛇の列ができた。定刻少し遅れの08:50バスは 満員の客を乗せて湯河原駅を離れた。約15分で幕山公園駐車場に着いた。

公園近くの広場で足ごしらえをする。雲ひとつない快晴である。気分爽快と周囲を見渡すと 空中にごみが浮遊している、いやごみではなく 花粉だ。けむりの様に見える花粉の飛散を目にした 悲惨な思い出も過去にあった。現状はというと、
それほどではないものの、多量の飛散があることは 間違いない。周囲の杉の木を見ると 毒々しい茶褐色に色づいており 花粉症の者にとっては、寒気のする光景である。09:15歩行開始。久しぶりの幕山登山である。本日は お隣の南郷山は省略して 幕山公園から幕山をピストンとする。いつのまにか有料となったようだ。入園料200円を払って 湯河原梅林に入った。

幕山のふもと一帯は 淡い色彩の梅の花で染められていた。現在7分咲きとあったが 満開となれば さぞやゴージャスな 眺めになるのであろう。

梅林の中に続く道を歩いて 少しずつ高度を上げる。大勢の人がおしかけているので 渋滞するような箇所もあったが 急ぐ旅ではない。比率でいえば 白梅7に対して紅梅3といったところか。それぞれ種類が豊富なようだ。

「見驚」と書かれたプレートあり。見て驚いた? 野梅系。花は淡紅色で大輪八重咲きと書いてあった。「楊貴妃」豊後系園芸品種というのもあった。極め付けは「淡路枝垂」下山時に富美子夫人にネームプレートと一緒にカメラに納まっていただいた。 

いろいろな梅が咲き乱れる中 ゆっくりと進む。昨日は最高気温が20度を超える 暖かい一日であった。本日は一転して 最高気温は10度くらいという 予報であった。寒さを覚悟してやってきたわけだが 梅林の中は 日差しが降り注いで
春爛漫。幕山の岸壁にとりつく クライマーが見えてくるところまで 登って来た。

ここまで来ると 梅林を眼下に望むようになった。観梅目的の人達の姿はなくなり 混雑から一転して静かな山歩きとなった。途中のベンチで休憩中の家族あり。4才くらいの男の子と 6才くらいの女の子を連れた若夫婦だ。
この家族とは前後して歩くようになった。我々よりも先に あずまやに着いた男の子は 幼稚園の つばめ組だそうだ。あずまやから さらに高度を上げていくと べた凪の相模湾を一望することができた。

光る海に浮かぶ初島を従えた真鶴半島の眺めをしばし楽しむ。静かな山中だなと思ったのも ほんの束の間のことであった。前から後ろから続々と登山者がやってきて すれ違う。数は少ないが 山ガールにもお目にかかれた。「頂まで15分」と書かれた案内板を通過。頂も近いと勇んで進むが なかなか頂にたどりつかない。下りてくる人達にあとどれくらいか尋ねたりもしながら 「15分」の倍くらいの時間を要して 11:00 幕山の頂に着いた。

たくさんの人達で にぎやかな頂だったが スペースはじゅうぶんに空いており 苦労することなく陣取ることができた。腰をおろしてランチタイム。見上げる上空は真っ青だ。飛行機がときおり視界を横切る。飛行機の航跡は 青いキャンバスに画かれた一幅の絵といってもよいだろう。我々が到着したときは まだゆとりのある頂だったが 続々と人がやってきて 大入り満員となった。暖かい日差しがうれしい。なかには Tシャツ一枚の人もいた。

人でいっぱいの頂にかわいいワンちゃんがいた。ミニチュア ピンシャー犬の ロイちゃんだそうだ。ねずみを始めとする害獣駆除を目的に生み出された犬種という。しかしロイちゃんは ゴキブリが出てきても逃げ出してしまうと 飼い主が話してくれた。
12:00下山開始。下山路では わがグループに転倒者が続出した。乾いた斜面上の小石に足を滑らせたことによるものだが これくらいは愛嬌。下りは速い。

35分くらいで あずまやまで下って来て小休止。再び梅林のなかに入り もう一度梅の花を愛でた後 梅の花を背景にして集合写真を撮る。梅の花をも凌駕する美しいメンバーを カメラに収めた。


次は温泉だ。梅林を出てバス乗り場の方へ向かう。その途中で特大のワンちゃんに遭遇。体重58kgのピレネー犬だ。おとなしい犬だけど愛想がなくてごめんね と飼い主がおっしゃったがこれだけ大きいと おとなしくないと困る。バス乗り場の

近くまで下って来たところで ゆとろ嵯峨沢の湯の送迎バス乗り場を発見。先客が並んでいたが20~30分待てば利用できるということだったので 立ち寄り湯は これに決定。

14:20に施設に着いた。大混雑しており入口でしり込みしてしまったが ここまで来てしまった以上 入るしかないと腹を括る。男湯の方は体を洗い 洗髪することも なんとかできた。しかし女湯の方は 洗い桶を手にすることすら困難という悲惨な有り様だったという。観梅の時季 ある程度混むのは仕方ないとしても 立ち寄り湯の選択ミスを反省します。ゆとろ嵯峨沢の湯から湯河原駅まで 無料バスがあるのだが 待ち時間が長すぎる。施設近くの ゆうゆうの里バス停より 路線バス(コミュニティーバス)を利用することにした。
湯河原駅に着くとグッドタイミングで 電車がやって来た。いざ小田原へ。反省会 会場は、小田原駅近くの ふじ丸を予定していた。今回は初参加の山元夫妻を迎えて14名の大部隊である。門前払いのおそれありと思い 小田原駅に着いたところで ふじ丸に☎を入れた。さいわい ふじ丸には 受け入れスペースがあり安堵。人気の居酒屋である。

入店してみると 昼間から酔っ払いで 大繁盛していた。我々も 負けずに酔っぱらうべく 16:30反省会開始。
ふじ丸だけでは 反省が完了せず 筆者を含めた5人組で さらに鶴見で反省を重ねた後 散会した。

次回 渓芯会 山行案内

弘法山

2011.3.26

小田急線 鶴巻温泉駅 改札口 09:00集合


吾妻山     10:00

弘法山     12:00
   ランチ

権現山

秦野駅
↓  電車
鶴巻温泉駅   15:00頃

弘法の里湯 又は 陣屋 にて入浴

↓  電車
本厚木駅    17:00頃
   駅の近くの どこかで 反省会
 


http://www.youtube.com/watch?v=jVLDf-JW3Aw

渡辺 謙さんの朗読

コメント (4)
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