渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

金剛山、日連山、宝山まで

2011-07-28 | Weblog

金剛山と宝山 

2011.7.24

大宮さん、岩佐夫妻、淡路夫妻、均

 

集合場所である藤野駅についてみると 駅前は中学生の一団に占拠されて

喧騒につつまれていた。彼らがいなくなって 静かになったと思ったが 

それもほんの束の間。次は山支度をした おばちゃん軍団のにぎやかな声が

飛び交った。彼女たちが出発して やっと藤野駅は 静けさをとりもどした。

我々は 静かに 0930藤野駅を離れた。

 

本日は 数は少ないが 精鋭6名。盛夏の低山歩きは 無謀ともいえるが

いい汗をかきましょう。まずは狭い甲州街道を走る車に遠慮しながら 道の端を歩いて日連入口の信号より 右手へ下っていく。藤野名物の 野外芸術作品の大作に見守られながら日連大橋を渡る。先日の台風の影響だろうか、眼下の相模川は まるで東南アジアの濁流を思わせるくらいに 変色していた。流木の堆積も目にした。こんな濁り川にも舟を浮かべて釣りをしている人達がいた。

 

橋を渡りきった先で 道が二分していた。前回来た時は 迷ったような記憶はない。勘を頼りに右に進むも 違うようだ。引き返す。赤い鳥居のある登山口には0955着。熊出没の看板があったので ザックから鈴を取りだした。

 

鳥居をくぐって 歩行開始。道は始めからやぶっぽい。登山道に覆いかぶさるような雑草を 両手でかき分けて進む。あまり歩かれない というよりは

  

ほとんど歩かれないコース といってよいだろう。歩き始めは ゆるい勾配であったが すぐに勾配はきつくなった。400メートル クラスの山とは思えぬ急勾配が続く。登山道の傍らに置かれた丁目石や、点在する大輪の やまゆりには、大いに励まされ 一方 ときおり へばり付いてくる 尺取り虫には

 

 

脅かされながら 高度を上げていく。道は樹林の 中に続いたが 突然視界が開けた。眼下に先ほど渡った 日連大橋が望めて 高度を稼いだことを実感。

この後さらに勾配が増したが これを頑張ってこなして1035金剛山に着いた。

 

展望はきかないが それよりも 木陰がうれしい。緑の樹林におおわれた頂は

野鳥とセミが かもしだす美しいハーモニーに つつまれていた。

岩佐夫人より 塩アメの提供あり。汗をかかされた後の 塩味がうれしい。

小休止の後 次は峯の頂を目指す。せっかく稼いだ 高度をいったんはきだし

分岐を左にとり 登り返す。峯も金剛山と同様樹林におおわれて 展望のきかない頂のはずだった。1108峯の頂に着いた。

 

驚いたことに 周囲の木がとりはらわれて 以前と全く違う 明るい雰囲気に様変わりしていた。空気が澄んでいれば 富士も望めるようだ。再び分岐までもどり 次は日連山を目指す。

いったん道は下りだし どこが杉峠か分からないままこれを通過してしまった。

 

突然 大きな黒アゲハが登山道上に現れた。休憩がてらチョウの舞を観察。

これだけ大きな成虫ならば アオムシ時代も さぞかし大型だったのだろうなと ケムシ アオムシ 嫌い人間らしい感想をすぐ持った。

観察の後 進んで行くと道はまた登りとなり 汗をかかされる。先頭を進む

淡路さんは ストックとうちわを 巧みに繰り出して クモの巣を払いながら

道を開く。日連山には1155着。ランチタイムの時間ではあるが 日連山の頂は写真タイムのみで 通過。宝山には1210着。頂から少し行った所に

見晴らしの良い ランチタイムに格好のポイントがあったはずだと 進む。

 

しかし記憶違いだったようで どこまで行けども それらしき所は現れず。

しかたなく 登山道上の斜面に腰をおろした1225。平らな所がないので

居心地が悪かったが いたしかたなし。中途半端な場所でのランチタイムは

過去にもあったなと思い出しながら パンをぱくつく。登山道を塞いでいるので 他の登山者がやってきたら やっかいだなとは ちらっと思った。

しかし本日ここまで全くの無人。無用の心配といってよいだろう。今まで動いている間は気付かなかったが やぶ蚊多くいるようだ。 じっとしていると これが襲ってきた。最悪のロケーションといえるが 唯一の救いは 風だった。

下方から風が吹きぬけてくれて 天然エアコン状態で実に快適であった。

1300ランチタイム終了。下り始めると いきなりロープの急降下がまっていた。これをこなした先が 沢沿いの道だった。先日の台風の傷跡だろうか、かなりな悪路が この先続いた。

 

 

山中から集落に出たのは 1330

結局 本日は山中において 他の登山者に会うことは無かった。畑が広がるなかに 民家が点在するのどかな風景であったが 舗装路歩きは照り返しがきつく 山中よりもかなり暑く感じた。畑では かぼちゃ、栗、キウイ、トウモロコシ、ツルムラサキなどが 育てられていた。その中に 見慣れぬものあり。

 

12メートルくらいの高さの支柱に ツルが絡んで伸びている。これは長いも

だと教わった。地元の婦人に藤野駅への近道を教えてもらったが これが仇。

少し進んだ先で 右手に細い道を下るような案内だったが 行った先は行き止まり。引き返すことになり 余分に歩くこととなった。

 

1415藤野駅に着いた。今回の立ち寄り湯は 東尾垂の湯を予定していた。

しかし送迎バスの時間によっては やまなみ温泉も視野には入れておいたが

臨時休業の旨 掲示されていた。選択の余地は無かった。バスの時間まで所在なく待つこととなった。1440のバスで東尾垂の湯へ向かう。東尾垂の湯の

 

駐車場は あふれんばかりの車でうめつくされていた。850円払って施設に入った。大混雑を覚悟して入ったわけだが 施設内は さほど混んでいなくて安堵。

手早く汗を流した後は ビールがうまい。

 

藤野駅に戻るバスの時間は 1615の次は 1735だ。

1615の便は タイトすぎて間に合わないだろうと 思っていたが

幸いなことに この便を利用することができた。バスは 座席数にぴったりの

客を乗せて東尾垂の湯を離れた。

次は反省会だ。藤野駅近くの 風里に入る。都合よく一階のテーブル席が空いており これに腰を落ち着けた。生ビールで乾杯の後 笹一の冷酒で 盃を重ねた。いや 重ねすぎてしまった。次回の日程を決めるのも 忘れてしまったし 店を出た時間のメモもとり忘れた。

 

帰りの電車で気持ち悪くなり 同行の大宮さんに ご迷惑をおかけしてしまい

反省しております。

  

次回  渓芯会 案内

荒崎 潮騒の道から ソレイユの丘へ

2011.9.10(土曜)

京急 三崎口駅 改札  09:30集合 

三崎口駅    09:30

↓     歩

和田長浜海岸  10:30

↓     歩

荒崎公園    11:30

  ランチ   12:30

 

ソレイユの丘  13:10

  入浴    15:35

↓    バス

三崎口駅    15:50

↓     京急

京急久里浜駅  

一升屋     16:30頃

     反省会

 

 

 

渓芯会ハイキング

コメント
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