渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

陣馬山の頂上は登山者で賑わっていた。

2014-03-28 | Weblog

陣馬山     2014.3.23

岩佐さん、淡路夫妻、野田さん、石田さん、安藤さん、均 

集合場所の藤野駅改札口を出て 目に入ったのは 小旗を手にした おじさんだった。「トレイルレースの選手の皆さん バスはこちらですと」と連呼している。階段下の 駅前広場は 選手を待つバス群に占拠されていた。そのため 我々の乗車する路線バスは 広場の隅で肩身の狭い思いをしているように 感じた。第二回 峰山トレイルレース用の シャトルバスが 大会のスタート地点と藤野駅とを 運行しているようだった。

 

藤野駅08:00発 和田行きのバスに連絡できる 下り電車が藤野駅に到着した。

久しぶりに参加するという 安藤さんの姿を探すが 見当たらない。携帯を入れたところ まだ高尾だというので 安藤さんを待つことなく 出発することにした。なにせ次のバスは09:12なのだから待っているわけにはいかない。

バスは ほぼ満員の登山客を乗せて 定刻一分遅れで 駅前を離れた。乗客の大半は 陣馬登山口バス停で下車。我々は 2つ先の上沢井で下車。

 

バス停脇にフキノトウの群落を見つけた。早春の味フキノトウは 残念ながら育ち過ぎているようであった。車道を跨いで 石垣にとり付けられた 一ノ尾根コースの案内板に導かれて 山中に入った。

 

まずは竹林の中に続く道を進む。今が見ごろと言った 梅の木が何本かあり 目を楽しませてくれた。2月のドカ雪の影響により 山行が伸びてしまい 本日の運びとなったわけなのだが その雪のせいなのか分からないが 山中は 荒れた感じがした。足元はあまり良くなかったが 見上げれば 文句なしの 快晴である。高度をあげながら 振り返ると 木々の間から真っ白な富士を望むことができた。陣馬登山口からの道を合わせたのは08:47。ここから先は 今までと打って変わって 道が良くなった。

 

木立の中に陽がふりそそいで なかなかいい風情だなと休憩がてら眺めていた。何かが動いた。猫だ。かなり太った猫だ。いや猫ではなかった。猿だ。その隣にも 一匹いた。皆で様子を注視していると一つや二つどころではなかった。続々と現れた。その数20頭から30頭。もっといたのかもしれない。遠望だからよいが これだけの数が 近くにやってきたら怖い。09:05ベンチの置かれた所で休憩。ここで 野田農園の柑橘類の振る舞いあり。重いところ お疲れさま。おいしく頂戴した。

梅の花以外は 何も無い山中だなと 思いつつ高度を上げていった所 黄色の花が目に入った。周囲をよく見渡すと 同じ木が群生していることが分かった。

 

帰宅して調べてみたところ アブラチャンのようだ。花は小さいが 群生していると絵になる春景色である。アブラチャン越しの富士をカメラに収めた09:18。花が小さすぎるので知っていて見ないと 富士しか目に入らない 写真といえる。安藤さんは タクシーを利用して我々を 追いかけると言っていた。その後どうしているだろうと 思っているところへ 携帯に連絡が入った。その時点で立場が逆転していることが分かった。09:50和田からの道を合わせる 分岐に着いた。ここに 上沢井2.7km  陣馬山1.5km  和田1.2km と書かれた案内板あり。この案内板の上に 安藤さんの 置手紙あり。「9:10通過 K.A」と 書かれていた。安藤さんは 我々が入山した上沢井よりも ずっと奥の 和田から入山したことが分かった。安藤さんが この地点を通過して40分経過している。すでに頂に到達していのかもしれない。頂に着いたら連絡が入るだろうとは 思っていたが その後音沙汰がなかった。頂は携帯の 圏外であった。

 

我々が 頂も近いだろうと思われる地点にやってきたのは 10:12。残雪があちこちに見られるようになった。陣馬山0.7km地点 10:17着。あとひとふんばりである。山頂直下の急階段までやって来た10:35。これをこなさないと頂に届かない。これを何とか頑張って 陣馬山の頂の一角に着いたのは10:42。さえぎる物のない 大展望である。真っ白な富士が大きい。

 

遠く南アルプスも遠望することができた。頂はたくさんの 登山者でにぎわっていた。先着の安藤さんが テーブルを確保していてくれたので そこへ腰をおろした。

富士を背にランチタイム。おなかがいっぱいになり 暖かい陽射しも降り注いだせいか ボーッとしてしまった。上着を柵にかけておいたことを すっかり忘れてしまっていた。下山する段になって 淡路さんに声をかけられなかったら 頂に置き去りにする所であった。11:55下山開始。当初の予定通り栃谷尾根を選択。下りは速い。12:28栃谷まであと1.2km地点通過。お茶畑のひろがる栃谷の集落に下りてきたのは 12:45。のどかな雰囲気の 山里である。

 

ここから陣馬登山口バス停まで 舗装路歩きとなる。退屈な舗装路歩きのなぐさめは 沿道に咲いた 背丈の低い スイセンだった。陣馬登山口まであと1.4km地点に着いたのは 13:10。休業中の特産品販売所前 13:18通過。

 

予定より大幅に早い。本数が少ないので 陣馬登山口バス停の時間をあらかじめ調べてはいた。14:39と15:49だ。どんなに早く下りてきても 14:39のバスは無理だと思っていた。全くの見込み違いだった。事前の調査が役に立たなくなってしまった。バス通りに出たのは13:33。バス停でもない所になせか バスダイヤが掲示してあった。時間を見ると13:49のバスがあった。

 

場合によっては 藤野駅まで歩くことも視野に入れていたが ちょうどよい。ラッキーだった。藤野駅に着いたのはちょうど14時ごろ。14:08発の電車で

八王子駅へ向かう。あとは お決まりのコース。

八王子温泉で汗を流し 小樽横丁で反省会。

お疲れさまでした。

陣馬山写真その一

陣馬山写真その二

陣馬山写真その三

次回   渓芯会 山行案内 

三浦富士

2014.4.13

京急津久井浜駅 0855 集合 

津久井浜駅  0900

  ↓ 歩

三浦富士   1020

  ↓ 歩

砲台山    1130

  ランチ

       1230

  ↓ 歩

津久井浜駅  1430

       1439

  ↓ 電車

 三浦海岸駅 1441

  ↓ 送迎バス

マホロバマインズ三浦 1500

    入浴

  ↓

三浦海岸駅  1639

  ↓

久里浜駅   1648 

一升屋    1700

    反省会

 

 

 

 

コメント
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