渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

天候に恵まれた沼津アルプスは素晴らしかった

2009-03-02 | Weblog
沼津アルプス
2009.2.21
大宮夫妻、岩佐夫妻、淡路夫妻、野田さん、均

本日は 自宅から自転車にのらず 歩いて根岸駅まで行くことにした。まだ真っ暗だ。早足で歩き出すと すぐ眼鏡が曇る。花粉対策のマスクのせいだ。この時季は
マスクをしないわけにはいかないし 困ったものだ。根岸駅05:52発の電車に乗った。根岸線の車中はスキーの板を手にした若者が多数いた。集合場所の沼津駅には08:05に着いた。一本早い電車で着いたので 時間はたっぷりとある。昨年来たときに 利用させてもらった 車椅子でも利用可の広いトイレで用を足す。昨年は トイレがあまりにも広すぎて なんとも落ち着かない思いをしたものだった。しかし 今回は二回目とあって 広さが快適空間に思えた。沼津駅南口8番乗り場へ行ってみると 淡路夫妻が先着だった。沼津駅08:24着の電車でメンバーがそろったところで 木の宮循環のバスに乗り込んだ。08:35バスは沼津駅を離れた。車中で淡路さんより 三代目となる 渓芯会の新しいバンダナが各自に配られた。初代は黄色、そして赤ときて 今回は緑と青の中間の色合いのおしゃれなバンダナである。わがボキャブラリーに この色が存在しないのは なんとも残念である。
香貫台入り口バス停で下車 08:55。

 昨日チェックした天気予報によると 本日は 晴れなるも気温が低く風もあるといっていた。用心して着込んできたが 天気予報とは裏腹に暖かい。暖かいことは喜んでよいのだが 穿いてきたタイツが少々暑苦しい。香貫台入り口バス停から 少しの間 舗装道路を歩いて高度を上げると

駿河湾が見えてきた。そして民家の脇から山中に入った。

始めから急勾配が続く。徳倉山(象山)の鞍部には09:45着。ここで休憩しているところへ 象の頭から四人組が下ってきた。頂からの富士は見事だそうだ。昨年は頂から富士を拝めなかった。今回はリベンジできそうだ。鞍部より直登感覚の岩まじりの急斜面を進む。
行きはよいが帰りが怖い道だ。頂には10:03に着いた。

渓芯会貸し切りの象の頭
である。念願の富士は 少し雲がかかってしまってはいたものの 十分期待にこたえてくれた。そして眼下に広がる町並みと駿河湾は まさに胸のすく風景である。

着いたときには 貸し切の頂であったが 見事な風景に見とれている間に 続々とハイカーがやってきた。沼津アルプスの人気度を実感。休んでいる間に 雲が
続々と湧いてきているようで 富士はその姿を徐々に隠し始めた。10:25再び鞍部へもどるべく 頂を出発。大部隊や小部隊と前後しながら歩を進めていき その名も広場という開けたところで休憩 11:00。

ミサ子手製のケーキをメンバーに試食して頂いた。シナモンの断片が残ったケーキの食感は 店で求めるケーキには絶対に
ないもので 愛嬌ということでお許し願おう。千金岩には11:20に着いた。

眼下にひろがる駿河湾を恣にしてのランチタイム。ポカポカの日差しがありがたい。
昼食をとっている間も途切れることなく ハイカーが行き交う。

ほとんどは中高年だが 若い人も少しはいるようだ。11:55千金岩出発。志下山には12:30着。
この狭い頂の一角に さざなみ展望台と記した看板が 新たに設置されていた。

独行の人が休憩中であった。どこかで見たような人だなと思ったら沼津アルプス
ガイドの作者である渡辺さんであった。

昨年来たときは 渡辺さんが 沼津駅前でガイドのコピーを配っているのを頂戴したものだったが 縁があるものだ。そして
もっと縁があった。私は気づかなかったが 帰路御用邸前から乗ったバスでも渡辺さんと 一緒になったそうなのである。志下山から望める山名を教えてもらった。
一番高いのが金冠山。昨年3月登った葛城山のおとなりさんの 発端丈山はあれだと教わった。沼津アルプスは1997 12月取材なるヤマケイのカラーページで知ったわけだが 渡辺さんによると 最近またヤマケイでこのコースが紹介されたそうだ。その影響もあってか300人からのツアーがやってきたことも あったそうだ。
ヤマケイには「はっきりいって、この沼津アルプスはあまり人に教えたくない、とっておきの低山である」と書いてあるが 雑誌で紹介しておいてその言い草は無いだろうと思うが まさにそのとおり 文句なしに同意。渡辺さんの 伊豆慢歩登山会
は何人いるのかと 尋ねたら 8名だそうだ。入会希望を乞う人もいるそうだが
20年から一緒にやっているメンバーは新たな血をうけつけないとのことだった。
帰路は昨年と同様に 志下山から往路をもどって志下坂峠よりくだるつもりだった。
渡辺さんによると 志下峠からの道は 志下坂峠からの道と比べるとよくはないものの さほど心配しないでも下れると話していただいたので 予定を変更して今回は志下峠より下ることにした。道脇の小さなボケの花を愛でながら志下山から
志下峠の方へ歩を進める。

奥駿河パノラマ台12:50 そして き☆らら展望台を
12:56通過して 志下峠までやってきた。ここから沼津アルプスの稜線から離れて
下山するわけだが 小鷲頭山直下まで行ってみようと しばらく進んだ。しかし道がぬかるんでおり よくないので断念して引き返した。志下峠には13:15再び戻ってきた。これより 下山開始。

いきなりロープの急降下がまっていた。はじめから
脅かされはしたが ロープ場は短い。苔むした岩交じりの道は 一直線に下る。

あまり歩かれてない道とみえて かなり荒れた道だ。どんどんくっだって行くと
突然場違いな感じで 大きな石碑が現れた。元保養館主 安藤正胤の碑とあった。

参道らしき跡もあった。立派な碑なるも世話をする人がいないようで 荒れ放題といった感じだった。花の少ない山中であったが 車道に出る手前で 原色に近い色の花が目に入った13:52。おやなんだろうと 近づいてみると なんのことはない造花が植えられていたのだ。意図は不明だが 悪戯だったら かわいい部類である。バス通りに出た。最寄のバス停は志下公会堂前。ここからすぐにバスを利用する手もあるが 昨年同様 海岸線を少し歩くことにした。その前に7イレブン沼津志下店でトイレ休憩14:15。
店の前で休んでいるところへ 地元の人が話しかけてきた。大平在住だそうだ。
昼間からワンカップでご機嫌である。墓石屋さんだそうで その業界のことを話してくれた。くだをまく酔っ払いは困ったものだが 陽気な酔っ払いはかわいいものだ。酔っ払いと別れて 海岸線を歩く。山歩きに来て 海辺を歩くというのは なかなか珍しいことといえる。


広がる海原とかもめの群れを愛で 潮騒を耳に 暫しここちよい海風に身をまかせた。


御用邸前をぬけて その名も 御用邸前バス停に
14:48着。さほど待つことなく バスがやってきて乗り込む。運転手に 永代橋へ行くには どこで降りればよいか尋ねた。昨年同様 即答は無かった。昨年は沼津港付近で降りてしまい かなり歩くこととなってしまった。少しの間をおいて 市場
町バス停で 下車せよと教えてもらい 15:05バスから降りた。

銭湯 吉田温泉には 15:10 360円払って入った。レトロな湯であることが印象深かったが 熱い湯であったことは すっかり忘れていた。しかしその熱さにすぐに思いがよみがえった。
ガマンしてはいる。始めはつらいが 入ってしまうとなんとかなるものだ。熱い分だけ よりさっぱりできたような感じがした。16:00 吉田温泉を出発。
昼間は その姿を隠していた富士であるが 入相のころになると雲がきれるようだ。昨年同様 吉田温泉の前から富士を望むことが出来た。

反省会は沼津駅北口にある 海鮮居酒屋はなの舞 BiVi沼津店。吉田温泉からバスで行ってもよいが 徒歩15分くらいとあっては バスは利用しない。大宮さんの 腕時計騒動を乗り越えて 海鮮居酒屋はなの舞には 16:40入店。

ビールがうまい。しょうちゅうも うまい。肴もうまい。あっというまに 時が過ぎて 19:20店を出る。
19:34発の電車で沼津を離れた。車中では ワンカップをご馳走になった。飲むと
トイレが近い。トイレはグリーン車の向こうだった。100席くらいあるグリーン車に
客はたったの一人。若い太った娘さんがいるのみだった。景気の悪さをあらためて
実感。せっかくのほろ酔いが少し醒めてしまった。
根岸駅には09:30着いた。

次回 渓芯会 山行案内

弘法山
2009.03.28.


小田急線 鶴巻温泉駅 改札口 09:00 集合

吾妻山    10:00

弘法山    12:00

権現山    13:00

秦野駅    15:00



花見のタイミングがあうことを 期待しています
秦野駅から再び鶴巻温泉駅にもどり、弘法の里湯orゆたかor陣屋 にて
立ち寄り湯の後 本厚木駅へ。
はなの舞 本厚木南口店で 反省会の予定

 

コメント (1)
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