渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

山梨百名山"石割山"頂上より富士山を望む

2006-11-03 | Weblog
2006年10月28日(土)石割山登山へ

八王子06:15発の電車は、高尾どまり。乗り換えるべくホームに下りてあっと思った。ホームが濡れているではないか。手をかざすと雨だ。昨日の天気予報によれば本日は、終日、晴れマークのはずではなかったか。それでも電車が大月駅に近づくにつれて晴れ間が覗いてきたので、一安心。大月駅には予定よりも一電車早い07:05に着いた。すでに富士吉田行きの電車がホームに入っていた。車中にてメンバーの到着を待つ。大月駅着07:19でみんながやって来るはずだ。しかし、大宮さんたちの姿無し。大月駅07:23発の電車を利用しないと後々時間的に厄介なことになる。携帯で大宮さんへ連絡を取った。「大宮さんいったい今どこにいるのですか」、と詰問の口調に思わずなってしまった。すると「もう着いています」と涼しい調子で答えが返ってきた。思わず「えっ」、言っていることが呑み込めない。再度訊ねると、すでに富士吉田駅にいるというのでびっくり。この時間に富士吉田駅にいることはできないはずと首をかしげた。聞けばなんと 前泊したという。おまけに本日の反省会先もすでにロケハン済みというから恐れ入りました。富士吉田駅には予定通り08:05に着いて前泊グループと合流。駅前から望む富士山が大きい。その冠雪した美しい富士を見ながら 08:30発のバスで富士吉田駅を離れた。本日の展望は期待できそうだ。バスは定刻より6分遅れで09:13平野着。道志道の方へ向かって歩行開始。
大名屋敷の面影をしのばせる立派な門構えの前をとおり、禅寺を左手に見送って、
石割神社前社の鳥居のあるところより、道志道とわかれて、左手の雑木林の中に続く道を行く。ゆっくりと高度を上げて、赤い鳥居のある広場に着いた(09:43)。


見上げると山腹は紅葉がすすんでいて美しい。鳥居をくぐると長い階段が続。
苦しいだけあって一気に標高をかせぐ。息切れの慰めは階段脇に顔をのぞかせた、見るからにうまそうな、きのこだった。階段をこなして10:22東屋のある広場に着いた。
ここにリンドウの群落があった。デジカメ初心者の撮影会が始まった。尾根に出るとあたり一面 紅葉、黄葉、その美しさに歓声を上げた。

あいにく山中湖の上にある富士の方向に雲がわき富士はその姿を隠してしまったが紅葉、黄葉の競演に満足。石割神社奥社に着いたのは(11:05)。山名の由来となった巨岩は大きく割れていて人が一人通り抜けられる。(ただし 悪事を働いていると ここを通れないという)ここを三回通ると幸運が開けるとあったが一回のみで勘弁してもらった。ここから頂へは急なのぼりが続く。狭い山道を上から続々と降りてくるのでかわすのに手間取った。明るく開けたと思ったら そこが石割山の頂だった(11:50)。

運良く富士が再び山頂部分の雄姿を披露してくれた。きらきら光る山中湖を眼下に
ランチタイム。気分爽快。杓子、鹿留山のふもとに広がる忍野の静かなたたずまいは一幅の絵だ。名残惜しいが(12:35)下山開始。いきなりの急降下だ。

赤色の小さな実をつけた木があたりにたくさん目についた。真弓らしい。栗がたくさん落ちていたが実はない。小さいアップダウンを繰り返して(13:17)平尾山に着いた。

ここより大平山方面へ向かって、ススキの広がる斜面を急階段で下る。そして鞍部より再び上り返した。平野へ戻るための南方向への分岐がそろそろ現れるはずと進む。しかしそれらしき分岐を発見できないまま別荘地を左に見送り、大平山付近と思われるところまで来てしまった。分岐を探しながらの西進を断念。山中より別れ、別荘地の間を走る舗装道路に出ることにした(13:46)。舗装道路上に標高を示す案内板あり。1200Mの表示だ。これより目指す山中湖のあたりが1000Mだったと思う。その差200M。ゆるい斜度で山腹につけられた車道なので この200Mを下るのにかなり歩かされる破目になってしまった。閑散とした別荘地の道をとぼとぼ下る。ときおり行き来するベンツをみるにつけ、うらめしさがわいてくるが自業自得。すみません。別荘地の空き地になぜかロバが一頭つながれていて 草を食んでいたのを見ながら下り続けた。

山中湖の周囲を走る車道にたどり着いたのは(14:43)。平野方面へ向けて、このバス道路を歩く。最初のバス停山中東小前に着いたのは(14:55)くらいだったろうか。
バスのダイヤを見ると(15:15)がある。行き先は花の都公園とあり、平野経由となっていたのでこのバスに乗れば何とかなると一安心。始めはよく呑み込めなかったが山中湖周遊バスであることが判明。湖をくるくる回っているということだ。道理で車道の反対側にバス停が無いわけだ。平野の石割の湯にこだわっていたが バスは紅富士の湯へも行くことがわかり立ち寄り湯を変更した。(15:15)になったがバスはやってこない。不安に感じ始めたころ(15:23)にやっとバスがやって来た。
紅富士の湯についたのは(15:57)530円。

この施設から富士吉田駅行きの終バスは(17:05)であることを確認の後湯に入った。男湯のほうはさほど込んでいなかったが女湯は洗い場が行列になるくらい、込んでいたそうだ。終バスまでの一時間は思ったよりもあわただしかったが、それでも汗を流した後 軽く一杯やるくらいの時間はあった。そして (17:05)のバスに乗るべく施設前のバス乗り場でバスを待った。7分遅れでやってきた。バスの運転手いわく これくらいの遅れは当たり前だ。
この運転手がよくしゃべる。観光バスではないから、路線バスだから、とおっしゃる割には、頼みもしないのに すでに暗くなって何も見えなくなった観光スポットにやってくる度にガイドのアナウンスが始まった。
サービス精神旺盛だったので 終点である富士吉田駅の少し手前の反省会場
ラーメン屋の前で降ろしてくれと たのんだが これは却下されてしまった。
富士吉田駅着(17:47)450円。

ラーメン屋 ガキ大将ラーメンについたのは
(18:00)ごろ。帰りの電車を気にしながらも 楽しく時を過ごした。富士吉田駅(19:51)発。 大宮さん提供のマティウスロゼでさらに反省を深めた。
(20:49)大月発。 八王子には(21:33) 未明から行動開始の人にとっては、長い一日でした
コメント
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